原作Sol Leesu先生、漫画Poya先生の作品・漫画「セイレン〜悪党と契約家族になった〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「セイレン〜悪党と契約家族になった〜」1話~4話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
その美少女は妖怪か、それとも天使か…!?
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セイレン〜悪党と契約家族になった〜1話~4話の注目ポイント&展開予想
セイレンの恩返し
驚異的な美貌と、人々を虜にする歌声を持つセイレン、アリア。
その能力故にアリアは追い詰められてしまいます。
全てを諦めたアリアの前に現れたのは、自らを悪魔だと告げるバレンタイン公子でした。
彼によってようやく死という救いを与えられるかと思ったのもつかの間…アリアは10歳の頃の自分に戻ってしまいます!
戸惑いながらも状況を受け入れたアリアは、彼への恩返しを決意するのでした。
セイレン〜悪党と契約家族になった〜1話~4話のネタバレ
セイレンとして生きるアリア
アリアは生まれた時からずっと、母親であるソフィアに毎日薬を飲まされ続けていました。
絶対に声を出してはダメだと言い聞かされ、父親にどれだけ暴力を振るわれても痛みを訴えることもできなかったのです。
アリアは自分が虐待を受けなければいけない理由も、薬を飲まなければいけない理由も分かりませんでした。
しかし10歳の春に真実を知ることとなります。
ソフィアは声帯がちぎられた状態で、遺体で発見されました。
そして母と自分がセイレンだったことを彼女は知ったのです。
セイレンとは、脅威の美貌を持つ古代妖怪の名前です。
歌で人を誘惑し、治療して操り、感情を揺さぶる能力を持っていました。
伝説とされていたセイレンですが、コルテーズ伯爵が12年前、誘拐して世界に見せたセイレンがソフィアだったのです。
ソフィア亡き後薬を飲んでいなかったアリアは、虐待で悲鳴を上げてしまい、父親であるコルテーズ伯爵に喋れることを知られてしまいます。
それからアリアはソフィアの後を継いでセイレンとして生かされることとなりました。
皇族や貴族たちの秘密の社交パーティーで歌を歌わされ、見てはいけないものを目にし、聞いてはいけないものを耳にしてしまいます。
絶望の中、アリアは神に救いを求めて祈りますが、神は応えてくれません。
むしろ圧倒的な才能により有名になったアリアを、人々は神のように敬いました。
ボロボロになったアリアに伸ばされた救いの手
しかしある時聖女の主張により、セイレンは伝説通り妖怪で人々を騙しているという噂が帝国全域に広がります。
皇宮の大半がセイレンの声に中毒を起こしていると聞いた人々は態度を変え、たちまち戦争が起きました。
妖怪セイレンの処刑を求める声に皇帝は揺らぐどころか、アリアの足を折って鳥籠に閉じ込めたのです。
身体はボロボロになり、全てに嫌気がさしたアリアが何もかもを諦めた時、目の前に一人の男性が現れます。
○してあげようかと優しく囁く彼は、18歳で親族を皆○しにしたと有名な貴公子ロイド・カルデナス・バレンタイン。
自らを悪魔だと語る彼に、アリアは救いを求めます。
一緒に地獄に堕ちようという魅惑的な囁きとともに彼に抱きかかえられ、アリアは生まれて初めて自分から願い、歌を歌ったのでした。
そのまま息を引き取ったはずなのに、目を覚ますとアリアは10歳の頃に戻っていたのです。
ソフィアが亡くなった後のことでした。
自分の人生をめちゃくちゃにした張本人、父親であるコルテーズ伯爵に、今なら復讐できるとアリアは考えます。
そしてアリアはまっすぐコルテーズ伯爵のもとへ向かい、歌を歌いました。
セイレンの歌声の魅力に取り憑かれたように縋るコルテーズ伯爵に、アリアは冷たい目を向けます。
呆然自失となった彼から、アリアは人魚の涙を奪いました。
人魚の涙には、セイレンが悪意を込めて歌った歌の効果をすべて受け止める効果があります。
彼がこれを持っているからこそ、アリアは一度も父親に反抗することができなかったのです。
二度目の人生は、自分を救ってくれた彼のために
アリアは、改めて過去に戻ったことを実感し、これから何をしようかと考えました。
自分が唯一残ったセイレンだという事実を誰にも知られてはいけないとアリアは考えます。
セイレンの歌は人々を狂わせてしまうからです。
そしてアリアはロイドを思い出しました。
今から4年後に、公国のすべてのバレンタインの血縁家族や使用人が皆○しにされる、俗に言うバレンタイン事変が起こるはずです。
唯一生き延びたロイドを人々は犯人だと非難しましたが、彼が処罰を受けることはありませんでした。
アリアは自分を救い出してくれた彼に感謝していました。
残りわずかな自分の人生を、彼のために生きようかと考えます。
急に人が変わったようにアリアに丁寧に接するようになったコルテーズ伯爵は、アリアをバレンタイン大公国に送ると発言し、それを聞いたメイドは皆愕然としました。
アリアが喋れないと思っているメイドたちは、私生児を理由にアリアを虐めてきましたが、突然コルテーズ伯爵がアリアを気にかけ始めた様子に動揺します。
アリアはあまり気にしていませんでした。
バレンタインの領地へ馬車で向かうアリアとコルテーズ伯爵。
しかしバレンタイン城は簡単に辿り着ける場所ではないようで…!?
続きはピッコマで!
セイレン〜悪党と契約家族になった〜1話~4話の感想&次回5話の考察予想
絵がとても綺麗で引き込まれます!
特にアリアは脅威の美貌を持つという評判にそぐわない美しさでした。
実の父親が最低すぎて可哀想です。
理由もわからないまま、生まれた時から声を封じられるなんて気の毒すぎますね…。
セイレンだと知られた後のアリアはまるで見世物のようで、見るに耐えませんでした。
悪魔のもたらす死が唯一の救いだったなんて辛すぎる環境ですよね。
過去に戻ってロイドに恩返ししようとしているアリアは優しいなと思います。
親族らを皆○しにするような男がアリアを受け入れるのか少々心配です…。
しかも過去のロイドはアリアを知らないでしょう。
この先のアリアとロイドの出会いが楽しみです!
1話~4話まとめ
今回は漫画『セイレン〜悪党と契約家族になった〜』1話~4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
1話~4話の内容をサクっとまとめると
- 幼い頃から父親のコルテーズ伯爵から虐待され、母親のソフィアから毎日与えられる薬で声を封じられて生きてきたアリア。
- ソフィアが亡くなった後、アリアは母と自分が歌声に能力を持つ伝説の妖怪セイレンであることを知ります。
- コルテーズ伯爵に声を出せることを知られてしまい、アリアは見世物のように歌わされ続けました。
- 心身ともに傷ついて、すべてを諦めたアリアの前に現れたのはバレンタイン公子、ロイドです。
- 自らを悪魔だと語る彼の手によってアリアは安寧の死の床についたはずが…なんと10歳の頃に戻っていました。
- アリアは自分の人生を狂わせた父への復讐とともに、残りの人生はロイドに捧げようと決心します。
- そしてバレンタインの領地に向かうのですが、なかなか辿り着けないようでした。