
原作Baeck Yideum先生、漫画Yeonjoo先生の作品・漫画「暴君の愛着人形」はピッコマで絶賛配信中です。
「暴君の愛着人形」28話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
穏やかな時間を過ごすセッツとレイタン。ふとしたことでセッツはレイタンが見覚えのあるブレスレットをしていることに気がついて……!?
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暴君の愛着人形28話の注目ポイント&展開予想
指先から出るものは……
2人で穏やかな時間を過ごす中で、セッツはイートンの言ったことを思い出します。
指先から出るもの、それは穏やかな風でした。
暴君の愛着人形28話のネタバレ
セッツの風
レイタンがしていたブレスレットは、セッツがリゼに渡してほしいとお願いしたものでした。
リゼにつけて欲しかったと落ち込むセッツにレイタンは、母に渡そうが自分がつけようがいいだろうと言うのです。
レイタンはブレスレットが欲しかったのかと勘違いしたセッツはそう言いますが、レイタンはうるさいと一蹴しました。
セッツはブレスレットにヒビが入っていることに気が付きますが、それよりもレイタンがセッツが贈ったものを全て1人で身につけていることに驚きました。
しかもブレスレットは女性用です。
もう一度ブレスレットを作るというセッツにレイタンは必要ないと断りました。
必要ないという割には全部自分で身につけていると指摘されたレイタンは赤くなってそっぽを向いてしまいました。
そして暑いとぶつくさ言うのです。
来たくもない丘を登ってきたのですから、暑いのは当然でしょう。
あの時イートンは指先から出てくると言っていました。
髪にそっと触れ、温かく降り注ぐ太陽のにおいを運んでくる感じ。
ふわり、とセッツの周囲に風が吹きます。
セッツは思わずレイタンにそのことを伝えようとしますが、レイタンは真っ直ぐ前を見て、嘘じゃなかったと呟きました。
セッツがレイタンと同じ方を向くと、そこにはたくさんの金の蝶が飛び交っていたのです。
まさか本当に見られるとは思っていませんでした。
ここまで来た甲斐があったと笑顔を見せるセッツ。
信じてもらえないかもしれないけど帰ったらルナにも教えてあげようとはしゃぎます。
そして日記にも書いて記憶に留めなきゃ、と笑いました。
そんなセッツを横目で見て、レイタンも微笑みました。
来た甲斐があった、と。
そんな2人を遠目で見ている人物がいました。
遠く離れた大木の上。
そこにいたのはイートンです。
潰れたケーキに飲みかけの水とはいえ、よく揃えたと笑います。
この丘はシャルフィナが埋められた場所でした。
遺骨すら消えて空になった墓……。
へレイス皇帝が統治し、イートンとシャルフィナが生きていた時代のことです。
彼らが建てたデンヘンデル帝国最初の神殿。
古代神殿はへレイスの子孫が建てた新しいものより数倍大きく、この丘からリゼの宮殿までが神の領域でした。
しかしイートンが永遠の眠りについてから全てが変わったのです。
威容を誇っていた巨大な神殿は崩壊し、それ以降は名ばかりの神殿が建てられていました。
デンヘンデルも愚かな皇族たちもこの場所も全てが変わってしまったのです。
しかしシャルフィナはここに埋められました。
なぜここに埋められたのか、なぜイートンが殺す前に勝手に死んだのか……。
イートンは生きていた頃のシャルフィナを思い出していました。
イートンがどこにいても探し出せると言ったシャルフィナのことを。
さらにイートンは別のことにも思いを馳せます。
イートンによく似ていて、同じ名を持つ子供。
その子の母親の額に残されていた神の加護。
それはシャルフィナがイートンに残した痕跡でした。
暴君の愛着人形28話の感想&次回29話の考察予想
シャルフィナがどことなくセッツに似ている気がするのですが……私だけでしょうか?
ちょっと気になるところです。
そして姿を消したイートンがなぜここに?
そしてイートンの「永遠の眠り」とはなんでしょう?
イートンの生い立ち、これまでの生き様がとても気になる展開ですね!
早く詳しく知りたいです。
さて、建国祭は無事に終わりそうですが、2人の関係はどうなるでしょう?
楽しみですね!
28話まとめ
今回は漫画『暴君の愛着人形』28話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
28話の内容をサクっとまとめると
- ブレスレットはリゼに渡してほしいと頼んだものでした
- セッツは1人で風をおこすことに成功します
- 離れたところで穏やかな2人を見ていたのはイートンでした