偽物公女の逆転劇 ネタバレ30話【漫画】オデットはベアトリーチェを助けたい一心で…

偽物公女の逆転劇30話の注目ポイント＆展開予想

オデットの決意

血だらけのミハエルとベアトリーチェを見つけて息を呑むオデット。

すぐに治療しなければ命にかかわる重体です。

使ったことのない治癒魔法を何とかかけようとするも、なぜか発動しません。

オデットは諦めず、「神の領域」に踏み込む決意を固めました。

偽物公女の逆転劇30話のネタバレ

無力感を味わうオデット

オデットの必死の呼びかけも虚しく、ベアトリーチェの返事は聞こえませんでした。

オデットは必死で重い瓦礫をかき分けてベアトリーチェを捜します。

辺りは悲鳴と怒号で満ちていて混沌としていました。

諦めるわけにはいかないという一心で必死に捜すオデット。

その瓦礫の奥で、ミハエルがベアトリーチェを抱きかかえて倒れているのを見つけ、慌てて二人に駆け寄ります。

ミハエルがベアトリーチェを庇ってくれたことに安堵しながらも、オデットは焦りました。

二人とも息はありますが、意識がなく出血もひどい状態です。

今すぐ手当をしなければ二人とも命が危ないでしょう。

オデットは必死で助けを求めましたが、周囲は他人を助けられるような人がいるような状況ではなく、自分で何とかするしかないとオデットは諦めました。

オデットは必死で、以前学んだ治癒魔法を思い出します。

使ったことはないけれどそれ以外に方法はありません。

必死で二人に治癒魔法をかけようとするオデットでしたが、その思いとは裏腹に魔法陣は途中で霞み、消えてしまいました。

泣きながら拳を地面に打ち付けるオデット。

二人の息遣いがどんどん細くなっているのを感じます。

無力感を味わい、オデットは何でもするからと呟きました。

神の領域へ

命に代えてでも、時間を巻き戻してでも…。

自分の言葉に気付いたオデットはハッとします。

時に関することは神の領域なので、どんな魔法でも時間は巻き戻せないとシャイタンは話していました。

しかしオデットはふざけるなと心の中で反論します。

これまでの固有魔法も、魔法使いが覚醒する前までは不可能だった領域で、不可能を可能にするのが魔法だからでした。

だったら自分が時間を巻き戻してみせると決意し、オデットは立ち上がります。

時計台が爆発する前の美しかった夜へ戻すため、オデットは自分の中の魔力と絶望の全てを総動員して強く望みました。

自分の中であの日と同じようにマナが暴走するのを感じましたが、今回は何かが違います。

オデットは金色の光に包まれ、周囲の瓦礫が浮き始めました。

人々は瓦礫が浮き始めたこと、倒れた人の傷が消えていっていることに驚愕します。

金色の光が触れた部分が、まるで奇跡のように元に戻っていきました。

崩れた時計台は元に戻り、時計台によって怪我を負った人々の傷は消えていきます。

オデットはベアトリーチェさえ助けられるなら一度きりの奇跡でも構いませんでした。

そしてミハエルとベアトリーチェも意識を取り戻して…！？

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偽物公女の逆転劇30話の感想＆次回31話の考察予想

肝心な時に治癒魔法が使えないのは痛すぎますね。

よくある展開なら初めてだけど完璧に使えた！というシーンなのですが…。

でもその代わりに時間を巻き戻すというとんでもない魔法を使えたのでよかったです。

時間を巻き戻すなら人々の記憶も消えて自分だけが覚えているのかと思いましたが、どうやらそうではなさそうですね。

確かに言われてみれば、魔法使いが覚醒するまで全てがあり得ないことだったはずです。

神に挑むような強気のオデットはかっこよく見えました。

魔法使いの常識を覆すような魔法だったので、オデットはすごい魔法使いになるのではないかと思います。

30話まとめ

今回は漫画『偽物公女の逆転劇』30話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

30話の内容をサクっとまとめると

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