
原作Kijoonseok先生、漫画stu.neulbom先生の作品・漫画「辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった」はピッコマで絶賛配信中です。
「辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった」37話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
襲撃してきた者達と、第二皇子派の諮問官達を牢獄に捕えたイアン。イアンが襲撃された事件は現場に残った血痕から領民達にも知られるところとなり、イアンの身を案じた領民達が屋敷に詰め寄せてくる騒ぎとなりました。
辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった37話の注目ポイント&展開予想
襲撃者のひとりがメレロープ領出身者だと知ったイアン。
ロマンドロの協力を得て、メレロープ領へ圧力をかけることにします。
一方、捕らえられた諮問官達への処分権を得た第一皇子は、イアンを魔法省へ入らせたいようで……。
辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった37話のネタバレ
襲撃者の正体は……
領地内でのみ、グーラの種の栽培と売買が可能になりました。
その指示を領民に出しているイアンのところへ、ベリックがもうひとりの襲撃者が目覚めたと報告します。
もうひとりの襲撃者はメレロープ領出身の一般人でした。
イアンはロマンドロの執務室へ赴き、ロマンドロに一筆お願いします。
宛先は、メレロープ領の領主。
メレロープ出身の者が襲撃してきたことを記してもらいました。
その内容は一見、ただの事実を述べ襲撃者の身元判明に協力を要請しただけです。
しかしその裏には、別の意図が隠されていました。
そして宮殿の権威を背負う諮問官のロマンドロがその手紙を出すことにより、メレロープ領へ圧力をかけるのです。
第一皇子マリブへの推薦状
ブラッツ領の領主となることを望んでいるイアンに協力して、ロマンドロは推薦状を作成していました。
第一皇子宛に、その推薦状を送るのです。
イアンが第一皇子の力添えを望む一方で、ロマンドロはイアンの望みとおりに第一皇子が動くか疑問を感じていました。
イアンを利用しようと企む第一皇子
第一皇子マリブが狩猟している途中で休憩をしていると、ブラッツ領からの手紙を受け取ります。
グーラの種で飢えをしのぐ予定だと知り、判断を下した者の正気を疑いました。
何より雑草を食べることへの拒否感で、第一皇子は眉根を寄せます。
続けて第二皇子派の諮問官が拘束されており、処分を第一皇子に一任する旨の報告がされました。
第一皇子は、領主に推薦してもらいたいイアンの意図を察して笑います。
しかし第一皇子は、イアンに魔法省のスパイをさせようと企んでいました。
辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった37話の感想&次回38話の考察予想
メレロープ領への圧力が始まりました。
以前、食糧支援を求めた際に法外な値段をふっかけてきたため、最終的に交渉決裂した領地です。
ロマンドロも交渉の場に同席していたため、圧力をかけることには協力的でした。
ロマンドロからの手紙を受け取り、メレロープ領の領主はどう動くのでしょうか?
自らの潔白を証明するため、イアンへの襲撃事件捜査に協力することが予測されます。
もしかするとさらに、保身のためすべてを第二皇子派の諮問官達のせいにするかもしれません。
メレロープ領がそこまで動けば、イアンにとってはラッキーですね。
第二皇子派の諮問官達は自らの罪だけでなく、メレロープ領の罪までも背負うことになるのですから。
そこまで罪状があれば、第二皇子でも庇いきれない気がします。
イアンが第二皇子派の諮問官達の処分は、第一皇子のマリブへの手土産です。
しかしその手土産をもらいながら、第一皇子はイアンを利用しようと企んでいました。
部下のロマンドロは人が良さそうなのに、第一皇子は性格悪そうですね〜!
人の厚意を利用しなければ宮殿で生き残れないのかもしれないのですが……。
それでもイアン側としたら、きっと気分の良いものではありませんよね。
次回、第一皇子からの返事を受け取りイアンはどう動くのでしょうか?
37話まとめ
今回は漫画『辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった』37話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
37話の内容をサクっとまとめると
- 襲撃者にメレロープ出身者がいると知り、イアンとロマンドロはメレロープ領へ圧力をかけることにしました。
- 第二皇子派の諮問官達への処分は、第一皇子へ任せることにします。
- 第一皇子はイアンを領主にするより、魔法使いとして魔法省に潜り込ませたい様子でした。