
原作Songiba先生、漫画Hwang bino先生の作品・漫画「大公家に転がり込んできた聖女様」はピッコマで絶賛配信中です。
「大公家に転がり込んできた聖女様」16話~17話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
エスターの知られざる才能が開花して…!?
大公家に転がり込んできた聖女様16話~17話の注目ポイント&展開予想
エスターの絵
実は絵を描くのが得意だったエスター。
神殿では散々虐げられてきて、好きだった絵もバカにされてきたため、自分の絵が下手だと思い込んでいながらも、大公邸では好きな絵を描いて過ごします。
しかしエスターが知らないだけで、エスターの絵はプロ級の仕上がりでした。
難しい人物画を見事に短時間で描き上げたエスターを、大公邸の人々は絶賛します。
大公家に転がり込んできた聖女様16話~17話のネタバレ
自分の実力を知らないエスター
エスターは寝転んでお絵描きを楽しんでいました。
神殿にいる時には誰かが使い終わった紙でさえ描いたら怒られていたので、高級な紙をいくら使っても良いということを改めて不思議に感じます。
無心で鉛筆を走らせるエスターを覗き込んだドロシーは、これはまさか自分かと感激しながら尋ねました。
エスターはドロシーの肖像画を描いていて、とても上手だったのです。
いつもお世話になっているから日頃のお礼だと微笑むエスターに、ドロシーはもはや芸術だと感動します。
エスターは戸惑いながら否定しました。
神殿にいた時は、この程度は誰でも描けるのだから調子に乗るなと罵倒されていたからです。
ドロシーは天才だと褒めちぎり、エスターは褒めすぎだろうと苦笑しました。
そこへデニスが現れて声をかけ、二人とも顔を上げます。
デニスはエスターが自分をお坊ちゃまと呼ぶことにムッとして、家族なんだからお兄ちゃん呼びをしてほしいと頼みました。
エスターは真っ赤になり、おずおずとデニスお兄ちゃんと呼んでみます。
デニスも照れて頬を赤らめながら、これからもそう呼ぶよう伝えました。
エスターが絵を描いていたことに気付いたデニスは、自分の似顔絵も描いてほしいと頼みます。
デニスの肖像画
謙遜するエスターでしたがドロシーは絶賛し、デニスはもう一度頼みました。
遠慮がちに引き受けたエスターは、さっそくデニスの横顔から絵を描き始めます。
デニスは本を開きつつ、エスターの集中した顔を横目で眺めていました。
不意に彼女の瞳が金色に輝いた気がして、デニスは驚きます。
どうかしたのかと首を傾げるエスターの目の色はいつも通りで、見間違いかとデニスは思いました。
エスターは完成したことを伝え、ガッカリされたらどうしようかと不安を抱きながら絵を渡します。
しかしデニスまでもがさっきのドロシー以上の熱量でエスターの技術を絶賛し、エスターは戸惑いました。
絵を習ったことがないと聞いたデニスはますますエスターの才能を褒めちぎり、すごい子だと彼女に優しく笑いかけます。
すぐさま描いてもらった絵をデルバートに自慢しに行ったデニス。
絵が上手いことを初めて知ったエスターは驚きとともに喜びを噛みしめ、もっと褒められたいと思うようになりました。
その後屋敷に帰宅したドフィンは、エスターが庭園にいることをデルバートから聞きます。
絵を描いていて、どうやら絵の才能があるようだと微笑む彼の言葉で、すぐに庭園に向かいました。
ドフィンのお願い
東屋で絵を描いているエスターは、ドフィンが近付いたことにも気付いていません。
素晴らしい集中力だと満足するドフィンの親バカぶりに、デルバートは微笑みました。
ドフィンはデルバートに静かにするよう促します。
エスターはちょうど描いていた絵が完成し、次は何を描こうかと顔を上げました。
ふと顔を上げた時に、横に腰かけてニコニコしながらこちらを見ているドフィンに気付き、声にならない悲鳴を上げます。
あたふたするエスターにドフィンは声をかけ、デニスの絵を描いたこと、とても上手いと聞いたので自分も描いてほしいとエスターに笑いかけました。
エスターは大公を描くという重要な仕事に尻込みし、下手だからと謙遜します。
そこでドフィンは小さな嘘をつきました。
執務室の壁にかける肖像画が欲しかったのですが、エスターに描いてもらえないなら仕方なく他の画家に頼むしかないと落ち込んで見せたのです。
つい先日肖像画なんていらないと突っぱねたドフィンの嘘に呆れるデルバートでしたが、もちろん何も言いません。
そのことを知らないエスターは慌てて、自分で良ければ…と伝えました。
ドフィンはエスターにお礼を伝えて、彼女の頭を撫でます。
ドフィンの肖像画
ヴェンはドフィンへの報告のために急いで庭園に駆けつけました。
エスターがドフィンの肖像画を描いているとデルバートから聞いたヴェンは戸惑い、先日断っていただろうと突っ込みます。
すかさずドフィンから殺意に満ちた目で睨まれ、ヴェンは冷や汗を流しながら夢の中の話だとごまかしました。
ヴェンは改めて、世間で怪物大公と恐れられるドフィンがあんなに優しい表情を浮かべているギャップに戸惑います。
ドフィンはエスターが絵を描くのを楽しんでいると聞いて、絵でも絵でなくとも、エスターの好きなことや興味があることを習ってみてはどうかと提案しました。
好きなだけ習って良いという優しい言葉に困惑しながらも、エスターは素直にお礼を伝えます。
いずれここを離れなければいけないのに、この短い間にあまりにも多くの優しさに慣れてしまい、怖いと思っていました。
エスターは恐る恐る完成した絵をドフィンに渡します。
気に入ってもらえなかったらどうしようかと不安を抱いていたエスターでしたが、ドフィンは一目見るなり絶賛し、ヴェンとデルバートに見せびらかしました。
少女が描いたとは思えないほど繊細で綺麗な絵のタッチを見た二人も驚き、まさに芸術だと褒めちぎります。
この才能は十分に生かすべきだと断言したドフィンは…!?
続きはピッコマで!
大公家に転がり込んできた聖女様16話~17話の感想&次回18話の考察予想
エスターは絵を描くのが好きだったんですね。
こんなに才能がありながらも古い紙でさえ描くのを止められ、周囲からも罵られていたのは本当に可哀想です。
自分たちよりも格下のエスターが上手に描くのが許せないとか、ただの嫉妬だと思います。
デニスたちがエスターをべた褒めしてくれて本当によかったです。
自己評価が死ぬほど低いエスターに、これで少しでも自信がついたらいいですね。
嘘をついてまで肖像画を描いてもらいたがるドフィンも可愛いし、エスターにお兄ちゃんと呼ばれたいデニスも可愛いです。
もうとにかくみんな可愛い一家でした。
エスターのこの才能がこの先どう生かされていくのか楽しみです!
16話~17話まとめ
今回は漫画『大公家に転がり込んできた聖女様』16話~17話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
16話~17話の内容をサクっとまとめると
- エスターは日頃のお礼としてドロシーの肖像画を描き上げ、ドロシーはその上手さを絶賛しました。
- デニスもそれを聞いて自分の肖像画を描いてもらった後エスターを絶賛し、エスターははにかみながらも嬉しく思います。
- ドフィンもその話を聞いて庭で絵を描いているエスターに近付き、本当は要らないにもかかわらず肖像画を描いてほしいと頼みました。
- エスターは不安になりながらドフィンに完成した肖像画を渡しましたがドフィンもやはり褒めちぎり、その才能を生かそうと考えます。