
原作Songiba先生、漫画Hwang bino先生の作品・漫画「大公家に転がり込んできた聖女様」はピッコマで絶賛配信中です。
「大公家に転がり込んできた聖女様」14話〜15話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
エスターがどんな子なのか知ろうとしたデニスが取った行動とは…!?
大公家に転がり込んできた聖女様14話〜15話の注目ポイント&展開予想
エスターを警戒するデニス
デニスはドフィンとジュディが二人してエスターに早々に心を開いたことを意外に思っていました。
二人がそこまでするなんて、彼女が特別な何かを持っているのだろうかと考えたのです。
そこでデニスはエスターを連れ出し、街へ置き去りにして彼女がどんな行動を取るか試すことにしました。
そして待ち続けたエスターに絡んだ男たちに対して取ったある行動に驚愕し、急いで駆けつけて彼女を守ります。
大公家に転がり込んできた聖女様14話〜15話のネタバレ
街で置き去りに
昨夜、デニスはジュディが寝間着姿であくびをしながら枕まで持って、エスターの部屋に行くのを見ていました。
そしてジュディの言葉と部屋の中からの声で、すでにドフィンが室内にいたことも察します。
デニスは二人がエスターに心を許していることから、彼女に特別な何かがあるのだろうかと考えていました。
だから、彼女がいったいどんな人なのかと気になっていたのです。
そんなデニスにエスターが連れてこられたのは、庭園の端っこにある塀の抜け穴でした。
戸惑うエスターに、デニスはここから出て一緒に街へ行こうと誘います。
素直について穴を出てくるエスターをデニスは意外そうに眺め、エスターはそんな彼の反応に戸惑いました。
デニスはそのままエスターとともに街へやって来ます。
大勢の人で賑わっている市場にエスターは目を丸くしました。
デニスは神殿で偶然父と出会ったというエスターのどんなところを父が気に入ったのか気になっています。
デニスはエスターを見つめ、行かなきゃいけない店があるので待っているよう伝えました。
人の多い中で一人待つことに躊躇うエスターでしたが、素直に頷きます。
デニスが去って一人になったエスター。
やがて日は傾き、大勢いた人々も減り始めます。
やっぱり捨てられたのだろうかとエスターは思いました。
絡まれたエスター
突然の内緒の誘いだったので少し予想はしていたし、いずれ出て行くつもりだったのでよかったと思いましたが、少し悲しく感じます。
一人で立ち尽くすエスターに、チンピラたちが絡みに来ました。
エスターを誘拐して身代金を稼ごうとしているようです。
エスターは彼らを見つめ、自分を〇してもらえないかと尋ねました。
動揺する男たちに、エスターはもう捨てられたので自分を誘拐してもお金はもらえないと伝えます。
だから自分を〇してくれとまっすぐな目で告げるエスターでしたが、そこへ戻ってきたデニスが声をかけました。
エスターは驚き、男たちは誘拐できる子供がもう一人増えたことに喜びます。
デニスはエスターを背中にかばいながら、自分たちが誰だか分かっているのかと男たちに尋ねました。
〇される覚悟ができているならやってみろと睨むデニス。
男たちはデニスが大公子であることに気付き、慌てて逃げ出します。
心を開いたデニス
二人きりになると、デニスはエスターを叱りつけました。
彼女を待たせたのはわざとだとため息をつきながら打ち明けます。
一人きりにさせたらエスターの素の姿が見られると思ったので適当な理由をつけて置いていったのです。
でも決して危険な目に遭わせたかったわけではありません。
何よりデニスはさっきのエスターの言葉に困惑していました。
いったいどんな人生を歩めばあんな言葉を躊躇いもなく言えるのでしょうか。
デニスは彼女を試したことを謝り、二度としないと約束します。
そして彼女を捨てたわけではないので死んでも構わないなんて言わないでほしい、もっと自分を大切にしてほしいと頼みました。
エスターは驚いて目を見張ります。
生きていること、生まれて来たことが罪としか言われたことがなかったのに、デニスはそんな彼女に自分を大切にするよう諭してくれていました。
彼女を大切に思っている家族もいるのだからと照れくさそうに告げるデニス。
エスターは自分を妹として認めていないという彼の言葉を繰り返しますが、デニスは撤回させてくれと答えました。
だからもうあんなことを言ってはダメだというデニスの言葉にエスターは驚きます。
しかしすぐに微笑み、頷いて彼と手を握り、帰路についたのでした。
双子の誕生日パーティー
翌朝の食卓で、ドフィンはデニスに昨日のことについて指摘します。
デニスはハッとした表情を浮かべ、自分が間違っていたと謝りました。
素直に話してくれたデニスにドフィンは笑みを浮かべ、誰が何と言おうとエスターは双子の妹であり、家族だと伝えます。
昨日のことを知らないジュディは不思議そうでした。
ドフィンはふと思い出した様子で、数日後のデニスとジュディの誕生日パーティーのことについて話を切り出します。
ジュディは仮面舞踏会を、デニスは読書討論会を推しました。
誕生日パーティーという概念を知らないエスターは首を傾げます。
ドフィンはそんなエスターを見つめ、今回の二人の誕生日パーティーでエスターを紹介するのはどうかと双子に尋ねました。
動揺するエスターでしたが、双子も賛成します。
静かに出ていくつもりだったのにどんどん話が大きくなってしまいそうな展開に内心焦るエスター。
さらにドフィンはエスターのために家庭教師をつけようとしていて…!?
続きはピッコマで!
大公家に転がり込んできた聖女様14話〜15話の感想&次回16話の考察予想
エスターを置き去りにしたデニスはひどいですが、当然のような気もします。
悪巧みをしてドフィンとジュディを利用したりしないかという心配もあったのでしょう。
それにしても結果的に待たせることになったジュディとは意図が違いますが、二人して待ちぼうけを食らわせるなんてやっぱり双子ですね。
エスターにはどこか危なっかしいところがあるので、きっと誘拐未遂の一件だけでもエスターのことが少しわかったのではないかと思います。
デニスがエスターを妹として認め、心を開いてくれたことに安心しました。
早くも兄として妹を諭す姿はとても頼もしく、かっこよかったです。
エスターには頼もしい父親と二人の兄に守られながら、健やかに成長してもらいたいです。
14話~15話まとめ
今回は漫画『大公家に転がり込んできた聖女様』14話〜15話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
14話~15話の内容をサクっとまとめると
- デニスはエスターを街へ連れ出すと、人の多さに圧倒されるエスターにここで待つよう伝え、その場を離れました。
- 一向にデニスが戻らないため、捨てられたのだろうかとエスターが思い始めた時、チンピラたちが誘拐の身代金目的でエスターに絡みます。
- エスターは自分を〇してもらえないかと男たちに頼んで怯ませ、デニスがその隙に駆けつけてエスターを守り、男たちを撃退しました。
- デニスはエスターを試したことを謝り、彼女の言葉に胸を痛めながら妹として受け入れるので、もうあんなことを言わないようにと言い聞かせます。
- 翌日ドフィンはデニスに注意した後、双子の誕生日パーティーでエスターを紹介しようと提案し、エスターは焦りました。