原作SWAN先生、漫画ユンへ先生の作品・漫画「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」58話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
ネラは酒に酔った勢いで…？
≫≫前話「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」57話はこちら
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜58話の注目ポイント＆展開予想
アイリスへの憎しみを募らせるネラ
ネラは路地の酒場で酒を煽った後、一人でふらふらと路地を歩いていました。
ここまで酒に溺れたのはアイリスへの憎しみからでした。
憎い相手がちやほやされて自分には見向きもされない今の状況がネラには我慢ならなかったのです。
自分のほうがその立場には相応しいはずだとネラは思っていました。
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜58話のネタバレ
路地で酒瓶片手にふらつくネラ
薄暗い路地で、ネラは酒に酔って歩いていました。
下賤な連中ばっかりだと内心こき下ろしながらも、だから面白いのだろうとも思います。
赤いドレスで酒瓶を手にふらつきながらネラは歩いています。
路地の片隅で、灰色の髪の女性が男たちと談笑しているのが見えました。
楽しそうに笑い声を上げる女性の様子を見て、ネラは不愉快になります。
髪の色で、アイリスと重なって見えたのもありました。
女性が向こうまで競争だと男たちに声を掛けて、突然走り出します。
そのままネラにぶつかってしまいました。
女性はネラに謝ろうとしましたが、ネラは謝罪の言葉を聞こうともしません。
手にしていた酒瓶を振り上げ、その女性の頭にドバドバと中身をぶちまけます。
女性は悲鳴を上げました。
一緒にいた男性たちが慌てて止めに入ります。
汚らわしいからどきなさいとネラは冷たい目で吐き捨てました。
全てが気に食わないと腹立たしく思っています。
アイリスが二次試験に受かったのも、みんながあの女を術師だからと憧れの眼差しで見つめるのも、全部面白くありません。
あんた正気かと男たちがネラに叫びました。
謝れと自分を睨みつけてくる女性が、アイリスの顔と重なります。
どうして私の欲しい物は全部あの子の物なんだとネラは思いました。
アイリスは目の前の女性の顔を平手打ちします。
男たちは動揺しました。
フォレスト家を相続した母親に、溺愛してくれる父親と兄を持って、一人ぼっちになってからも侯爵家の当主として贅沢しまくっていたと思い、ネラはアイリスを憎んでいました。
それなのに今度は術師なんて恵まれ過ぎだと、ネラは憎しみを募らせます。
私のほうが相応しいのにと呟きました。
酔っ払っているのか、酒癖が悪いと憤りながら、男たちの一人がネラの手を掴みます。
ネラを助けてくれた男
大人しく帰れと男はネラに告げました。
酒を掛けられた上に殴られた女性は、ネラの顔を見て結構可愛いじゃないかと鼻で笑います。
でも人に向かって汚らわしいだなんてふざけるなと手を振り上げました。
その手には鋭利な飾りのついた指輪が光っています。
ネラが叩かれる前に、別の男が割って入りました。
その女性と顔見知りだったらしい男を、女性はジアンニーと呼びます。
ジアンニ―に立ち去るよう告げられ、その女性は怯んで逃げ去りました。
ふらつくネラをジアンニーが支えます。
礼には及ばないと笑いかけるジアンニーを、ネラは訝しげに見つめました。
言われなくても誰があんたに礼なんか言うかとネラはジアンニ―を睨みつけます。
ネラはさっと男の全身に目を走らせました。
古臭いローブを纏い、20キャスラもしない安物の剣をぶら下げています。
ジアンニーは家まで送っていくとネラを気遣いました。
どいてと吐き捨ててネラはふらふらと歩いていきます。
パブの子かとジアンニーは尋ね、一人じゃ危ないと慌てて追いかけました。
まだついてくるのかとネラは苛立ち振り返ります。
邪魔くさいと思っていたのでした。
私のことを口説く気なのかとジアンニーに問いかけます。
ジアンニーはぽかんとしました。
ネラはじっくり彼の顔を観察します。
よく見れば整った顔立ちでした。
まあ顔は悪くないとネラは判断します。
相手してやるから静かなお店に案内してと告げました。
ジアンニーは混乱しますが…？
続きはピッコマで！
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜58話の感想＆次回59話の考察予想
ネラの行動は荒んでいますね…。
とても貴族の令嬢とは思えません。
こんなふうに酒を飲むのが初めてというようにも見えないので、そのうち酒が原因で大きなトラブルを起こしてしまいそうな気がします。
勝手にアイリスへの逆恨みのはけ口にされた通りすがりの灰色の髪の女性も気の毒です。
58話まとめ
今回は漫画『アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜』58話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
58話の内容をサクっとまとめると
- ネラは酒に酔い、路地を一人でふらふらと歩いていました。
- たまたま目にした灰色の髪の女性がアイリスの姿と重なって見え、アイリスへの憎しみから、ネラはその女性に八つ当たりをします。
- ジアンニーと呼ばれる男性がネラを助けてくれました。
