原作旭まあさ先生、漫画絢原慕々先生の作品・漫画「鉄壁の乙女」はピッコマで絶賛配信中です。
「鉄壁の乙女」72話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ミリアーナからの手紙を読んでミリアーナに会いたがるユリウスが見せた孤独と初めて見る本当のユリウス。
鉄壁の乙女72話の注目ポイント&展開予想
ユリウスに元凶はカデリアだと伝えるための手紙を持ち、変装して宮殿に忍び込んだミリアーナは1人でいるユリウスを見つけます。
ユリウスはなぜかミリアーナの名を呼びました。
名を呼ばれて動揺したミリアーナが体勢を崩したせいで立てた物音で気づかれますが、ユリウスは変装したミリアーナがミリアーナだと気づいてません。
ミリアーナはユリウスに手紙を差し出しました。
鉄壁の乙女72話のネタバレ
頼れるのはただ1人
確実に終わりに向かうこの国の現状に気づいているのはユリウスだけ。
誰に話せば、誰が信用できるのか、ユリウスには1人しか浮かびませんでした。
ミリアーナです。
1人ではなかった
居場所がバレたミリアーナはユリウスに近づき、手紙を差し出します。
ミリアーナからの手紙をその場で開けて読み始めます。
ユリウスはカデリアの取り巻きの貴族達が私腹を肥やしていることを不審に思っていました。
実際はそれだけでなく、国の存亡に関わるほどの異常な横領、皇帝の自由も奪っていたのもカデリアの仕業でしょう。
私利私欲の域を超えたカデリアの得体の知れない謀。
ミリアーナも疑っていました。
ミリアーナだけがユリウスと同じ世界を見てます。
自分は1人ではないとミリアーナの手紙を読んで思いました。
初めて見た本当のユリウス
手紙を読んでふらつくユリウスが木を支えにして立つ姿をミリアーナは心配そうに見ました。
早く去らなければいけないのにこのままユリウスを置いていくのも気が引けて立ちすくむミリアーナに、返事をすぐ書くから待ってほしいと言ったユリウスはミリアーナに会いたいと言い直します。
ミリアーナと話がしたい、屋敷に行けばミリアーナに会えるか、取り次いでほしいと強く請われました。
何度もユリウスと話した今では声でも正体がバレてしまいます。
ユリウスには悪いけれど早く去ろうと思ったミリアーナは涙を流すユリウスを見て動きを止めます。
変装したミリアーナに対してユリウスは独白のように元凶はカデリアで、ステファライトはこのままでは滅ぶと告げました。
ただ今すぐミリアーナに会いたいと疲弊した顔で切実に告げるユリウスの名をミリアーナは呼んでいました。
ユリウスになんの説明も用意できてない状況での自身の失態に動転します。
ユリウスの孤独を、本当のユリウスを初めて見たミリアーナは前世の自分が聞かなかったユリウスのことを今度は知って、今度こそ支えになりたいと思ったら声が出てました。
鉄壁の乙女72話の感想&次回73話の考察予想
私腹を肥やす貴族達だけならまだしも国の存亡にも直面するユリウスがどれほど追い込まれているのか想像するだけで辛いです。
追い込まれている中、ユリウスが思い浮かんだ相手がミリアーナなのは必然でした。
思慮深くユリウスを陰ながら支えてきてくれたのはミリアーナです。
1人でどうにかしようと動いていたユリウスの孤独に寄り添い続けてくれたミリアーナをユリウスはすでに支えにしてました。
ミリアーナも前世では知ろうとしなかったユリウスのことを知ろうと思い、今度こそ支えになりたいと思っています。
今まで孤独だったミリアーナとユリウスが手を取り合う先に見せる展開が今から楽しみです。
72話まとめ
今回は漫画『鉄壁の乙女』72話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
72話の内容をサクっとまとめると
- 滅びの一途に向かう現状でユリウスが頼れると思い浮かべたのはミリアーナ。
- ミリアーナからの手紙を読んで、自分は1人ではないと思ったユリウス。
- 声を出してバレる前に去ろうとしたミリアーナはユリウスの涙を見て動きを止めます。
- ユリウスの孤独、本当のユリウスを初めて見たミリアーナは、前世自分が聞かなかったユリウスのことを今度は知りたい、支えになりたいと思ったら、ユリウスの名を読んでいました。