
原作Yang Kwa Lam先生、文SESAENG先生、漫画hanabi先生の作品・漫画「皇女様はオタバレしたくありません!」はピッコマで絶賛配信中です。
「皇女様はオタバレしたくありません!」32話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~アグネスが目の前で死にかけたことで、彼女の存在の大きさに気付いたレイモンド。しかし彼に待ち受けていることは衝撃的なことで…~
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皇女様はオタバレしたくありません!32話の注目ポイント&展開予想
レイモンドよりカイロを呼んでほしいと願うアグネス
レイモンドを諦めたことをなかなか周囲に信じてもらえないアグネスは、レイモンドの記憶だけを失った状態であると偽ります。
動揺が走る室内に、アグネスはカイロ・グレイを連れてきてほしいとお願いしたのです。
皇女様はオタバレしたくありません!32話のネタバレ
レイモンドのことよりカイロが優先なアグネス
アグネスはレイモンドの記憶だけを失ったフリをして、カイロを呼ぶように言います。
いかにカイロが勇敢で頼りになるのかを語るアグネスに、呆然とする周囲の者たち。
デミアンはいち早く立ち直り、今回アグネスを助けてくれたのはレイモンドだと言うのです。
アグネスはそれを聞き、仕事中毒男であるレイモンドがあんな時間に商店街にいるはずがないと考えます。
記憶を手繰り寄せ、今朝レイモンドが皇女宮に来ると知らされたことを思い出したのです。
尾行されていた可能性を考え、ゾワッと背筋が凍るアグネス。
そして、レイモンドがいなくてもどうせ自分は生き返っていたと結論に至ります。
目の前ではアグネスの状態を巡って、父と兄がレイモンドに会わせるか会わせないかで揉め始めてしまいました。
アグネスは奥の手を使い、事故の後遺症で頭が痛いと訴え、すぐにカイロを呼ぶように焚きつけたのでした。
アグネスが大切だと気付いたレイモンド
一方その頃、レイモンドはあの事故の瞬間を思い出していました。
アグネスから溢れ出る血を見た瞬間、彼の脳裏には戦場での悪夢がよみがえります。
昨日まで笑っていた同志たちも一瞬で冷たくなって亡くなってしまう過酷な記憶。
レイモンドは精神的に追い詰められていくのを感じても、それを誰かに吐き出すことはできないでいました。
自分が動揺すれば、それだけ騎士たちの士気も下がってしまうから。
その代わり、仕事に没頭し忙しくすることで、その悲しみを消そうとしていたのです。
そして、レイモンドはハッキリと分かりました。
アグネスがしつこく自分に付きまとっていたから、母を失った悲しみを忘れることができたと。
思い出には全てアグネスがいて、自分の人生はもうアグネスで埋め尽くされているのです。
執着していたのはアグネスでなく、レイモンド自身だったと気付きます。
馬車に轢かれてしまったアグネスに後悔し、全て彼女が望むようにと考えるレイモンド。
そんな彼は、アグネスの部屋の前で衝撃的なことを聞いてしまったのでした。
皇女様はオタバレしたくありません!32話の感想&次回33話の考察予想
アグネスの記憶喪失作戦はおおむね上手くいったようですね。
彼女にしたらカイロさえいればいいのですから、これで丸く収まるとおもいきや…。
またまた波乱が待ち受けているようです。
アグネスを失いかけて、アグネスの存在の大きさを知ったレイモンド。
今までアグネスがいたからこそ、自身が悲しみに飲み込まれないようにいられたと分かったようです。
アグネスにしたらそんな気持ちはなかったのかもしれませんが、彼女の行動がレイモンドを繋ぎとめたのは真実でしょう。
今更アグネスの有難さに気付いたレイモンドですが、すでにアグネスはレイモンドに心はありません。
この状況がどんな状況を生むのか…少し怖いですね…。
アグネスを取り合って、カイロと三角関係に進展はしそうです。
32話まとめ
今回は漫画『皇女様はオタバレしたくありません!』32話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
32話の内容をサクっとまとめると
- アグネスはレイモンドの記憶だけ失ったフリをし、カイロを呼ぶことに成功した
- レイモンドはアグネスの存在がとても大きかったことに気付いた
- これからはアグネスの望む通りにしようと決意した矢先、衝撃的なことを聞いてしまった