葬礼の案内人 ネタバレ29話｜漫画｜光汰を追いかけた清見は、ここである話を聞きますが…

葬礼の案内人29話のネタバレ

生きている人にしか知らない真実

清見の言葉に震えながら青ざめる光汰は、またもや、逃げ出そうとします。

そして清見の手を振り払うと、声を荒げながら、その場にへたり込んでしまいました。
…ーそれから少しの間、静かに光汰のそばに寄り添っている清見は、光汰が落ち着くのを待っています。

それからぽつぽつと涙を流しながら、光汰は、清見へある質問をしました。

清見はその質問に真っすぐ前を見つめながら答えると…光汰は、そんなことはないと否定する気持ちがあります。
清見はそんな光汰へ百合子も心配して、ここを教えてくれたと伝えました。

ここは、光汰にとって、恭介とのたくさんの思い出のある場所でした…ー。

恭介の事を思い出す光汰は、清見へ少しずつ話をしてくれます。
恭介を在宅介護をしていた光汰は、この大変さに毎日、辛い思いをしていました。

日に日に症状が悪化していく恭介は、家族の事も忘れてしまい、家を飛び出したり…。

そしてある日、恭介は、大きな怪我をしてからというもの、寝たきりになってしまいました。
これがきっかけで、恭介と光汰たちの家族の距離はどんどん広がっていきます。

…ーそしてそれから数日前の出来事、ここで大きな事件が起きてしまいました。

仕事から帰ってきた光汰は、恭介がある事をしている事に気づくと、すぐに止めに入ります。
光汰が慌てて止めに入ると、我に返った恭介は、昔のように優しい祖父の姿を見せていました。

そして光汰の方を真っすぐ見ると、荒い息を上げながら、あるお願いをしました…。

これを聞いた光汰は、目の前が真っ暗になってしまいます。
この言葉を信じて、このまま…と光汰は、恭介へ口にしてはいけない言葉を…。

光汰は、あの日からずっとこれについて、後悔をしていました。

だからこそ、自分も責任をとろうと考えています。
こんな光汰をこのまま一人に出来ない清見は、ここである提案をしました。

葬礼の案内人の漫画配信状況

葬礼の案内人29話の感想＆次回30話の考察予想

光汰の事が心配なのは、母・百合子だけではなく、清見もでした。

光汰は何かを隠している様子でしたので、清見がもし止めていなければ、真相は闇の中だったかもしれませんね。
ずっとずっとあの日から恭介への後悔の念に押しつぶされそうになっていた光汰は、清見へ真実を打ち明ける事で少しは気持ちが軽くなって、もう変な事を考えてほしくはりません。

恭介もずっと、自分のせいで家族を傷つけている事に、申し訳ない気持ちを持っていたかも思います。

しかしそんな気持ちがあっても、恭介は自分の身体と心を思うようにコントロールできなかったのかもしれません。
だからこそ、このまま光汰と百合子へ迷惑をかけるくらいなら…とこんな事をしたのかもしれませんね。

どちらにしても、辛い最期となってしまいましたが、恭介はけっして、光汰を恨んではいないと思います。

恭介の記憶を見に行くことにした光汰は、ここで恭介の本当の想いを知る事が出来ると思います。

29話まとめ

今回は漫画『葬礼の案内人』29話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

29話の内容をサクっとまとめると

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