原作SWAN先生、漫画ユンへ先生の作品・漫画「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜」74話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
わざわざミサーラ子爵を役職者に推薦するアイリスの狙いとは…?
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アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜74話の注目ポイント&展開予想
アイリスの掌の上のリザ皇妃
アイリスの言葉から彼女の腹の中を探るリザ皇妃。
アイリスが自分の味方だと察して安心した様子です。
しかし、その安堵がアイリスによって誘導されたものだとは思いもしませんでした。
アイリスはほくそ笑みます。
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜74話のネタバレ
ミサーラ子爵の推薦
アイリスはソリアとしてリザ皇妃のもとを訪れていました。
術師でソリアのアイリスと呼びかけ、歓迎しますとリザ皇妃が告げます。
態度が変わったとアイリスは思い、敬語まで使うのかと考えました。
ハワードには会ったかと問いかけるリザ皇妃にアイリスは頷き、自分の護衛隊長に任命されたそうだと答えます。
どうしてもと言うからとリザ皇妃は微笑みました。
恋人の傍にいたいのでしょうとアイリスに囁きます。
恋人という言葉を、アイリスは内心鼻で笑いました。
腹の中が透けて見えるようだと考えます。
あくまでもアイリスを甥の嫁にしたいのでしょう。
親族だとかそういうものより、気が合うかどうかが大事だと思うのだとリザ皇妃はアイリスに話しかけました。
仰るとおりだとアイリスも頷きます。
リザ皇妃はアイリスの手にそっと自分の手を重ねました。
自分の味方にはそれが何であろうと惜しみなく分け与えると告げてアイリスに笑いかけます。
チャンスだとアイリスは目を光らせました。
一つお願いがあると申し出ます。
魔導開発室の公認推薦の件について、ミサーラ子爵を推薦してはもらえないかと笑顔を浮かべました。
リザ皇妃は笑顔を浮かべたまま、目を輝かせます。
それは個人的な感情かと聞かれ、アイリスは恐れ多くもその通りだと答えました。
アイリスが兄よりも自分を取ったと判断したリザ皇妃は…?
リザ皇妃はアイリスの発言を吟味します。
彼女が子どもの頃から、ミサーラ子爵がフォレスト家を支えてきたという話でした。
叔父を思うなんて可愛いところもあるじゃないかと考えます。
しかしミサーラ子爵は、彼女の兄であるアナキンとフォレスト家を取り合う関係です。
つまりミサーラ子爵を推薦してほしいとわざわざ頼んでくるということは、兄に味方するつもりはないのかとリザ皇妃は思いました。
それならイアンではなく自分に与するということだと悟ります。
いいでしょうとリザ皇妃は微笑みました。
それぐらい自分のソリアのためなら容易いことだと答えます。
アイリスはその答えに微笑みました。
数日後、皇宮内では喧しく無駄話をしているミサーラ子爵を、リュウが眉を顰めて見つめていました。
そこにアイリスが通りかかり、二人は挨拶を交わします。
遠くに居ても話を遮られるほどのミサーラ子爵の大声にリュウはイラッとしました。
魔導開発室の副責任者になってから、彼の言動がますます目につくとリュウはぼやきます。
なぜあんな者が公認推薦を受けたのかとため息をつくリュウに、私がお願いしたとアイリスは笑顔を浮かべました。
リュウは呆然として聞き返します。
彼の事業がいくつか失敗するところなのだとアイリスは笑顔のまま説明しました。
アイリスからの資金援助も絶たれたので困窮しているはずです。
役職を与えられれば皇室のお金に手を付けると思うとアイリスは堂々と話しました。
それを狙って子爵を告発し、失脚させるのかとリュウも笑みを浮かべます。
アイリスは頷き、告発は別の人にさせるつもりだと答えました。
適任者がいるのです。
今頃彼女のところにも情報が届いているはずだとアイリスは微笑みました。
その人物とは…!?
続きはピッコマで!
アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜74話の感想&次回75話の考察予想
アイリスの腹黒さがいい感じに表れています!
ミサーラ子爵を推薦したとなれば、リザ皇妃が誤解するのももっともだと思います。
もちろんそれもアイリスの計算のうちです。
敵に回したくないタイプですね…!
ミサーラ子爵の失脚が楽しみです。
74話まとめ
今回は漫画『アイリス〜スマホを持った貴族令嬢〜』74話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
74話の内容をサクっとまとめると
- ソリアとしてリザ皇妃のもとを訪れたアイリスは、リザ皇妃にミサーラ子爵を推薦してほしいと頼みました。
- 叔父思いで、兄よりも自分に与することを選んだと考え、リザ皇妃は二つ返事で了承します。
- しかしそれは、近い将来ミサーラ子爵が資金不足に陥り、皇室のお金に手を付けるだろうと踏んだアイリスの策略でした。