
原作J00先生、漫画flangby先生の作品・漫画「黒幕の首輪を外したら」はピッコマで絶賛配信中です。
「黒幕の首輪を外したら」52話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
イゲルツォの思い悩んでいる様子を心配して、シリエナは声をかけました。
黒幕の首輪を外したら52話の注目ポイント&展開予想
イゲルツォは、皇帝に騙されたエルフの姉のことでひどく悩むようになります。
エルフとして、帝国では嫌な思いしかしていないイゲルツォ。
ただ、シリエナにだけは唯一心を開いています。
今回は、シリエナが気にしている弟たちの現在が明らかに。
母親に人質として差し出されてしまった彼らは、命はまだ保証されている状態ですが…。
黒幕の首輪を外したら52話のネタバレ
再び囚われの身に
マクシオンは、子供がいなくなってしまう歌を狂ったように繰り返し歌い続けていました。
カーロンがいくら止めろと言っても、マクシオンは虚ろな目をしながら楽しそうに歌うのです。
マクシオンの異変は、脱走に失敗して再び囚われてから。
脱走の最中に気を失ったマクシオンは、牢屋で目が覚めてからずっと今のような調子なのです。
前と違って、カーロンとマクシオンは今は同じ部屋の中でも離れて拘束されています。
カーロンは、話が通じなくなったマクシオンと一緒にいると、弱気になってしまうのでした。
ふと、シリエナのことが心配になるカーロン。
アジェスターのことを気に入らないカーロンでしたが、強さについては信頼しています。
そして再び、マクシオンと無事で脱出してみせると奮起。
カーロンは、拘束される前にフィエンがくれた短剣を見て、考えを巡らせて…。
有名な童謡
シリエナは、気分転換にイゲルツォを外に連れ出し、一緒にバレエを観に行っていました。
今日の演目は、黒魔術師がモチーフになっています。
童謡にもなっている有名なお話です。
その内容はとても不気味なもので、黒魔術が発現した子供が次々と国に始末されるというもの。
4人目の子供の目線で書かれた歌詞は、自分の前の子供たちがいかにして処分されたのかを物語っています。
イゲルツォは物語の中で迫害される黒魔術師に同情していました。
シリエナは、帝国と黒魔術師は、お互いに罪のない相手側の人々を○し合っていた歴史を知っているので、何とも言いがたい気持ちになります。
有名な演目のため、飽きてきたシリエナは、イゲルツォの肩を借りて居眠りすることに。
次は別の演目にしようと、次回の気分転換も提案するシリエナに、イゲルツォは優しさを感じて微笑むのでした。
しかし、この後2人は思わぬ事態に巻き込まれます。
客席で火事が起こって、大騒ぎとなったのです。
黒幕の首輪を外したら52話の感想&次回53話の考察予想
マクシオンが口ずさんでいたのは、シリエナたちが観ていたバレエの演目である「黒魔術師の子供」についての童謡でした。
脱走の時は意識がハッキリしていたマクシオンですが、何かの術にかかったように、人が変わってしまっています。
フィエンは、マクシオンの異変を知ってか知らずか、カーロンに短剣を授けました。
どう使うかは委ねるというフィエン。
何を企んでいるのかは謎のままです。
黒魔術師と帝国の対立は古くからあったようで、現在のファシウスの動向から、今もいがみ合っているのが読み取れます。
皇帝に取り入っていたメルフォルト公爵が、今はファシウスと取引しているのも、両者の確執と何か関係があるのでしょうか?
また、シリエナたちが火事に巻き込まれてしまったのが偶然なのかどうかも気になります。
火事は、もしかしたらファシウスがバレエの講演を止めさせるために起こしたテロなのかもしれません。
52話まとめ
今回は漫画『黒幕の首輪を外したら』52話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
52話の内容をサクっとまとめると
- カーロンとマクシオンは、再びファシウスに捕まってしまった。
- マクシオンは黒魔術師の童謡を繰り返し歌い、カーロンの声は届かない。
- この状況を打開しようと1人で考えるカーロン。
- フィエンは、カーロンに短剣を渡していて…。
- シリエナはイゲルツォとお出掛け。
- 気晴らしにバレエを観劇する。
- 黒魔術師が題材になっている有名な演目がおこなわれていた。
- バレエの途中で、客席に火が上がり、2階席のシリエナたちも異変に気付いて…。