
原作Samil先生、jinho先生の作品・漫画「ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜」10話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
小野寺薫は未だに兄の手を借りずには文章が書けません。
そのころ健は曽我賢一郎との交流が次の段階へ進んで…?
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜10話の注目ポイント&展開予想
やはり小野寺薫は小さいころから甘やかされていたようです。
そして健は曽我賢一郎との関係が一歩進んでいます。
小野寺潤
兄の潤は小さいころから弟の薫に対して機嫌を取るように甘やかしてきました。
後悔しますが、きっぱりと断ることが出来ません。
曽我賢一郎
曽我賢一郎の遺品の力を借りてきた健は、さらに先のサポートを受け始めました。
細かい情報も得られるようになり、健の作品はさらに磨きがかかってきます。
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜10話のネタバレ
春岡健と七瀬亜美はスターブックスのパーティを一次会で切り上げて帰ります。
二人並んで駅へ向かって歩いていました。
七瀬の応援
七瀬はパーティで先輩にこき使われていた時に助けてくれたことのお礼をいいました。
自分には誰も味方はいないだろうと思い、怖くて反論できなかった七瀬。
健が味方をしてくれてとても心強かったといいます。
健は七瀬を見つめたまま黙ってしまいました。
電車が駅が駅に着き、健は先に降りていきます。
別れ際に七瀬は、続けて作品を大ヒットさせましょうとガッツポーズをして見せます。
七瀬に応援されて、もっと頑張らなくちゃと思う健でした。
薫のわがまま
小野寺薫が執筆をしていると兄の潤が夕飯を知らせに来ました。
薫は食事より今回自分が書いた「東京の孤独」の感想が気になります。
今回はどうかと尋ねましたが、潤の評価はやはり良くありません。
人物像が平面的で、主人公の人間性もあまり共感を得られそうにないのです。
工場を舞台にしたストーリー展開にも無理があります。
潤は薫に工場で働く人に取材をしたのかと聞きました。
薫はネットで検索したからわざわざ工場になんて行っていないといいます。
ここが薫の問題でしょう。
だから内容に深みが出ないのです。
また潤に推敲の手伝いを頼む薫。
いつも潤が手伝っているし、ここのところほとんど潤が書き直しているようなものです。
潤が甘やかしすぎたのでしょう。
本当に最後だという潤のことばに、薫の表情はパッと明るくなります。
父さんには言わないで、といいながら喜ぶ薫でした。
先輩との会話
一方、健は先輩と会話ができるようになっていました。
作家の先輩…曽我賢一郎です。
悪くない、もう少しこうした方が良いなど、健が質問することに適切にアドバイスをくれる先輩。
健が自分の考えを通すときは、自分の小説だから書きたいようにしなさいと言ってくれます。
健のそばではリカが静かに見つめています。
こうして文学賞に応募する作品は完成しました。
先輩から新しい小説を書くのか聞かれた健は、姉の話を書こうと考えていることを話ました。
健の夏休み
七瀬は明日から夏休み。
海のある実家へ帰省します。
ここしばらく海を見ていないという編集長。
そのとき七瀬の携帯に健から連絡が入りました。
デジタル文学賞の原稿がほぼ終わって、次の作品を草稿で5巻を完成させたということです。
健は本当にすごい人。
健には今年も夏休みがなさそうです。
デジタル文学賞の受賞者
第6回デジタル文学賞の受賞者が発表されました。
優秀賞には3人の名があります。
薫のペンネームの下に春岡健の名前がありました。
どうして健の名前が…。
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜10話の感想&次回11話の考察予想
小野寺薫は小さい頃から癇癪もちで手のかかる子どもだったのでしょう。
ご機嫌を取ることでその場をおさめていた潤の責任もありますね。
父の存在は出てきましたが、母の存在は?
みんなが薫をかわいそうに思う何かが、小さいころに起こっているのでしょうか。
健はとうとう曽我賢一郎と会話ができるようになりました!
まだ道具のもつ力もすべて分かっていないのに、本人と会話って?!
万年筆の力がまだ分かっていないから、本人に聞いてしまえばいいのに(笑)。
先輩の曽我賢一郎と健との関係は決して強制的なものではありません。
アドバイスはくれるけど、最後には健の書きたいものを書いたらいいといってくれる。
とてもいい師弟関係だと思いました。
リカがそばでじっと見ていますが、曽我賢一郎が中に入っている感じとは違うみたいですね。
健はデジタル文学賞でも受賞していました。
しかし、気持ちは次の作品に向いています。
勝ち負けにこだわる薫は、この段階で健に負けていますね。
次の作品は姉の話と言っていました。
優しそうな姉の梓。
どんな作品になるのでしょうか。
10話まとめ
今回は漫画『ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜』10話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
10話の内容をサクっとまとめると
- 薫はまた兄の潤に作品作りの手伝いをしてもらいました。
- 健は曽我賢一郎との会話ができるようになっています。
- デジタル文学賞では薫と健の二人とも優秀賞を受賞していました。