
原作Eunsoro先生、作画Team Happy gery先生、文DODOM先生の作品・漫画「主人公を救う運命です」はピッコマで絶賛配信中です。
「主人公を救う運命です」110話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
パンを切っている最中、知らず知らずのうちに自分の指を切っていたアリアドネ。パイとアクセルに止められたことで初めて、自分が指を切り血を流していることに気づきます。
主人公を救う運命です110話の注目ポイント&展開予想
アリアドネの怪我を治療しながら、アクセルは痛覚麻痺について尋ねました。
幼い頃エリクサー実験の被害者だったアリアドネが、その後遺症で痛覚麻痺になっていることを察していたのです。
そのことをアクセルは、アリアドネの口から直接聞こうとしました。
アクセルに弱みを見せたくないアリアドネは、頑なな態度をとります。
しかしひとりになって反省をしたアリアドネは、健気に尽くしてくれるアクセルに歩み寄りました。
いつか話すと約束をします。
主人公を救う運命です110話のネタバレ
アリアドネの弱いところも全て知りたいアクセル
痛覚麻痺が進行し、指を切ったことに気づかなかったアリアドネ。
アクセルがポーションで治療をしながら、痛覚麻痺になった理由を尋ねます。
尋ねながらも、アクセルは痛覚麻痺の理由を察していました。
幼少時アリアドネはエリクサー実験の被害を受けており、その後遺症だろうと推測できました。
アリアドネはアクセルの問いに過剰反応をして、あなたには関係ないと彼の手を払い除けます。
その過剰な反応や先日のか弱い姿に接し、アクセルはようやく本物のアリアドネに対面した気がしていました。
テントに戻ったアリアドネは、ひとり反省をします。
アクセルに弱みを見せたくなくて、つい頑なな態度をとってしまう自分が理解できませんでした。
思考を振り払い痛覚麻痺の進度を確認すると、左手の痛覚が失われていることが判明します。
アクセルに歩み寄るアリアドネ
アクセルはアリアドネの食事を用意し、テントの前に置きました。
本当は、泣いたり傷ついたりするアリアドネのことを、抱きしめたくて仕方ありません。
しかし今の自分にその資格はないと、食事を残しテントの前を去りました。
テントから出てきたアリアドネは食事を手に取り、焚き火の前にいるアクセルのもとへと歩み寄ります。
そして隣に座り、アクセルの手料理を食べました。
薬草が入っていて苦味のある食事でしたが、アリアドネは嬉しそうにお礼を述べます。
食べ終えたあと、アリアドネは過去のことをアクセルに話したいと告げました。
自分の過去を話すことでアクセルの慰めになれば、と思ったのです。
アリアドネはアクセルの頬に手を添え、アクセルはその手に自分の手を重ねました。
主人公を救う運命です110話の感想&次回111話の考察予想
幼少時、父親からエリクサー実験をされ虐待されていたアリアドネ。
美しく育った今になって、その後遺症が進行してきています。
鈍い程度だった痛覚が、左手はもう無くなってしまいました。
大迷宮を閉じるためには、痛覚など無い方が戦えるのかもしれません。
しかし、痛覚が無いということは怪我に気づきにくいということです。
無茶をしやすく命を落としやすい体質に、より近づいているのだと思いました。
幼い頃から苦労をしてきて、苦境を切り抜けてもまた苦境に立とうとするアリアドネ。
人々に愛されるほど、その人々を守ろうと危険に立ち向かいます。
アクセルは、そんなアリアドネの唯一安らげる場所になりたいのかもしれません。
弱みも全て曝け出し、ありのままの自分で安らげる場所です。
それは、アクセルなりの独占欲の表れにも思えました。
次回、なんだか良い雰囲気の2人。その空気どうするつもりですか……?!
110話まとめ
今回は漫画『主人公を救う運命です』110話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
110話の内容をサクっとまとめると
- アクセルは、アリアドネの痛覚麻痺とその原因を察していました。
- なぜかアクセルに弱みを見せたくないと感じるアリアドネは、アクセルについ強い態度をとってしまいます。
- 健気な態度を見せるアクセルに、アリアドネは歩み寄りました。