
原作Kijoonseok先生、漫画stu.neulbom先生の作品・漫画「辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった」はピッコマで絶賛配信中です。
「辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった」24話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
宮廷調査団の団長エリカは、ブラッツ一族を滅ぼす任務を受けていましたが、上手くことが進まず怒りを露わにします。一方バリエル中央では、第一皇子派と第二皇子派の皇位継承争いに、ブラッツ領地の件もまた利用されており……。
辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった24話の注目ポイント&展開予想
宮殿から手紙が届きましたが、エリカが待ち望んでいた領主任命状ではありませんでした。
領主の任命は先送りにする代わりに、諮問官を送ってくるそうです。
落ち込んだエリカに、イアンは伯爵処刑の手柄を譲りました。
エリカと入れ替わりに来たスーは、うっかり仕留めてしまった伝書鳩をイアンに差し出します。
伝書鳩は、モーリンからエリカに宛てた手紙を持って来ていました。
イアンはその手紙の内容を把握したあと、族長と今後の相談をしつつ手紙を燃やします。
辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった24話のネタバレ
領主の任命状は来ず
宮殿調査団は大人数で馬を走らせ、逃亡した伯爵夫人と令息を捜索しに行きます。
調査団と衝突をした領地民達は、そんな彼らに罵声を浴びせ、ものを投げつけました。
そんな様子を見ていた団長のエリカが、屋敷に戻ると不遇な扱いをされ、イアンとテンジャ族の族長に怒りをぶつけます。
そこへエリカ宛に、中央からの手紙が届きました。
エリカを領主に任命する内容に違いないと、エリカはにわか喜びます。
しかし実際に届いたのは、領主の任命を先送りにし、代わりに諮問官を送るという内容の手紙でした。
モーリンからエリカに宛てた手紙
領主に任命されず、伯爵夫人や令息にも逃げられ、伯爵の処刑さえできないと落ち込むエリカ。
イアンはエリカに手柄を持たせるため、ブラッツ伯爵の処刑を譲りました。
ただし、実際にブラッツ伯爵にとどめを刺すのはテンジャ族で、ということで取引をします。
入れ替わりに部屋に入ってきたスーは、うっかり仕留めてしまった宮殿の伝書鳩を隠し持ってきました。
伝書鳩が持ってきた手紙は、モーリンからエリカに宮殿の内情を伝え、励ますものです。
イアンは、その手紙を蝋燭の火で燃やしました。
イアンと族長で今後の相談
モーリンの動きを察したイアンは、第一皇子派の諮問官ロマンドロを丁重にもてなすことにします。
テンジャ族の族長は、イアンが第一皇子派につくのかと確認しました。
イアンは微笑みながら視線を落とし、明言はせず第一皇子の正統性を述べます。
続けて、テンジャ族の撤収時期について話をしました。
族長は、秋が来る前に徐々に人員を砂漠に戻したいようです。
そんな話し合いがなされた数日後、伯爵夫人と令息が命を落としたと、報告があったのでした。
辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった24話の感想&次回25話の考察予想
第一皇子の読みどおり、ブラッツ領における宮殿調査団の印象は最悪です。
その影響が、中央から来る人間への不信感に、そして今後の領地経営に響くことでしょう。
そのこともあってか、エリカは領主に任命されませんでした。
落ち込んだエリカに処刑の手柄を持たせたあたり、イアンは人の扱いが上手ですね。
追い詰めるばかりが攻め手ではありません。
逃げ道や利益を相手に提示することで、自分の都合の良いように相手を動かすことも、交渉術です。
さて、次回はブラッツ伯爵の処刑と諮問官の訪問になるでしょうか。
いま大きな流れの中にいるブラッツ領を見ていると、伯爵の処刑はまだ始まりの方に過ぎない予感がします。
皇位継承を絡めて、イアンはどのように領主になっていくのでしょうか。楽しみです。
24話まとめ
今回は漫画『辺境伯家の落ちこぼれは皇帝だった』24話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
24話の内容をサクっとまとめると
- 領主に任命されず落ち込むエリカに、イアンは伯爵処刑の手柄を譲りました。
- モーリンからエリカ宛の手紙をイアンは入手し、燃やします。
- 諮問官は、第一皇子派の者を丁重にもてなす方針になりました。