原作hanryui先生、文SWE先生、作画COIN先生の作品・漫画「伝書鳥の王女様」はピッコマで絶賛配信中です。
「伝書鳥の王女様」99話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~ヒルデ卿は、東部は戦争の被害を受けたのに、復興の手が回っていないので、ゼルイネに東部の再建の法令を出してほしいと頼んで・・・。
伝書鳥の王女様99話の注目ポイント&展開予想
東部の名門貴族であるラッセル家のヒルデ卿がゼルイネに会いにやってきました。
ヒルデ卿は、東部のことは中部の貴族のバルハイルには話したくないと拒否しました。
しかし、今は戦時中で、バルハイルが国王代理なのです。
ゼルイネはヒルデ卿と2人で話し合うことにしました。
ヒルデは、ゼルイネに国王になる覚悟はあるのかと尋ねました。
ゼルイネは、姉たちが生きて戻ってきたら元老は姉たちを指示するだろうし、第4王子が生きていたら国王の座を巡って内戦になりかねないと危惧しています。
内部で争うようなことは避けなければと決意しているゼルイネ・・・。
伝書鳥の王女様99話のネタバレ
王の法令が欲しいヒルデ卿
ラッセル家のヒルデ卿は国王に従うけれども、戦時中で国王が不在の今、何もしないままに待っていることはできないと考えています。
東部の治安の安定のためにも、王族が法令を出してほしいというのでした。
いかにも東部らしい自ら積極的に動く方針のヒルデ卿。
ゼルイネは、ヒルデ卿がしっかりと先を見据えて行動できる立派な人物だと思いました。
しかし、今、ゼルイネが王族として法令を出せば、ゼルイネが次期国王の有力候補になってしまい、命の危険があります。
自分の命を賭ける覚悟
ゼルイネは、自分が命を賭けないといけないのなら、ヒルデ卿も東部のために命を賭けるように要求しました。
自分とヒルデ卿の命は価値は同じだと言い切るゼルイネ。
ゼルイネの聡明さに気づいたヒルデ卿
ヒルデ卿は取引を有利に進めるために、ゼルイネには一線を引いて交渉するつもりでした。
しかし、ただの貴族の自分と王族のゼルイネが、命としては同等だと手を差し伸べられて深く心に感じるものがあります。
ヒルデ卿は、ゼルイネにひざまずいて、自分の命は東部のためにかけると宣言しました。
ゼルイネは、自分は法令を出す代わりに、東部の王とは誰のことなのか教えて欲しいと頼みます。
東部の王の存在を知らないヒルデ卿
ヒルデ卿は、東部には王はいなくて、自分達はレスペル1世に仕えていると答えました。
ヒルデ卿は、東部の王については全く知らないというのです。
ゼルイネは、東部の王が誰なのかを調べて欲しいとヒルデ卿に頼みました。
ゼルイネは、東部の王を捕らえて処罰しようと思っているのではなくて、戦時中の今、王族内部で争いたくないのです。
東部の王と協力したいゼルイネ
東部で王とされている者がいるなら、それはロイモンドの王族であるので、ゼルイネはロイモンド再建に向けて一緒に協力して欲しいと頼みたいのでした。
ヒルデ卿は、ゼルイネが単なるお飾りの王族ではなくて、これまでも軍事会議に参加して戦争に関わってきたのだと気づきました。
自分は東部の人間なので東部の王を調べるのは不向きだと辞退したいヒルデ卿ですが、ゼルイネに強引に頼まれて引き受けました。
ヒルデ卿が気に入ったゼルイネ、あんな人が自分の身近で働いてくれたらと思うのですが、複雑な心境のバルハイルは・・・。
伝書鳥の王女様99話の感想&次回100話の考察予想
ヒルデ卿は信念のある立派な人物でしたね。
ゼルイネは、自分も命を賭けるから、ヒルデ卿も東部の再建のために命をかけるようにと命じました。
そして、東部の人間のヒルデ卿が知らないという東部の王。
本当に存在するのでしょうか?
一体誰なのか、気になりますね。
99話まとめ
今回は漫画『伝書鳥の王女様』99話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
99話の内容をサクっとまとめると
- ヒルデ卿に東部のために命を賭けられるかと尋ねるゼルイネ。
- ゼルイネは自分の命をかけて、東部の法令を出すことにしました。
- 東部の王と協力したいゼルイネ。