
原作Serian先生、漫画Yeonhong先生の作品・漫画「病弱公爵の契約妻」はピッコマで絶賛配信中です。
「病弱公爵の契約妻」101話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
姿を消したベロニカは…!?
病弱公爵の契約妻101話の注目ポイント&展開予想
ベロニカの恨み
ベロニカは諦めていませんでした。
路地に潜み、噂話を耳にしたベロニカは太陽の騎士団が自分を捜していること、そして知らない人にさえ終わりだと嘲られていることを知り、歯を食いしばります。
ベロニカが置かれた環境への怒りは、全てセレネに向けられます。
自分が掴むはずだった全てをセレネが独り占めしていると思い、ベロニカはセレネを恨んでいました。
病弱公爵の契約妻101話のネタバレ
路地に潜むベロニカ
建国祭の最終日、路地では二人の男性が噂話をしていました。
フードを被った女性が通りがかり、その話を盗み聞きします。
太陽の騎士団が人を捜していて、警備隊ではなく騎士団が動くくらいなので凶悪犯だろうということでした。
今日は皇位継承者が発表されるらしいと二人は話し、女性は目を見張ります。
幼い皇子が継承者になるので、皇太子も皇太子の婚約者ももう終わりでしょう。
騎士団が捜しているのは皇太子の婚約者ではないかと一人が尋ねますが、もう一人は貴族令嬢が庶民の中で生きていけるはずがないし、誰もあの令嬢に興味がないと笑い飛ばしました。
イフレット公爵夫人の懐妊というめでたい知らせでもちきりだからです。
盛り上がって笑いあう二人から女性は背を向け、信じられない思いで一軒の家に逃げ帰ります。
フードとカツラを脱ぎ捨てたのはベロニカでした。
粗末な服とベッドで、ベロニカは苛立ちながら体を掻きむしります。
妊娠できなくなる薬を飲ませて来たのにどうなっているのかとベロニカは焦りました。
自分だけを見つめてくれる夫と公爵夫人という地位、周りからの愛、そして念願の子供まで手に入れればこの世の全てを手にしたも同然です。
そうはさせないと据わった目で呟きながら、ベロニカはベッドの下に隠していた包みとナイフ、そして一冊の本を取り出しました。
失うものは何もありません。
ロイスに黙って集めて来た宝石を見つめながら、独り占めはいけないとベロニカは不敵な笑みを浮かべました。
嫌な予感
一方セレネは一人で、アーミッドの熱烈な告白にその場で応えられなかったことを悔やんでいました。
アーミッドはセレネの手にキスをして、演劇が終わったらセレネの気持ちを聞かせてほしいと頼み、仕事へ戻ったのです。
自分もだと伝えたかったのに…と自分を叱咤しながら、セレネはまた目眩を覚えました。
風に当たれば良くなるだろうと考えているところへ、一人の男性が肩をぶつけてきます。
セレネが急いで謝っても、男性は返事もせずに行ってしまいました。
セレネは痛む肩を抑えながらその姿を見送ります。
なんとなく嫌な予感を覚えたのです。
しかし間もなく演劇の上演が開始になるというアナウンスが聞こえて、セレネは急ぐことにしました。
皇后とレオン皇子も来ているはずです。
そしてその隣にはアーミッドもいるでしょう。
早く会いたくなったセレネでしたが、周辺に立ち込める変な匂いに気が付いて…!?
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病弱公爵の契約妻101話の感想&次回102話の考察予想
ベロニカは破滅への道を自ら全力疾走していますね。
セレネへの八つ当たりもいいところです。
いくら養女だとは言え、普通に庶民の家に住んでいることに驚きました。
宿屋なのかもしれませんが、貴族として暮らしていたら自分で宿屋に頼む経験もないでしょう。
思ったよりよくやっているという印象でしたが、体をボリボリ搔いている姿はあの優雅なベロニカとは思えませんでした。
自首して罪を軽くすればいいのにと思いましたが、バリバリの計画犯なので下手したらロイスより罪が重いかもしれません。
何よりそんなことをすればセレネへの復讐の機会がなくなるので絶対にしないでしょうね。
セレネの嫌な予感が的中してしまいそうで心配です。
101話まとめ
今回は漫画『病弱公爵の契約妻』101話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
101話の内容をサクっとまとめると
- ベロニカはフードを被り、路地裏の噂話を盗み聞きして、太陽の騎士団が自分を捜索していること、セレネが妊娠したことを知りました。
- 家に戻ってから苛立ちをあらわにしたベロニカは宝石とナイフを取り出し、セレネへの復讐を企みます。
- 一方セレネはアーミッドに返事をしなかったことを悔やみながら演劇の会場へ向かいましたが、何となく嫌な予感を覚えました。