
原作BaekSeoha先生、作画potato先生、作家IIAKI先生の作品・漫画「公爵令嬢は不幸を許さない」はcomicoで絶賛配信中です。
「公爵令嬢は不幸を許さない」19話~27話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
グレイスへの大きな代償を支払う事になったメルリとケディアは、身をもってある事に気づいた…。
公爵令嬢は不幸を許さない19話~27話の注目ポイント&展開予想
グレイスの事をこのパーティーへ嵌めようとしていたメルリとケディアは、逆にグレイスから陥れられてしまいました。
一枚の二枚も何枚も上のグレイスは、あらかじめある物を用意して命がけの仕返しと出る…。
公爵令嬢は不幸を許さない19話~27話のネタバレ
19話・グレイスが強気でいられる理由
イアネル・モナスカは、モナスカ公爵家の長女で後継者でした。
そんなイアネルとグレイスは、同い年でもあり士官学校での同級生です。
ヴァレリーとの話を終えたグレイスは、自分を避け続けるリッケの元へ行きました。
リッケは、パーティーを楽しむことなく、皇太女殿下から頼まれた用事だけを済ませて帰るつもりでいます。
そんなリッケをじっと見ているグレイスは、そんなリッケの事を否定することはありませんが、立ち振る舞いについては注意をしました。
リッケとグレイスが話をしている所へ、ウィノスティン公爵がやって来ますが、リッケはケディアとグレイスに向ける目が違う事に気づきます。
そしてウィノスティン公爵は、グレイスが屋敷を追い出されるきっかけとなった件を持ち出しては、グレイスの事を責めました。
しかしグレイスは負けることなく、淡々とした態度を見せています。
グレイスへ何を言っても通用しないと考えるウィノスティン公爵は、そのままここから立ち去って行きました。
20話・グレイスへの罠
主役のケディアは慣れない事に、一人になるとため息をついていました。
そして目に入るたくさんの贈り物を見ながら、ミレーナとのこじんまりとしながらも幸せな誕生日会の事を思い出しています。
ウィノスティン公爵へ声を掛けられたケディアは、本心を隠して嘘をつきました。
グレイスの姿が見えると、ケディアはグレイスへお礼をします。
リッケはグレイスのそばでケディアの事を見ながら、ケディアの本心を見抜いていました。
…ーそれから会場に、ケーキが運ばれてくると、なぜかケーキの配膳をメルリもしています。
これに違和感を感じるグレイスは、ため息をつくと、ケディアからケーキを勧められてもはっきりと断りました。
しかしケディアはグレイスへどうしても食べてほしくてそれを勧めると、グレイスは断る事が出来なくなってしまいます。
一口ケーキを食べたグレイスは、その場にしゃがみこんでしまいました。
21話・毒には毒をもって制す
グレイスがケーキを落としてしゃがみこんでしまうと招待客たちは誰もが、注目をします。
アレーナはすぐにグレイスへ駆け寄り、招待客たちはざわめいてしまいました。
これはケディアとメルリが、グレイスに毒を盛ったケーキを食べさせたから起きたことです。
ケディアはこれを隠してウィノスティン公爵へ、グレイスを心配する言葉を口にしていました。
しゃがみこんでしまったグレイスは、急にせき込むと、そのまま…。
騒ぎは大きくなり、ヴァレリーたちも駆け寄って行くと、グレイスはニヤリと笑いました。
実はグレイスは、ケディアたちの計画を聞いていて、ヴァレリーへあるお願いをしていました。
それを実行したグレイスは、恐怖と自分のしたことについてショックで震えているケディアを、不敵な笑みを浮かべながら見ています。
アレーナに連れられてグレイスは、会場を後にすることになるのですが、これを見ているリッケはグレイスについてあることを考えていました。
22話・グレイスという女の恐ろしさ
部屋に戻ったグレイスは、全ての毒を吐くかのように、口から出しました。
それを心配するアレーナですが、グレイスにはほどんどの毒に対する耐性があるから、心配をしないように声をかけます。
そんなことを聞いてもアレーナは、摂取した毒に耐性がなかったら…と涙を浮かべていました。
グレイスがヴァレリーの連れてくる神官を待っている中、ここにリッケがやって来ます。
リッケはグレイスのしたことについてどうしても、ケディアたちの一連の動きを見て、確かめておきたいことがあったからでした。
皇太女殿下に何かを言われてしまうかもしれないとリッケは、グレイスの治療をすることにします。
…がグレイスが笑っている顔を見たリッケは、グレイスという女性の怖さにゾッとしてしまいました。
リッケはそんなグレイスの事を黙って見ている事が出来ずに、治療魔法を使います。
それから遅れてヴァレリーは神官を連れて、部屋にやって来ましたが、それは一足遅かったのですが…グレイスはそんなことよりも、パーティー会場の様子を聞きました。
23話・父の勘違い
ウィノスティン公爵と部屋に二人きりになったグレイスは、手を挙げる父の腕を掴みました。
いつの間にか大きくなったグレイスは、もう父の事など怖くはありません。
父は、グレイスに向けられていた愛情がケディアに向いたことで、ケディアを恨んでいると勘違いしていました。
そしてグレイスは、これについて自分の気持ちを口にすると、先ほどのケーキについても話します。
グレイスが何を言っても、ウィノスティン公爵はケディアの事を庇い続けていました。
ここまでケディアの事を庇い続ける父を見て、グレイスは次の策を考えています。
この件を使って父を脅しにかかるグレイスは、ケディアとミレーナを守り続けるならとある取引を持ち掛けました。
部屋の外に出たアレーナはグレイスの事をとても心配しますが、ヴァレリーはニヤリと笑いながら、グレイスなら大丈夫とどや顔です。
ウィノスティン公爵が部屋を出て行くと、グレイスも部屋から出て来ますが…、ヴァレリーとグレイスの話にリッケが首を突っ込んできました。
24話・ケディアの見抜けなかった言葉
パーティーが終わったあと、グレイスはパーティー会場で片づけをしているメイドへメルリの事を聞きに行きました。
メイドに聞いたように、グレイスはケディアの部屋へと行きます。
部屋の中ではケディアがベッドの上にて、布団を被って青ざめた顔のままいたのですが…グレイスが部屋に来たと分かると怒りに立ち上がりました。
ケディアは、グレイスがしたことはグレイスが自らしたことだと、責めてきますがその証拠はありません。
グレイスの言動にカっとなるケディアは、許せなくなるとグレイスへ手を挙げようとしました。
ケディアは全部全部グレイスのせいだとわめくのですが、グレイスはケーキを口にする前にケディアへちゃんと確認をしています。
それをしたのにケディアは、それを見抜くことが出来ませんでした…。
そんなグレイスへずっと敗北をし続けていたケディアは、グレイスから与えられたチャンスすら逃してしまった事に今になっても遅いのです。
ケディアの部屋を出て行く前、グレイスはヴァレリーについてある言葉を残して行きました。
25話・さようならメルリ
それからケディアの用意したケーキについての事件は、瞬く間に貴族たちの間に広まっていきます。
…ーグレイスは真犯人を見つけると、使用人たちを集めてそれについて話を知る事にしました。
真犯人としてメルリがあがるのですが、メルリは自分ではないとシラを切るつもりでいます。
メルリには、シラを切れる自信がありました…それは、毒を盛った証拠は全て処分したからと…。
グレイスに呼ばれたエイルとベリンは、ビクビクした様子のまま、グレイスへあるものを渡します。
メルリはこれを見ると、急に顔色を変えてしまうのですが、これをグレイスは見逃しません。
カっとなりメルリはグレイスへ対する悪口を口にするのですが、それを逃さないグレイスはメルリの口を塞ぎます。
執事へベルン監獄へ手紙を出すように指示を出すグレイスは、メルリの事を追放することにしました。
グレイスの出したメルリへの罪への償いに、ここにいる使用人たち誰もが、ざわめいてしまいます。
26話・グレイスの次の行動
グレイスのメルリへの罪状に、ケディアは怯えながらもそれについて聞いていました。
しかしグレイスは、自分にしようとしたことを分からせるために、ベルン監獄へ送る事にしています。
ケディアはグレイスの話を聞き、ウィノスティン公爵へ話をしようとしますが、それをしても無駄だとグレイスは教えてあげました。
グレイスの言葉を聞いたケディアは、青ざめながらその場に崩れ落ちると自分の負けを認めなければいけなくなってしまいます。
それから後日、グレイスの元へメルリがベルン監獄へ収容をされたという手紙が届いていました。
ケディアはそれから数日間も部屋にこもっては、食事をしていません。
今回の件に懲りたのかグレイスの脅しがきいたのかケディアは、部屋から出る事が出来なくなっていました。
グレイスの話を聞きながら笑っているヴァレリーは、ある提案をしますがすぐに、却下されてしまいます。
それからグレイスは、アレーナへ学術院経済学部のリンダ・ドゥエールへ手紙を出すように指示を出しました。
27話・ケディアとグレイスの取引
それからもずっと食事をしなくてもケディアの部屋には、食事が運ばれています。
ケディアは、ずっとずっとグレイスの言葉が頭から離れずに部屋から出る事が出来なくなっていました。
そんなケディアの部屋に土足で入るグレイスは、ケディアから悲鳴を上げられています。
食事をしないケディアの部屋のカーテンを開けて、食事をするようにグレイスは声を掛けています。
それでも食事をしようとしないケディアへグレイスは、アマースト夫人以外の教師を全て解雇すると学術院で最も有能な教授たちを個人教師として雇う事にしました。
優秀な教師を雇うからには、ケディアには短期間で身に着けるべきことを全て、学んでもらう事にします。
グレイスは、それを身に着ける事でケディアには、社交界の頂点に挑戦をしてほしいと考えていました。
グレイスはこれをすることで、ケディアをうまく育ててヴァレリーのような社交界の情報屋として利用しようとしています。
ケディアはこれを断ったらどうなるのかグレイスへ聞くと、グレイスはある言葉を口にしました。
公爵令嬢は不幸を許さない19話~27話の感想&次回28話の考察予想
グレイスのしたことは、リッケだけではなく他の招待客たちも驚かせてしまう言動でした。
しかしグレイスにとってこれは美味しい事です。
自分の命をかけてでも自分の立場を守りながら、ケディアへ自分に逆らえないという事を教えていました。
ケディアもこれに懲りたと思うので、このまま大人しくしていればいいのですが…。
それをしないようにも見えるケディアは、グレイスとの約束を守って今は、静かにしていた方がいいと思います。
19話~27話まとめ
今回は漫画『公爵令嬢は不幸を許さない』19話~27話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
19話~27話の内容をサクっとまとめると
- グレイスはケディアとメルリの計画を聞いたからこそ、自らある言動を起こしました。
- グレイスへしようとしたことに対してその罪を償う事になったメルリは、ベルン監獄へと送られます。
- グレイスへ逆らう事を出来ないようにケディアには、優秀な先生をつけて、勉強をしてもらう事にしました。