
原作Maybe先生、漫画hyeona先生の作品・漫画「黒幕婚約者が私の幸せを邪魔する」はピッコマで絶賛配信中です。
「黒幕婚約者が私の幸せを邪魔する」20話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~ティスベには全てが遅すぎました。もうすでに彼女は決心を固めてしまっています。~
黒幕婚約者が私の幸せを邪魔する20話の注目ポイント&展開予想
祖父が自分を庇おうとしていること、キリアンが自分に興味を持っていること。
全てがティスベにとって遅すぎたものでした。
彼女が亡命する決心を固めてしまったのは、2人の態度によるからです。
2人の態度の変化に、ティスベが混乱してしまいます。
黒幕婚約者が私の幸せを邪魔する20話のネタバレ
今更な祖父の態度を受け入れられないティスベ
ティスベはどうして祖父が今更になって自分を庇うのか分からないと言います。
その言葉に目を見張るカリクスト公爵。
メイドからプレゼントされた針山の針に仕込まれていた毒で倒れた時も、祖父は全ての使用人の口止めを命令しただけで、ティスベの元へ見舞いに訪れたことはありませんでした。
そんな生死を彷徨った時ですら優しさを見せなかった彼を、ティスベは今更信じることはできません。
自分に怒る気持ちは分かるとカリクスト公爵は言います。
しかし、ティスベには遅すぎたのです。
もう少し早くにそうしてくれていたら、決してここを離れようと考えなかったのにと、彼女はそう考えて、カリクスト公爵に背を向けました。
本物のティスベではないから、徐々に変化が起こっていると考えるティスベ
ティスベはこうも何もかも変わってしまったのは、原作のティスベではないからだと推測していました。
本当なら悪事を働いたティスベは祖父やキリアンからも背を向けられる存在。
しかし、幼い頃に起こした行動で、キリアンがティスベの本当の性格を知ったことから、関係性が変わったことは分かっています。
だから、祖父との関係性も自分の何かしらの行動で変わったのだと思ったようです。
どうして今のタイミングなのだろうと考えるティスベ。
2人の態度で、ティスベは亡命する決心を固めたのです。
そして、3年前のことを思い出します。
噂を聞いてしまったティスベは黙っていません
3年前のキリアンの皇太子就任式。
キリアンからパートナーとして申し入れがあり、ティスベは今日返事をしようと思っていました。
キリアンなら、自分が将来聖女じゃないと知ったとしても側にいてくれると信じていたのです。
彼に伝えようと思っていた矢先、ティスベはキリアンの最側近たちが噂話をしているのを耳にしてしまいました。
それはあの時、幼い頃に聞いた内容と同じで、ティスベは利用価値があるからキリアンに気に入られているという類の話です。
ティスベはその場に乗り込み、噂話の元凶の彼らを問い詰め…。
黒幕婚約者が私の幸せを邪魔する20話の感想&次回21話の考察予想
幼い頃の寂しさはとても埋めようがないくらい、ティスベを傷つけていたようですね。
今更だというティスベの気持ちに共感できます。
すぐには信じられないのと、もっと早くに見せてくれていたらとたらればを考えてしまう気持ち、分かります。
キリアンはティスベから返事がもらえなかったと思っていた、パートナーの件。
ティスベはきちんとキリアンに返事する気でいたようですね。
直前までキリアンなら自分を信じていてくれると思っていたティスベを、あの噂話はどれほど傷つけたことでしょう。
最側近たちが噂話をするくらいですから、幼い頃キリアンが言っていたことは本当だったんだと思われても仕方ありません。
キリアンが自ら蒔いた種だということですが、もし皇太子のパートナーとなっていれば、ティスベが更に辛い立場になっていたかもしれないと思うと、これでよかったのかなとも思います。
祖父との関係、キリアンとの関係、ソアーとの関係、エステルとの関係…、ティスベが考えないといけないことは山のようです。
これからどうなっていくのか、とても楽しみですね!
20話まとめ
今回は漫画『黒幕婚約者が私の幸せを邪魔する』20話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
20話の内容をサクっとまとめると
- ティスベは今更庇う祖父の考えを受け入れられない
- ティスベが亡命を決めたのも、祖父とキリアンの態度が原因だった
- 3年前、キリアンの皇太子就任式の日、ティスベがパートナーの件で返事をしようとパーティーに参加していた
- キリアンなら自分を受け入れてくれると信じていたティスベ
- しかしティスベは最側近が噂している内容を聞いてしまった