
原作Portofino先生、漫画Wiyeon先生の作品・漫画「詐欺師だけど大丈夫」はピッコマで絶賛配信中です。
「詐欺師だけど大丈夫」1話~4話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
誠実に生きてどん底に突き落とされたセイゼル…2回目の人生では真逆に生きる決意をして…!?
詐欺師だけど大丈夫1話~4話の注目ポイント&展開予想
二度目の人生は
誰よりも誠実に生きたセイゼル。
しかしその誠実さは悪人のカモになり、自分のものを奪われ、誰も助けてくれない環境に陥り、しまいには処刑されてしまいます。
予期せぬ二度目の人生を迎えたセイゼルを支えていたのは、監獄にいた頃の仲間たちとの記憶でした。
二度とあんな人生を送らないよう、セイゼルは奪われる前に全てを奪ってやろうと考えます。
詐欺師だけど大丈夫1話~4話のネタバレ
誰よりも誠実だったセイゼルは人生のどん底へ
セイゼル・アラミスは物静かで心優しく、そして美しい女性です。
北部の辺境ペロンのアラミス子爵家の当主でありセイゼルの父親エドワードは、頑固ではあるものの誠実な人でした。
しかし彼には、他の模範となるべきという強い考えを持っていて、娘は誰もが見習う淑女となるべきだという固い考えを曲げなかったのです。
唯一の家族である父を失望させたくなかったセイゼルは懸命に父に従います。
ペロンがある時開発ブームに巻き込まれ、土地を売りさえすれば一生遊んで暮らせる大金を得られる機会が訪れました。
エドワードはそれでもこの地を売らないと決め、セイゼルも父の考えを信じます。
ところがエドワードはある日突然急死してしまいました。
最後まで娘に正しく生きるよう訴え続けた父親の死は、セイゼルにとって虚しく感じます。
一人残されたセイゼルは、父の教えに従って周囲の親戚を頼り、助け合い生きて行こうとしました。
しかしその結果彼女を待ち受けていたのは叔父の裏切りだったのです。
叔父はセイゼルを騙して屋敷を乗っ取り、彼女を追いだしました。
これまで誰一人疑うことなく生きてきたセイゼル。
これまで彼女が信じてきた信義と誠実さが一斉に背を向け、彼女に手を差し伸べてくれる人は誰もいませんでした。
それからも詐欺や裏切りに遭い、誰よりも誠実に品位を守り生きてきたセイゼルの最期は処刑台。
給料を横領して彼女を襲おうとしたギルド長に反撃したら、運悪く命を奪ってしまい、正当防衛も認められなかったのです。
二度目の人生の幕開け
みじめな人生でしたが、セイゼルには監獄サンフラシアで10年間苦楽を共にした仲間がいました。
ついに処刑の時を迎え、心の中で父親にこれで満足かと問いかけます。
父の教えに従って生きてきた結果がこれなら、二度とこんな人生は歩みません。
もしも生まれ変わったなら自由に生きて、奪われる前に全て奪ってやるとセイゼルは誓いました。
そうして最期を迎え…セイゼルは再び目を覚まします。
なんとエドワードの葬儀の直後に戻っていたのです。
目の前には自分をどん底に突き落とした叔父の姿がありました。
混乱したセイゼルでしたが、心の中で神に感謝します。
このクズに報復する機会をくれたのだと悟りながら…。
すぐには信じられず、一人になってからセイゼルは頭の中を整理しました。
生涯で最も笑ったのは監獄の中で、10年間本当の姉妹のように過ごした彼女たちはどうしているのかとセイゼルは思います。
荒々しく誰よりも正直な彼女たちのおかげで、セイゼルは人生に必要なものを知ることができました。
そんな彼女たちと別れることになるなんて考えられません。
自分のものは自分で守ってみせるとセイゼルは決意しました。
土地を売る決断
とある酒場では、傭兵ギルドケートルのリーダーエドガーが、部下と喋っていました。
一週間も連絡がないと二人は話し、依頼人のカエラ侯爵にこんなところを見られたら〇されるとぼやきます。
アラミス子爵がここまで頑固だと思わなかったと部下は伝え、エドガーは予想外の展開に頭を抱えました。
アラミス子爵が亡くなったばかりか叔父もクズで、美しいと評判の娘が不憫です。
二人が話しているところに現れたのはその子爵の娘の本人、セイゼルでした。
大きなカバンを抱えた貴族令嬢が酒場に一人で来たことを二人はからかいますが、セイゼルはその空のカバンを開き、早く金を入れるようにと笑顔で促します。
戸惑うエドガー。
土地を売らないと言ったところで、彼らが望むものを手に入れるために手段を選ばないであろうことはセイゼルにはもう分かっていました。
このままでは自分の明日の保障はないので、自分の資産は自分が売るとセイゼルは決めたのです。
子爵邸と領土、ペロン地方の全域に広がる家門所有物の権利書を差し出し、金塊200個を要求しました。
50個が限界だと訴えるエドガーでしたがセイゼルは譲らず、笑顔で圧力をかけます。
長いやり取りの末ついにエドガーが折れ、大量の金塊を手に入れたセイゼルはご満悦でした。
エドガーはため息をついていましたが、セイゼルは取引を終えても帰ろうとしません。
次の取引をしようとエドガーに笑いかけたのです。
追い詰められた叔父
一方叔父は、大人しいはずのセイゼルから感じた殺気に違和感を覚えつつ、夫人になだめられていました。
薬を盛ったお茶を飲ませて言うことを聞かせればそのうち財産が転がり込んでくると思い込み、二人は笑いあいます。
そこへメイドのリリンが駆け込んできて、セイゼルからの手紙を叔父に渡しました。
てっきりセイゼルが泣きついてきたと思いきや…なんとそれは退去命令書。
どういうことかと詰めかけた叔父と大勢の親戚たちを前に、セイゼルは笑顔で法的手続きを踏んだ正式な書類であることを伝えます。
恩着せがましく反発する叔父を眺めながら、セイゼルは過去この男に突き落とされたことを思い出しました。
笑わせるなと吐き捨てるセイゼルの目は冷たく、人々は怯みます。
叔父は目を血走らせてセイゼルの手を掴んで脅しますが、そこへ現れたのはエドガーともう一人の傭兵でした。
慌ててその場を取り繕う叔父でしたが、彼らがセイゼルと取引をしたことを知って呆然とします。
混乱する叔父に向かってセイゼルは、叔父は彼らからお金を貰う立場で、自分はあげる立場なのだと分かりやすく説明してやりました。
迫りくるエドガーたちに冷や汗を流す叔父…その場には情けない悲鳴が響いたのでした。
その後セイゼルは金塊の一つをエドガーに渡し、今後を心配する彼に今後も仕事を任せます。
本物の金塊を貰ったエドガーも上機嫌で請け負い、セイゼルは暗く染めていた髪を地毛の金髪に戻しました。
後始末も済んだのでそろそろ旅立とうと考えたのです。
過去の記憶を書き留めるセイゼル
セイゼルが来たのは北部の中心地ノイレン。
そのホテルをまるごと貸し切りにしてセレブな休日を満喫します。
せっかく過去に戻ったなら未来に備えろと言われるかもしれませんが、過去ではせっかく溜め込んだ財産を国に没収されたのです。
全部使っておくべきだったと悔やんでいたのでした。
初めて「あの子」と話したのもその件だったことをセイゼルは思い出します。
そこでセイゼルはハッとしました。
のんびりしている場合ではなく、あんな人生を繰り返さないため、覚えているうちにできる限り詳しく書き留めておこうと決意したのです。
誰に何をされたのか、国はどんな状況だったのか、セイゼルは散々な過去にイライラしながら書き起こしました。
そこで、ある事件の後あからさまに帝国が乱れ始めたことを思い出します。
それは帝国において最も影響力のあったルビアス公爵の急死でした。
ルビアス公爵家は由緒正しき歴史と伝統を持ち、皇家を牽制できるほどの力を持つ家門です。
帝国最高の家門でありながら、ルビアス公爵は正直かつ謙虚な人で、エドワードも会ったことのない公爵を崇拝していました。
カギを握る公爵家
知らないうちにセイゼルの人生にも影響を及ぼしていた公爵は、その死によって帝国全土を揺るがします。
貴族から庶民、全ての人が帝国の未来を憂いました。
しかし帝国民には小公爵カルゼ・ルビアスという希望が残されていたのです。
帝国民の信頼はカルゼに向けられますが、そんな中第二の悲劇が起きました。
父親の訃報を受けて急遽帰国したカルゼもまた、同じように馬車の事故で命を落としたのです。
結局先代公爵の異母弟ルバンテ侯爵が執権政治を開始し、欲にまみれた彼の政治によって帝国は無法地帯と化しました。
権力と金に人々は振り回され、多くの分裂が生まれ、帝国とともにセイゼルの人生も終わりを告げたのです。
そうなるわけにはいきません。
頭を抱えるセイゼルのもとにやってきたのはエドガーでした。
セイゼルは彼に、公爵アルヘン・ルビアスは生きているのかと尋ねます。
公爵が次のターゲットだと誤解したエドガーは真っ青になって…!?
続きはピッコマで!
詐欺師だけど大丈夫1話~4話の感想&次回5話の考察予想
監獄で10年もともに過ごした姉妹のような仲間たちというのは心強いですね。
きっとこれから彼女たちも仲間になるのでしょう。
なかなか女性同士の結びつきがここまで強い物語は珍しい気がします。
誠実に生きてきた結果がこれかというのは救いがなさすぎて辛いです。
でも過去に戻ってすぐに行動に移したセイゼルはさすがでした!
タイトルについては何がどう大丈夫なのか謎ですが…。
監獄で得た知識をフル活用して生き抜いていくことでしょう。
小公爵カルゼがお相手かなと思いますが、由緒正しい公爵家の跡取りと詐欺師ではどう考えても釣り合わない気がします。
この先の展開が楽しみです!
1話~4話まとめ
今回は漫画『詐欺師だけど大丈夫』1話~4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
1話~4話の内容をサクっとまとめると
- 父の教えに従って誰よりも誠実に清く正しく生きてきたセイゼルは、父の死後叔父の裏切りによって人生のどん底に突き落とされ、ついには処刑されてしまいます。
- しかし死の間際に願った通りなぜか過去…父の葬儀の後に戻り、セイゼルは自分の人生を変えるべくまず叔父に復讐することにしました。
- 監獄で10年を共にした本当の姉妹のような仲間を恋しく思いながら、セイゼルは土地を売って得た大金を手にして、忘れないうちに過去を書き留めます。
- そして帝国が目に見えて荒れ果てた原因がルビアス公爵の急死だったことを思い出し、その後継ぎである小公爵カルゼも事故で亡くなったことを思い出しました。