
原作hanryui先生、文SWE先生、作画COIN先生の作品・漫画「伝書鳥の王女様」はピッコマで絶賛配信中です。
「伝書鳥の王女様」67話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~グノッグの民達の復興作業に王族の自分が先頭に立とうとてきぱきと行動するゼルイネですが・・・。
伝書鳥の王女様67話の注目ポイント&展開予想
ロナハイム軍はグノッグ城を占領しましたが、グノッグは元々税収も少なく、貧民街があって政治の安定しない土地柄です。
グノッグの民衆は、補給品の食料をめぐって暴動を起こし、人々の心は荒んでいました。
ゼルイネは、復興のために民に食料を配給するのは王族の仕事だと自分が先頭に立ちます。
飢餓の状況にあった人達は、手づかみで穀物を生のまま口にほおばっています。
そして、強い者が子どもや女性から食料を強奪し、村は無法地帯と化しているのでした。
ゼルイネは、弱者同士が協力し合えるように共同体をつくる事を優先し、配給は調理兵がおかゆを焚いて配ることにしました。
穀物を強奪した無法者たちにも会って話し合いたいと考えるゼルイネにバルハイルは危険だからと反対するのですが・・・。
伝書鳥の王女様67話のネタバレ
暴動を起こした男達の理由
ゼルイネは捕らえられている男達の前にバルハイルと騎士団長達と一緒に行きました。
ゼルイネはマントを頭からかぶり、行政官のふりをしています。
行軍していたゼルイネの近くに火炎瓶を投げつけた者達は檻に入れられていました。
バルハイルは彼らに死刑を言い渡します。
グノッグの領主の悪行
死刑と言われて開き直った男達は、軍人や役人の悪口を言い出しました。
この地の城主は、税金を払えない者からは子どもを奴隷として連れて行き、貧民達を毛嫌いして畑仕事をさせず、城の仕事には賃金を払わなかったのです。
グノッグの城主は、労役費を払わず民をタダ働きさせて自分だけ裕福な生活をし、民は奴隷の生活でした。
そして、戦争になり攻め込まれた途端に自分は南部に逃亡したのです。
王族の自分の無力さを嘆くゼルイネ
民達の話を聞いたゼルイネは一旦罪を保留し、脱力して座り込みました。
結局、自分が王宮で必死に頑張っても、地方ではこのような不正がまかり通り、民達はひどい生活を強いられていたのです。
グノッグの地を治めるゼルイネ
涙を流すゼルイネに、バルハイルはどうするつもりなのか尋ねました。
ゼルイネは騎士団長達を呼び集め、民達の前でこれからは城主ではなく自分の命令に従うように話しました。
ゼルイネは暴動を起こした者達の罪は問わない事にして・・・。
伝書鳥の王女様67話の感想&次回68話の考察予想
グノッグの城の城主は典型的な無能な城主で、貧民達には仕事を与えず、城での労役の賃金も払わずにただ働きをさせて私腹をこやしていたのですね。
その上、戦争が起きて攻め込まれた途端、さっさと城を捨てて自分だけ南部に逃亡するとは、もうあきれ果ててしまいます。
この地で民達がひどく貧しい生活をして、心も荒んでしまった理由がよくわかりますね。
ゼルイネは、行政官のふりをしていますが、自分が先頭に立ち、この地の復興のために色々と策を考え出しました。
あの人前から隠れるように過ごしていたゼルイネの成長ぶりがすごいですね。
67話まとめ
今回は漫画『伝書鳥の王女様』67話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
67話の内容をサクっとまとめると
- ゼルイネとバルハイルの近くに火炎瓶を投げつけた暴徒たちの言い分。
- グノッグの城主は、民達から搾取するばかりで労役の賃金も払わずに子どもは奴隷として奪い、戦争が起きるとさっさと南部に逃亡していました。
- グノッグの地の復興のために、策を練るゼルイネ。