悪党の正しい育て方 ネタバレ26話【漫画】流行病の実態…ショックを受けたハンナ

原作Solgit先生、漫画PuNyang先生の作品・漫画「悪党の正しい育て方」はピッコマで絶賛配信中です。

「悪党の正しい育て方」26話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！

 

村を襲う流行病…ハンナが目の当たりにした光景とは…？

≫≫前話「悪党の正しい育て方」25話はこちら

▼ピッコマと同じく、こちらの漫画アプリもおすすめ♪

悪党の正しい育て方26話の注目ポイント＆展開予想

ハンナが見た村の光景

流行病は村を静かに包み込んでいました。

店はどこも閉まっていて、ハンナは不安に駆られながら街の様子を見て回ります。

そこは思っていたよりもはるかにひどい状況でした。

感染した患者が、伝染を恐れた家族から路地裏に捨てられているような有様だったのです。

悪党の正しい育て方26話のネタバレ

静まり返った村の路地裏

感染対策をして村に買い物にやってきたハンナ。

しかし村は静まり返っていました。

早く買い物を済ませて帰ろうと思いながらハンナは店を探しますが、どこも営業していないようです。

 

ハンナは諦めることにしました。

でもせっかくここまで来たので、村の状況だけでも見てから帰ろうと考えます。

ハンナが足を運んだ路地裏には、血を吐いてぐったりした男に必死に呼びかける少年の姿がありました。

 

少年の横では、死にかけの人間に何をしても無駄だと老人が吐き捨てています。

自分たちのような乞食が疫病で死ねたらむしろラッキーだと叫ぶ老人の言葉を無視して、少年はぐったりした男性に呼びかけ続けました。

神殿に行こうと訴える少年に対し、神殿が自分たちみたいな乞食を相手にするはずがないと老人は告げます。

 

少年が苛立ちながら言い返したところでハンナの存在に気付き、声を掛けました。

ハンナは狼狽えながら、ただの通りすがりだと答えます。

そして彼らから、この路地裏が死を待つ人間たちの巣窟だと聞いて青ざめました。

 

ここにいるのは病に苦しむ人たちばかりで、皆もう諦めてしまい神殿にも行かないのだそうです。

老人のように、神殿が自分たちを相手にしないだろうと諦めている人もいるのでしょう。

ここの人間は諦めることに慣れているからという少年の言葉に、ハンナは愕然としました。

死の匂いの中で…

ここは昼間でも薄暗い路地の一角で、化膿した傷口と排泄物のニオイが鼻をつきます。

死の匂いがあるならこんな匂いだろうとハンナは考えました。

しかし、彼らの姿は氷山の一角にすぎず、後ずさったハンナは壁にもたれた男の顔を見て絶句します。

 

血を吐いて倒れている男は、ハンナもよく知っている靴屋のマルセルでした。

なぜ…と言葉を失うハンナに、少年は皆が乞食だったわけではなく、病の流行で大勢が何もかも失ったのだと伝えます。

マルセルは立派な靴屋を営んでいたにもかかわらず、病にかかったことで、息子たちにこの路地裏へ置き去りにされたのだということでした。

 

血を吐くマルセルの姿にハンナは青ざめ、老人からはこうなりたくなければ早く帰れと勧められます。

ハンナは急いで駆けだし、違う路地で吐きました。

衝撃の実態に大きなショックを受け、ハンナの目には涙が浮かびます。

 

ハンナは神殿に戻ると、真っ先にセジャールのもとへ駆けつけました。

真っ青なハンナの様子を見たセジャールは…！？

続きはピッコマで！

悪党の正しい育て方26話の感想＆次回27話の考察予想

流行病の蔓延という状態やこの感染対策、罹ってしまった時の絶望感…。

どうしても現実世界の世界的なパンデミックと重ねて見てしまいます。

きっと世界中にこんな路地がたくさんあったんでしょうね…。

 

という現実世界での各国の状況はまだ、メディアを通じて知ることができましたが、この世界ではそうもいかないでしょう。

突然目の前でゆっくりと死にゆく人々を見たらどうしていいか分からなくなりそうです。

しかもそれがよく知っている人だったら心が壊れてしまいそうですね。

 

感染したからと言って家族に捨てられるというのも切ないですが、実際そうせざるを得ない状況だったのかもしれません。

ハンナはその場でお茶を配り始めるかと思いましたがさすがにそんなことはありませんでした。

動揺しながらもすぐにセジャールに報告に行くところは冷静だなと思います。

26話まとめ

今回は漫画『悪党の正しい育て方』26話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

26話の内容をサクっとまとめると

≫≫次回「悪党の正しい育て方」27話はこちら