
原作Kin先生、漫画Mingsung先生・Yong Doosik先生の作品・漫画「接近不可レディー」はピッコマで絶賛配信中です。
「接近不可レディー」16話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
マゴをイノアデンに連れて行くと主張するテルゾの狙いとは…?
接近不可レディー16話の注目ポイント&展開予想
真実の目
マゴがビオレッタとテルゾに怯える一番の理由は、彼らの言葉が本心かどうかわからないというところにありました。
真実の目は、他者の言葉が真実か嘘かを見極めることができます。
しかしカリキアの人間だけに受け継がれる真実の目を三人とも持っていました。
真実の目を持っている者同士では何を考えているのか分からないのです。
接近不可レディー16話のネタバレ
テルゾとビオレッタの口論
僕が連れて行ってあげるとテルゾがマゴに話しかけます。
初めて見る人だとマゴは思いました。
ビオレッタと同じだと瞬時に悟ります。
マゴの緑色の目が光りました。
何も見えないから彼の言葉が本心なのかどうか、マゴには分かりません。
勝手な真似をするなとビオレッタがテルゾに怒鳴りました。
君こそ今何が一番大事か考えてみろとテルゾが反撃します。
子どもがこんなに不安がっていたら何とかして落ち着かせるべきだろうとテルゾは説得するように伝えました。
だからすでにイノアデンには伝えてあるとビオレッタは苛立った様子で答えます。
ヒリスが外出から戻ったらすぐにカリキアに来てほしいと伝えてあるのです。
でも彼女が来るのを待つよりこちらから行ったほうが早いだろうとテルゾは尋ねました。
それにヒリスの帰宅が遅れたら、今日カリキアに来てくれない可能性も高いと付け加えます。
そうしたら君の大切なこの子は明日までずっと不安なままだとマゴを振り返りました。
マゴは布団にくるまり、涙を浮かべてガタガタと震えています。
だから今すぐイノアデンに行くというのかとビオレッタはテルゾに尋ねました。
それが一番早いからとテルゾが頷きます。
いったい何を企んでいるのかとビオレッタは歯がゆい思いをしました。
同じ真実の目を持っているテルゾの心を読むことはできません。
真実の目とは、外部には知られていないカリキア家の人間だけに受け継がれる力でした。
人の言葉が真実か嘘かを見極めることができるのです。
力があってもお互い心の内など分からないのにとビオレッタは思いました。
だったら私が連れて行くからあなたはここに残ってとビオレッタはテルゾに伝えます。
君一人でどうやってとテルゾは食い気味に返しました。
華奢なビオレッタに子どもを担いでいくのは無理だし、万一のことを考えれば女子供だけでは危険だと話します。
アクシオンに協力を求めるビオレッタ
それならと、ビオレッタは侍従にアクシオンを呼ばせました。
アクシオンの名を聞いたテルゾは絶句します。
結局またアクシオン・ベルゼットかと呟きました。
長老たちの言いなりであるあなたよりベルゼット家の主を信じたほうが100倍マシだとビオレッタは冷たく答えます。
テルゾの言う通り、今一番大事なのはマゴを落ち着かせることだから言い争いはこれくらいにしようと伝えました。
好きにしろと吐き捨てたきり、二人の間には沈黙が漂います。
呼ばれてやってきたアクシオンは、内心げんなりしていました。
部屋の中にはギスギスした空気をまとっているテルゾとビオレッタ、そして布団をかぶってガタガタ震えている子どもがいます。
何があったかだいたい察しがつき、アクシオンはため息をつきました。
今からテルゾと一緒にマゴを連れてイノアデンに行くとビオレッタから聞き、アクシオンも一緒に行くことに同意します。
アクシオンは震えているマゴに、これからヒリスに会いに行くと話しかけました。
突然知らない人から色々言われて怖いだろうし不安だろうが、自分の名にかけてどんな状況下でも君を守ると約束したのです。
マゴの目が輝きました。
ヒリスと同じで本心の言葉だと分かったのです。
それなら信じても大丈夫だと思い、マゴは恐る恐るアクシオンに両手を伸ばしました。
マゴを抱きかかえたアクシオンは…?
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接近不可レディー16話の感想&次回17話の考察予想
テルゾとビオレッタの関係も複雑そうですね。
度々ビオレッタに呼ばれるアクシオンですが、ヒリスに会いたいと思っていたのは彼も同じなので、今回の申し出は渡りに船だと思います。
カリキアの真実の目には驚きました!
羨ましいですが苦労も多そうです。
その目のせいで、誰よりもマゴを大切に思っているはずのビオレッタがマゴの信用を得られないのは、なんだか不憫に感じます。
16話まとめ
今回は漫画『接近不可レディー』16話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
16話の内容をサクっとまとめると、
- 急にマゴを連れてイノアデン家へ行くと言い出したテルゾにビオレッタは驚き、口論となりました。
- 真実の目によってカリキア家の人間の言葉が本心か判断できず、マゴは怖くて震えています。
- ビオレッタはアクシオンも連れていくことを提案し、マゴはアクシオンの言葉が真実とわかって彼に手を伸ばしました。