悪女、最強の錬金術師になります ネタバレ17話【漫画】カイデルを拒絶するエバンジェリン

悪女、最強の錬金術師になります17話の注目ポイント＆展開予想

カイデルが見ていたのは自分ではなかった…？

カイデルが自分のことをまっすぐに見てくれていると信じていたエバンジェリン。

しかしカイデルが自分を公爵城へ連れてきたのは、自分を通して他の誰かを見ていたからでした。

エバンジェリンはショックを受け、深く傷つきます。

その悲しみから、謝るカイデルを撥ね付けるようになってしまうのでした。

悪女、最強の錬金術師になります17話のネタバレ

降りしきる雨の中

突然雨が降り始めました。

屋敷の中ではフィルが雨を見ながら考え込んでいて、彼女の背中にハンスが声をかけます。

エバンジェリンがカイデルに会いに温室へ行ったからと話すフィルの言葉に、ハンスも反応しました。

覚悟を決めたのではないかとフィルは推測し、この際エバンジェリンももう少し心を開いてくれたらと願います。

ハンスも降り続く雨を見ながら同意したのでした。

温室の中ではエバンジェリンがカイデルに腕を掴まれて立ち尽くしています。

まさか初めからそれが理由で自分をこの城へ連れてきたのかと尋ねるエバンジェリン。

自分がお坊ちゃまの「あの人」に似ているからなのかと尋ねる彼女の手は震えていました。

カイデルは急いで説明しようとしましたが、エバンジェリンは激しいめまいにふらつきます。

カイデルだけは自分をちゃんと見てくれていると思っていましたが、自分を通して別の人を見ていたことにショックを受けたのでした。

カイデルは急いで、ふらついたエバンジェリンを支えて傷つけてしまったことを謝ります。

エバンジェリンは顔を背けて、自分の恩人で助けてもらったことは事実だから謝る必要はないと答えました。

エバンジェリンの拒絶

自分が新しい人生を生きているのもその人のおかげかとエバンジェリンは自嘲気味に笑います。

エバンジェリンはカイデルの言葉を遮り、踵を返しました。

雨も降ってきたから戻らないといけないと告げて入口へ向かいます。

カイデルは彼女の背中にもう一度謝り、説明するには自分にも時間が必要なのだと訴えました。

それまではエバンジェリンがやりたいことを存分にやってほしいということ、自分はずっと彼女の味方だと伝えます。

エバンジェリンは振り向くことなく、それはお坊ちゃまの都合だろうと呟いてその場を後にしたのでした。

翌朝もエバンジェリンはエリアスの研究室で彼とやり合っていました。

賭けに応じてくれたのに研究室を使わせてくれなかったのです。

もし研究室を吹っ飛ばしたら誰が責任を取るのかと詰められ、エバンジェリンは言葉に詰まりました。

部屋の入口に立っていたカイデルが、自分が責任を取ると口を挟みます。

エリアスは苛立ち、勝手にしろと告げて去っていってしまいました。

できるだけエバンジェリンに協力しようとするカイデルでしたが、エバンジェリンは笑顔で拒絶します。

カイデルは言葉を呑み込み、立ち去って…！？

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悪女、最強の錬金術師になります17話の感想＆次回18話の考察予想

エバンジェリンのショックもカイデルの誠実さも分かります。

だからこそ余計に二人のすれ違いが辛い回でした。

公爵城へ連れてきたのは何かしらの理由があるでしょうし、それが初めて連れてきた人ともなればなおさらです。

カイデルを一方的に責めるわけにもいかないと思いますが、エバンジェリンからすれば一番嫌な理由だったのでしょう。

誰かと重ねて見ているということは彼女自身を見ていないということになります。

これまで優しくしてくれた分裏切られたような気持ちになるのかもしれません。

無礼に当たらないギリギリの範囲で分かりやすく拒絶するエバンジェリンの姿は、少し痛々しくも見えました。

17話まとめ

今回は漫画『悪女、最強の錬金術師になります』17話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

17話の内容をサクっとまとめると

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