兄を探しています ネタバレ21話｜漫画｜エラフがドラレに作り話をした可能性がある？

兄を探しています21話の注目ポイント＆展開予想

エラフの血を引く息子は誰なのかを捜索中のジェリコ。

ドラレ（剣）から、あらためてエラフの半生について聞きます。

エラフが問題の女性たちと出会ったのは、ドラレが覚醒する前のこと。

ドラレは“主”から聞かされていた話を披露したのです。

兄を探しています21話のネタバレ

既視感の理由

ドラレの話に既視感を覚えるジェリコ。

もしかして…と、続きの一説を語って聞かせます。

どうして先を知っているのかと戸惑うドラレ。

実は、ジェリコが語ったのは、有名な小説の一部です。

王女と騎士が恋に運命的な恋に落ちるというもので、小説の主人公2人は王命を受けた騎士に感銘を受けた王女が身を寄せるという、ドラレが話したエラフとリリエ姫と同じ道をたどっていました。

小説では、騎士が無事に生還して王女と結婚してハッピーエンド。

途中までの流れが似ているどころか、リリエ姫のセリフが小説の王女のものと完全に一致していたのです。

ドラレは、エラフが嘘を言っているとは信じられない様子。

主人に限ってそんなことはないと言いますが、ジェリコの話を聞いて動揺しているのは確かでした。

嘘だと仮定したら

その後、ドラレに話の続きを促すジェリコ。

エラフに竜の対峙を任せることに決まった直後、皇帝は武器の準備のために専門家を招集。

これが、魔塔主とエラフの出会いに繋がったとのことです。

お話としては「悪くない」と、構成を褒めるジェリコ。

エラフの話を疑うかのようなジェリコの物言いに、ドラレは憤慨します。

しかし、小説の王女と騎士の会話とエラフの話が酷似していたことから、ジェリコは話半分で聞くようになっていました。

そして、3人の息子候補というのも怪しいと思い始めます。

仮に、エラフの後継者が存在しないとなれば、マグノ皇子とジェリコは赤の他人。

この前のキス未遂の時、抵抗したことをジェリコは、「イケメンとの貴重な機会を逃した」と後悔するのでした。

憂鬱なドラレに…

翌日になっても、ドラレは主のエラフを嘘つき呼ばわりされたことを引きずっていました。

エラフが嘘をついていないと信じたくても確証はなく、ジェリコに小説の存在を教えられたことで、ずっと封印されていたから世の中のことに疎いと自信を無くしていたのです。

ドラレを元気づけるには、剣を振りまわして戦いの時のことを思い出してもらうのが一番だと考えたジェリコ。

しかし、アリボ公爵家はもともと学術系の家門で、武器も訓練場もそろっていないといいます。

仕方なく、庭でドラレをブンブンと振り回してみます。

それでもドラレは気分が沈んだまま。

剣の気持ちが分かるとしたら、鍛冶職人ではないかと父から言われたジェリコは、街に出てみることに。

いつものドレス姿ではなく、町娘のような装いで、ドラレを連れて街へと下りたのです。

兄を探しています21話の感想＆次回22話の考察予想

ジェリコが暗唱できるほどに、小説はポピュラーなもののようですね。

エラフが着想を得たのか、はたまた逆の可能性も…。

エラフがドラレに武勇伝として話を大きく語っていたのかもしれませんが、息子の存在の件などは全てが嘘とは思えません。

あとは、第4話でジェリコがドラレを持とうとした時に、エラフが必死になって止めようとしたことも引っかかりますね。

街に出るというジェリコに、ドラレを持っていれば安全だと送り出したアリボ公爵。

裏を返せば、ドラレがジェリコの手から離れたら危険に見舞われるという意味なのでは…？

身分を隠して鍛冶屋を探しに出るジェリコが、街でトラブルに遭わないと良いのですが…。

21話まとめ

今回は漫画『兄を探しています』21話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

21話の内容をサクっとまとめると

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