おやめください！女王様 ネタバレ1話～4話【ピッコマ漫画】女王アロアの婿探し！

おやめください！女王様1話～4話の注目ポイント＆展開予想

伴侶候補

美しさと強さを兼ね備えたバベルの女王アロア。

彼女は自身の伴侶探しに苦戦します。

女王の伴侶となるからには後ろ暗い者は当然許されません。

候補者の中にはかつての婚約者、シラノの肖像画も含まれていました。

おやめください！女王様1話～4話のネタバレ

四人の婿候補

アロア・フェンリル・アストロフォトスは、バベルの完全無欠な君主である女王でした。

カルカスとの7年戦争を完全勝利へと導き、戦場の神、神の娘と称される赤髪の美しい女性です。

しかし城へ戻った彼女には、戦場よりもはるかに頭を悩ませる戦いがありました。

 

自身の伴侶を選定する婿探しです。

一人目の候補者として挙がったのはカイル・レブロンでした。

アカデミー史上最年少の名誉教授で、今年34歳です。

 

これまで婚約すらしたことのないクリーンな経歴で、バベルの知性を代表する学者と称賛されていました。

しかし、女性関係の噂は皆無のため関心がないか、男性としての能力に問題があるのかもしれません。

カイルの肖像画を紹介した男性は気まずそうに視線を泳がせました。

 

アロアはバッサリと、性的不能では困ると告げます。

二人目の候補者として挙げられたのは26歳のエイブ・タンでした。

首都防衛軍の将校を務めている彼は明るくポジティブで広い人脈がある一方、没落した名家の末裔で、親類縁者にも怪しい影はないそうです。

 

しかしすでに婚約者がいて、女性関係が派手だという噂もありました。

自分に他人の男を権力で奪い取れと言うつもりかとアロアは紹介した男を睨み、男はすくみ上がります。

急いで三番目の肖像画を見て、アロアは鼻で笑いました。

 

29歳のフィペリオン・ブレイクの肖像画で、まさか本気じゃないだろうなとアロアは部下に尋ねます。

公式的な婚約者ではないとは言え、彼の恋人はアロアの親友でした。

さらに女王の夫は誰よりも権力から遠い存在でなければいけませんが、フィペリオンはバベルにおいて最も強い権力を握るブレイク一族の当主です。

 

前の二人よりも強く一蹴され、ついに四人目…最後の候補者となりました。

シラノ・レサス…29歳。

首席補佐官や宰相代理など、多数の輝かしい経歴を持っています。

 

政界の若きホープと呼ばれてバベルで最も美しい男性に選ばれたこともある彼は、その反面、毒舌が災いして敵も多いようです。

しかし、それ以前にアロアは彼のことをよく知っていました。

以前、一時の間とはいえ、アロアとシラノは婚約関係にあったのです。

 

アロアは鼻で笑って一喝するとその場を立ち去りました。

一方皇宮の外では、シラノが花束を片手に一人静かに歩いています。

その一ヶ月後、貴族派たちは女王の伴侶について真剣に話し合っていました。

アロアへの見合いの申し込み

その婿を自分たち側から排出すれば権力を握ることができ、出産後に女王が子育てに時間を費やせばその婿が実質的に権力を握るからです。

戦場の夢を見ていたアロアは、小鳥のさえずりで目を覚ましました。

しかしそれは小鳥ではなく、早く起きてくれと訴える侍女たちの声だったのです。

 

渋々身支度を整えたアロアは、侍従長ガーネッシュと会いました。

今年86歳になる彼は、真剣にアロアと向き合ってくれます。

彼がやって来た用事と、アロアに見合いの申し込みが殺到しているという知らせでした。

 

ズラリと並んだリストにアロアはため息をつきます。

皇帝や王に縁談の話が持ち上がると、まずは各貴族家に公文書が送られ、貴族たちはそれに応えて身内から候補者を選定し、肖像画と書簡を送るのが本来のしきたりでした。

公文書を送ってもいないのに勝手に見合いの申し込みを送りつけてくるなんて、自分が女だからバカにしているのかとアロアは腹を立てます。

 

翌日も申し込みは絶えず、アロアはうんざりしました。

その夜、酒に酔ったアロアは酒瓶を片手にフラフラしながら一人で歩き、警備兵を追い払います。

彼女が向かったのは父の墓でした。

父の墓前で…

父に勝利の報告をしたくてたまらなかったのに、ここに来るのが怖いという気持ちもあり、なかなか来ることができなかったのです。

父がもうこの世にいないこと、自分を愛し理解してくれる人はもう誰一人いないのだと実感させられてしまうからでした。

墓の前で座り、父にも酒を勧めるアロア。

 

しかしその墓にはすでに白い蘭や短いパイプなど、生前の父が好きだったものが並べられていました。

ハッとして顔を上げたアロアは、人の気配を感じてそちらへ駆けます。

酒のせいでふらついた彼女が掴んだのは銀髪の美しい男性…シラノでした。

 

なぜこいつがここに…と考える間もなく、咄嗟に彼を突き飛ばしてしまったせいで、アロアとシラノは崖下に落ちてしまいます。

シラノは足を怪我してしまったようでした。

シラノと会うのはとても久しぶりで、あの日以来だとアロアは思います。

 

シラノは久しぶりの再会に対して何か言葉をかけるでもなく、正気かとアロアを責めました。

わずかな言い争いの末、足を怪我したシラノのためにアロアは崖をよじ登って助けを呼んでくることにします。

しかし崖に向かったアロアを、急に激しい動悸と胸が詰まるような感覚が襲いました。

 

完全無欠な王でなくてはならないと焦るアロアをシラノが後ろから抱きしめます。

口止めするアロアに、命をかけて秘密を守るとシラノは伝えるのでした。

アロアがここまで自分の体調の変化に怯えるのには訳がありました。

 

父親の最後のことです。

彼は人の顔さえ見分けられなくなっておかしなことばかり口走っていたのです。

それをシラノも知っていたので、自分が父上のようになってしまったらどうするかとアロアは頭を抱えながら尋ねます。

 

シラノはバベルで最も冷酷な政治家だと言われているので、意見を聞きたい気持ちと同時に怖い気持ちもありました。

しかしシラノは、アロアと先王は違うと力強く告げます。

絶対に同じことは繰り返させないという彼の言葉に、アロアは黙り込みました。

 

少し休んだので、アロアは改めて崖を登ろうとしますが、今度はシラノが止めます。

互いに自分が行くと譲らない二人のもとへ、警備兵の声が聞こえてきました。

すかさずアロアは声を張り上げて…！？

続きはピッコマで！

おやめください！女王様1話～4話の感想＆次回5話の考察予想

アロアは美人でかっこいいので、どんな人と結ばれるのか気になります！

他に恋人がいる人が候補に挙がるというのは…ちょっと勘弁してもらいたいですね。

シラノとはなぜ婚約を解消してしまったのか気になります。

 

久しぶりに会ったということでしたが、特に親しい様子はないものの、敵対関係にあるようにも見えません。

アロアのほうに負い目があるようなので、今後明かされるであろう二人の過去が楽しみです！

王は完全無欠でなければならないというアロアの決意はとても立派ですが、自分の弱みを徹底して隠そうとする姿は痛々しくも感じました。

 

彼女の父親にいったい何があったのかも気になるところです。

シラノがしてくれたように、彼女の痛みを優しく包み込んでくれる人がそばにいてくれたらいいなと思います。

1話～4話まとめ

今回は漫画『おやめください！女王様』1話～4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

1話～4話の内容をサクっとまとめると

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