
原作Samil先生、jinho先生の作品・漫画「ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜」14話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
涼葉は健が自分を起こさずに課題を勝手に出したことで怒っています。
健は謝りますが、涼葉が本当に怒っていたのは…。
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜14話の注目ポイント&展開予想
今園涼葉と春岡健の軌跡を追っていく後半、授賞式で涼葉が思い返しているシーンです。
二人の関係はそこから今につながっていきます。
涼葉の変化
健の涼葉に対する接し方が涼葉の心を変えていきました。
かたくなだった涼葉の心が変化していく様子や健の優しさがにじみ出ています。
90年代の少年
学生の頃から書いていた「90年代の少年」が受賞したことの想い、感慨が伝わります。
ゆっくり育まれてきた大切な作品だということがわかりますね。
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜14話のネタバレ
グループ課題が終わっていないのに、眠ってしまった涼葉。
目が覚めたときに隣にいたのは健ひとりでした。
課題は健が仕上げて提出した後だったのです。
涼葉のやつあたり
健のことばに涼葉は怒っています。
自分でもやれたのに、健が起こしてくれさえしたら出来たのに…。
それなのに健がやったことでプライドが傷ついたのでしょうか。
本当は涼葉にも分かっています。
涼葉が怒っている相手は健ではなく、自分自身でした。
両親の期待に応えてなんでも完璧にこなしてきた自分が、体調管理もできないで寝過ごすなんて…。
自分で自分が許せない、そんな気持ちでいっぱいなのに…。
それでも健に怒りを向ける涼葉。
しかし健にもちゃんとわかっていたようです。
涼葉の気持ちによりそう健
涼葉が自分でやった方が課題も良いものが出来たでしょう。
しかし健は涼葉の些細な変化から、体調を崩していることに気づいていました。
課題を出したのは、健の涼葉に対する思いやりからの行動だったのです。
それなのに謝る健。
いつも完璧で責任感の強い涼葉も、たまには力を抜いてもいいのではないでしょうか。
責任をすべて自分で背負わなくてもいいのです。
涼葉のかたくなな心が解けていきました。
はじめて頑張らなくても大丈夫なのだと許されて涙が溢れ出します。
涼葉と健はそのころから少しずつ距離を縮めてきたのでした。
涼葉自身も肩に入った力が抜けて、より自然に過ごすことが出来るようになっていきます。
今回受賞した「90年代の少年」は、そのころ涼葉がつけた題名でした。
そのころからずっと涼葉は…。
ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜14話の感想&次回15話の考察予想
涼葉の気持ちが切ないほど伝わります。
長い時間をかけてゆっくり育ててきた気持ちだったんですね。
まるで今回受賞した作品「90年代の少年」のようです。
この作品は涼葉にとって二人の結びつきを象徴するようなものではないかな。
2話たっぷり使って涼葉と健の過去が描かれましたが、二人の関係を知るのにとても大事な回でしたね。
いつも気を張って生きてきた涼葉が、今のような素敵な女性になったのは健のおかげです。
七瀬も健に想いを寄せているようですが、涼葉には敵わないな…。
改めて健への気持ちを確認した涼葉。
このきもちが成就するといいなぁ…。
家族や友達から大きな祝福を受けている健ばかりが描かれてきましたが。
その同じ会場に、ひとりでいる小野寺薫は…。
健の成功で薫の闇がより深くなっているのではないか、ちょっと心配ですね。
薫の闇が深くなると、健に悪影響を及ぼしかねないですから。
薫の行動に注意が必要です。
14話まとめ
今回は漫画『ビッグライフ〜無名作家の逆転劇〜』14話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
14話の内容をサクっとまとめると
- 怒っていた涼葉は健の言葉に心が救われます。
- 「90年代の少年」は健と涼葉の思い出の作品です。
- 涼葉は改めて健への想いを確認しました。