
原作Lee jung先生、漫画Kang ki先生の作品・漫画「子供ができました」はピッコマで絶賛配信中です。
「子供ができました」66話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
もう関係も持ちたくないとさえ考えていた母親の陰口を聞いてしまった姫奈。無視してもいい事ですが…。
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子供ができました66話の注目ポイント&展開予想
臨月を迎えた姫奈は電話でぶっきらぼうに招待された母親の結婚式に出席していました。
嬉しそうに微笑んでいる母親を見て、想う事がありトイレへと駆け込んでいます。
体調も悪い感じがして、早く陽平に会いたいと願っているようです。
そこで聴こえて来たのは母親の陰口でした。
誰に何と言われていようともお互い違う家へと結婚していったのだからと思う姫奈ですが、どういう反応をするのでしょうか。
また、姫奈の体調は悪化するばかりのようです。
子供ができました66話のネタバレ
スルー出来ない想い
トイレを去ろうとした姫奈の耳に聞こえてきたのは新郎新婦への中傷の言葉でした。
それは、年齢をバカにしたものであり見ていて気持ちいいものではないというものだったのです。
さらには姫奈の母親である望月教授の事をどんどん悪く言っていくのでした。
どんな言葉が聴こえてこようとも姫奈にとって母親は既に他人も同然だと思っています。
外で母親がどんな噂をされていようとも自分とは関係ないと思っているのでした。
陰口を言っていた二人は、どうやら陽平の事を話し始めたようです。
すごいイケメンだったという話や、もしかしたら望月教授の息子じゃないのかとも盛り上がっています。
しかし、ひとりがあんなイケメンの息子が居たら城川教授に目が行くわけないと笑うのです。
その時話しかけてきたのは姫奈でした。
姫奈は、二人のお祝いに来たのだから黙ってお祝いだけしていけばいいのではと提案します。
ご祝儀なしの結婚式なんだから特にただお祝いすればいいじゃないかというのです。
姫奈は、母親がどう言われていても関係ないと思いますが陰口は嫌いでした。
誰だと聞かれた姫奈は、通りすがりの妊婦であり偶然耳に入ってしまったからだと答えます。
さらには、結婚に年齢は関係ないのではとくぎを刺しました。
噂話をしていた二人は、自分たちの話に口を挟まないで欲しい事と盗み聞きはしないで欲しい事を伝えます。
姫奈は冷静に、聞きたくなかったけど声が大きくて聞こえてしまった事を話しました。
そして、隣にいたイケメンの説明をしたのです。
あの男の人は望月教授の娘婿であり、教授には一人娘しかいない事も伝えました。
カッとなる女性に、もうひとりが時間の無駄だからと伝えその場を去って行きます。
姫奈はため息をつきながら、痛むお腹を支えつつ自分は何をしているのかと思うのです。
まるで自分の行動は、母親の悪口を言っていいのは自分だけだと言っているようだと思えたのでした。
母親には毎回失望させられるのに何でこんなにムキになって反論するのかと思うと、さっきよりも憂鬱になるのです。
母親のいい想い出
会場に戻って母親の顔を見た姫奈はある事を思い出しました。
母親の笑顔を見たのは初めてじゃないと言う事です。
姫奈が中学生の時、母親は地方の大学で非常勤講師をしていた頃の事でした。
苦労して得た仕事だったので、遠い道のりを通っていたのです。
その日は先生としての初講義を終えて帰って来た日でした。
姫奈がおかえりと伝えると母親は、初めて明るい笑顔で晩御飯は食べたのか聞いてきたのです。
当時の姫奈は一人でご飯を食べる事に慣れていたので驚く質問でした。
それでも母親との雰囲気を壊したくなくて、2回目の晩御飯を一緒に食べたのです。
その日の事は数少ないいい想い出として残っているのでした。
ご飯を食べながら講義中の事を話す母親の目がキラキラしていて、その時だけは父親と自分に対する恨みが無くなったように感じられたのです。
姫奈が人に教える仕事がしたいと思ったきっかけも、その時の母親を見たからでした。
そんな事を考えている時に話しかけてきた人がいたのです。
その人は陽平でした。
陽平は、この辺りで恋人を探していると伝えその人はとても可愛らしい人だというのです。
恥ずかしがる姫奈は、もっと特徴を言ってくれないと分からないと返します。
適当な特徴を話す陽平に、適当な答えを伝えた姫奈。
遅くなって悪かったと話す陽平に、とても会いたかったのです。
陽平と話している時に、トイレで噂話をしていた二人が通りがかり姫奈と目が合いました。
そんな姫奈を見た陽平は、やっぱり出席しない方が良かったのかと考えます。
陽平の目には姫奈があまりにも暗い顔をしているように感じられたのです。
姫奈はそんな雰囲気を出していないつもりだったのにと反省しました。
姫奈は正直にお腹が少し痛い事を伝えます。
陽平は今から病院へ行くか尋ねますが、大丈夫だと制しました。
誤魔化す姫奈に、帰るよう促しますが逆に陽平の疲労を心配しています。
先ほどまで疲れていたけど自分専用の栄養剤に会えたから平気だと伝えた陽平。
あっさりそういう甘い事を伝えてくる事についていけない姫奈は、会場に行こうとさっさと行ってしまうのでした。
陣痛
真理は意外と質素だと会場を見ながら話します。
姫奈は、簡単な初期時だけの席にしたいと聞いた事を話し真理は納得したのです。
それでもちゃんと娘の席を用意している事を告げた真理。
新郎新婦の紹介などをされている母親を見ながら、姫奈はおめでたい席だから適当にお祝いしようと思うのです。
さらに、自分の席に回ってきたら挨拶して無難に振舞って静かに帰ればいいと思っていました。
しかしどんどん姫奈のお腹は痛くなっていくのです。
その腹痛はとても我慢出来そうにもありません。
本当に子供が産まれたがっているのかもしれないと俯き、痛みに耐えていました。
それでも、お祝いの言葉を伝えるまではと思うのです。
陽平は姫奈の様子に気が付きます。
大丈夫と応えようとした時、大きな痛みが姫奈を襲ったのです。
陽平に陣痛が始まった事を伝えました。
その時、姫奈の手を優しく握った人がいたのです。
子供ができました66話の感想&次回67話の考察予想
姫奈が母親の噂話に耐えられなかったのは、どんなに絶望していても優しくしてもらえるかもと思える愛情があるからかなと感じました。
それが愛情なのか、愛着障害なのかは分かりませんが母親を大切に想う気持ちは誰にでもあるのかなと思います。
そして、噂話をしていた二人に遠回しでも自分が娘でありイケメンと噂をしていたのが自分の夫だと伝えられたのがスッキリしました。
姫奈は体調が悪いのがついに陣痛だと認めます。
今じゃないと思っている時はギリギリまで認めたくないからこそ、耐えてしまっているため出産までに時間がなくなりそうですが姫奈は平気でしょうか。
また、苦しむ姫奈の手を握ってくれたのは誰だったのか注目です。
次回の展開からも目が離せません。
66話まとめ
今回は漫画『子供ができました』66話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
66話の内容をサクっとまとめると、
- トイレですれ違った人たちが母親の噂話をしているのが耳に入って来た
- どんな風に言われようとも自分には関係ないと思った姫奈
- それでも陰口が嫌いな姫奈は口を出した
- トレイから帰る道で陽平に会い、陰口を言っていた人たちに遠回しで自分が娘だったと伝えられた
- お祝いの言葉を伝えたい姫奈は陣痛のような痛みを感じていた
- 陣痛だと認めざるを得ない痛みが襲った時に姫奈の手を優しき握ってくれた人がいた