原作リサベル先生、絵PINA先生、脚色Gomdal先生の作品・漫画「ダークヒーローの娘になる方法」はピッコマで絶賛配信中です。
「ダークヒーローの娘になる方法」27話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
事件の真相について語りだしたリオンは、パーシーは殺されて当然の人間だったと言い出して…。
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ダークヒーローの娘になる方法27話の注目ポイント＆展開予想
謎の解明！事件解決編
カーレンによってとらえられたリオンとリディン。
今回はその二人から、ついに事件の真相が語られます。
パーシーが犯した、「殺されて当然の罪」とは一体何なのか？
貴族のリオンと、貧民街出身のリディンは、どんな事情で生まれたのか？
エリーゼの死の真相は？
多くの謎が解き明かされます。
ダークヒーローの娘になる方法27話のネタバレ
リオンとリディンの生い立ち
リオンの家はすごく貧しく、リディンは仕方なく養子に出されたのです。
しかし、リディンを養子にした家が破産、リディンは貧民街へと流れつくことに。
レティシアは、貧民街にいるときに、リディンの顔を見ていたのでしょう。
リオンとリディンが再会したのは、二人がそれなりに成長した後でした。
そして、再会してからは、二人はリオンとして、かわるがわるアカデミーに通っていたのです。
二人は顔が似ていたのはもちろん、同一人物に見えるようにかなりの練習をしたのでした。
パーシーの罪
ここまで聞くと、レティシアは事件の真相について聞きました。
パーシーはエリーゼに何をしたのか？
パーシーはエリーゼを殺したも同然なのだ、とリオンは語りだします。
エリーゼは美しく成長したため、富も名誉もある男性が、何人も求婚してきました。
中には、幼いころに決まったパーシーとの婚約は違約金を払うから、自分と結婚してほしいという者まで…。
パーシーはこの話を聞きつけ、裏でエリーゼを高く売りつけようと考えだしたのです。
それだけではありません。
酒癖の悪いパーシーは、エリーゼとともに別荘にいるとき、酒に酔ってエリーゼに手を出したのです！
そのうえ、そこに同席していたたちの悪い男たちが、パーシーを酔いつぶれさせ、エリーゼに乱暴をして…。
リオンの覚悟
聞くに堪えないような話だと、パーシーに対して怒るレティシアとジェイド。
エリーゼは「肺炎で死んだ」とされていますが、貴族の未婚者が「肺炎で死んだ」というのは自殺を意味するのです。
エリーゼは死ぬ前に、リオンとリディンにすべてを打ち明けました。
そして手首を切って自殺を…。
リオンがパーシーの手首を切って殺害したのは、エリーゼと同じ死に方にするためでした。
すべてを話し終えると、リオンは最後に、レティシアはなぜ、リオンとリディンがこの場所で会う約束をしたことを知っているのか？と質問をしました。
レティシアの推理
レティシアは、パーシーが席を外しているときには、みんなが同席しておしゃべりをしていたことを指摘します。
もしこの時パーシーが殺された、となると、当然島にはもう一人いたことになります。
しかし警察が探しても、ほかの人物はいなかったので、警察が到着するころには、その人物は島を出ていたことになります。
実は船でやってきたレノック島には、船着き場の反対側に、橋がありました。
その橋の下には地下道への入り口があり、その出口が今ここにいる場所なのです。
この秘密の通路は貧民街の子供たちはよく知っている道です。
レティシアは、夜の時計台を知っている「リオン」（＝リオンと入れ替わっていたリディン）は、貧民街で生活していたはずだから、この秘密の通路を通って逃げるだろうと予測したのでした。
そしてすっかり、推理を披露し終わったレティシアは、カーレンにこの二人の処罰をどうするか尋ねました。
カーレンの行動
カーレンは、パーシーが自殺でないことは、遺体を見てすぐに気づいていたといいます。
だからジェックスとリオンを調べて犯人をあぶりだし、そのあとで罰を与えようと考えていたのです。
ジェイドは、ここで、この二人は、カーレンが罰を与える「条件」を満たしていない、と意味深なことを口にしました。
カーレンがその理由を聞くと、ジェイドはやさしくレティシアの頭をなでて微笑みました。
自分自身も兄だから、リオンとリディンの気持ちはよくわかると。
今回の事件は許してあげてもよい事件だとジェイドが断言すると、カーレンはレティシアにも意見を聞きました。
レティシアはエリーゼが可哀そうだ、と自分の思いを告げた後、真顔になってこう付け足しました。
カーレンが後悔するような行動はとってほしくない！
カーレンを変えたいレティシア
この小説の世界で、カーレンは犯人には無慈悲な存在です。
そして幸せな最後は迎えませんでした。
そんなカーレンを変えたいレティシアは、今回の事件は犯人の気持ちを理解して、それから罰を与えるか判断してほしかったのです。
カーレンは判断を話す前に、まずレティシアにお礼を言いました。
レティシアのおかげで大事なことを見落とさずに済んだと。
そして、リオンたちに尋ねるのです。
エリーゼに乱暴した男たちの名前は？と。
ダークヒーローの娘になる方法27話の感想＆次回28話の考察予想
今回解決編でしたが、少し強引な設定だなと思わざるを得ない箇所がちらほら…。
三人の子供を育てる余裕のなかったリオンの家、だからリディンを養子に出した、ということでしたが、三人育てる余裕がないのに、妹のエリーゼは生まれています。
エリーゼが姉なら、後継者である男子を望んで、貧しいながらも子供をもうけたという理屈が通る気もしますが。
また貴族の家から正式にリディンを養子に出して、その家が破産したのに、何もしていないリオンの実家。
正式な養子なら、相手の家が破産したら、一家離散になる前に連絡があるような…。
リオンの家は貧しいながらも、名門貴族ですし、破産したとは言っても、義理の両親は死んでないし、リディンがいきなり、孤児のような立場で貧民街で生活するのは不自然な気がします。
いろいろもやもやはしますが、本格推理漫画ではないので、こんな矛盾を探すのも一つの楽しみと言えますね。
次回はカーレンの罰の矛先になった、エリーゼに乱暴した男たちが登場するでしょう。
ばっちり罰を与えて、すっきりするお話にしてほしいですね。
27話まとめ
今回は漫画『ダークヒーローの娘になる方法』27話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
27話の内容をサクっとまとめると
- リオンはエリーゼを殺したも同然のパーシーの悪事について話す。
- レティシアはどういう推理で、リオンとリディンに行き着いたかを明かす。
- レティシアやジェイドの意見を聞き、カーレンはエリーゼに乱暴した男たちの名前をリオンに尋ねる。
