原作Han SeRam先生、漫画TOM先生の作品・漫画「皇妃様のシークレットレッスン」はピッコマで絶賛配信中です。
「皇妃様のシークレットレッスン」84話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
伊佐奈が用意した舞台とは…!?
皇妃様のシークレットレッスン84話の注目ポイント&展開予想
秘密の作戦名!
ハーレムの夜というのは、伊佐奈たちの間での作戦名でした。
それと同時に、前代未聞の特別なパーティーのことを指しています。
メルリナから預かった情報をもとに貴族たちを招待した、迷路庭園でのティーパーティーでした。
皇妃様のシークレットレッスン84話のネタバレ
迷路でのゲーム
夜の迷路庭園内には、あちこちにティーテーブルと簡単なゲームが用意されています。
参加者たちはゲームに勝つと花を受け取ります。
もっとも多く花を集めた人には賞金はもちろん、伊佐奈は大きなサプライズを用意していました。
スタート前に、伊佐奈は参加者たちを集めてルール説明を行います。
今まで皇家が大きな負担を与えていたことは分かっていると伝え、帝国をより豊かにするためとはいえ、貴族が負担する税は多かったはずだと話しました。
このゲームで優勝した家門には5年間の減税、さらに領地内の税率を自由に決められる権利を与えると宣言したのです。
貴族たちは大いに盛り上がりました。
バルボサ公爵とエルモンドも、5年間税率を自由に決められるという言葉に目を光らせます。
それならその5年間の間に20年分の税を民から巻き上げても問題ないということかと考えたのです。
メルリナはそんな家族の姿を微笑んで見つめていました。
皆仮面舞踏会で着けるような、目元だけを覆う仮面を身に着けています。
伊佐奈も仮面を着けたまま、これはすべてリアン王子の発案だと告げ、みんな彼に拍手を!と叫びました。
皇后は王子にぞっこんのようだと思い、バルボサ公爵はニヤリと笑います。
そしてついにゲームが始まりました!
参加者は迷路庭園を歩き、辿り着いた先のティーテーブルのゲームに挑戦します。
ゲームは簡単なものから、今晩のパーティーにふさわしいものまで様々な種類が用意されていました。
数々のゲームは、ゲームに慣れていない彼らの体力を次第に奪っていきます。
そして疲れ切った頃、クイズに移りました。
パーティーも終盤に!
このクイズが終わった頃には、皇后は全てを知っていると気付くはずです。
伊佐奈は満足げにケーキにナイフを入れました。
嘘で埋め尽くされた新聞の出どころはもちろん、貴族の秘密会議、脱税に資金洗浄、さらには今この瞬間も迷路の中で罪のなすりつけ合いが行われていることも、伊佐奈はお見通しでした。
自分だけは罪を免れようと考える卑怯な輩たち同士の諍いが勃発しているのです。
ついに、ハーレムの夜は終焉へと近付いていました。
慈悲深い皇后陛下が、皆さんに救いの手を差し伸べてくださったと一人の男性が声を上げます。
その花を持って誓うのですと叫び、新しい帝国の柱としてメルリナ・バルボサ公爵令嬢を称えました。
伊佐奈は笑顔でメルリナに対面し、あなたが一位だと告げます。
しかも、バルボサ次期公爵と伝えたのでした。
メルリナも笑顔で光栄だと答えます。
その様子を、バルボサ公爵とエルモンドは愕然として見つめ、いったいどういうことだと叫びました。
地面には大量の書類が置かれていて、男性たちがその紙を拾って読んでいます。
これだけの証拠があればあなたたちがもう用済みだということは一目瞭然だと伊佐奈は告げました。
青ざめる二人に、それとももっと聞きたいかと笑いかけます。
今ここでと伊佐奈が指を一本上げると、凶作の年に何の対策も取らずに巨額の税だけを取っていったと誰かが大声で証言しました。
伊佐奈の指が二本、三本と増える度に、あちこちから証言が飛び交います。
そして彼ら二人は丸裸にされたような気分を味わったまま、メルリナの次期公爵としての初演説を聞かざるを得ませんでした。
メルリナの公約とは…!?
続きはピッコマで!
皇妃様のシークレットレッスン84話の感想&次回85話の考察予想
夜の迷路庭園のパーティーはとても素敵です!
仮面をつけて、各所にゲームを用意して…と、かなりこだわって計画されたのが分かります。
迷路庭園のある場所でしか開催できないと思うので、バルボサ公爵を陥れるためでなければ、一風変わったパーティーとして楽しめたでしょうね。
やり込められたバルボサ公爵とエルモンドの反応が見ものです!
84話まとめ
今回は漫画『皇妃様のシークレットレッスン』84話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
84話の内容をサクっとまとめると
- ハーレムの夜というのは、伊佐奈たちの間の作戦名でした。
- 迷路庭園でのゲームを行い、減税という餌をぶら下げてバルボサ公爵たちを参加させます。
- もちろん優勝したのはメルリナで、伊佐奈はバルボサ公爵の数々の罪を暴き、メルリナを次期公爵として称えました。