
原作Dokyeon先生、漫画MANA先生、あまぐり先生の作品・漫画「姉には妹をしっかり育てる義務があります」はピッコマで絶賛配信中です。
「姉には妹をしっかり育てる義務があります」53話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~戦争の敗者となったウィキンス伯爵一家を処刑したレイチェル。人を〇す判断をしたことは決して簡単じゃないと、レイチェルの心は暗く沈んでいて…~
≫≫前話「姉には妹をしっかり育てる義務があります」52話はこちら
姉には妹をしっかり育てる義務があります53話の注目ポイント&展開予想
処刑した事実に耐えられないレイチェル
ウィキンス伯爵一家を処刑したことを気に病むレイチェル。
彼女の脳裏には伯爵夫妻が命乞いをする姿が焼き付いていました。
1人では耐えられない極限の状態のレイチェルは、テオに支えてくれるように頼みますが…。
姉には妹をしっかり育てる義務があります53話のネタバレ
ウィキンス伯爵が皇帝から庇護を受けていたことを確認するレイチェル
すでに城を占領した騎士団と進撃していた騎士団により、ウィキンス伯爵の軍隊は結局全滅しました。
そして、アグナス家は完全勝利を掴むことになったのです。
レイチェルはウィキンスの財力が公侯爵を上回っていたということは事実だったと、調度品を見て気付きます。
この財力で皇室の庇護を受けていたと顔を俯かせたのです。
ウィキンス伯爵とその一家の首を斬る直前、皇帝から書簡が届きました。
終戦寸前の戦争を直ちにやめるようにという酷い内容の書簡。
レイチェルは取引とこの戦争の報償を皇帝に求めると、皇帝はすぐさま手のひらを返し、ウィキンス伯爵らを見捨てたのです。
貪欲な皇帝の姿に、レイチェルは呆れたように溜息を吐きます。
レイチェルは戦争を体験し、荒んだ心を癒すためにテオにそばにいてほしいと願いますが…
戦争を体験し、本当に無意味で残酷なものだと知ったレイチェル。
その顔は勝利を掴んだのにも関わらず、全く晴れやかではありません。
そんなレイチェルの元にテオがやってきました。
嬉しそうではないレイチェルの様子に声を掛けるテオに、レイチェルは初めて人を〇したからと答えます。
レイチェルはテオに酒を一緒に飲まないかと誘いました。
一家を処刑したレイチェルの心は暗く沈んでおり、人を〇す決断を下すことが決して簡単なことではないと深く思っているようです。
それでも付き合うことはしないテオに縋り付くように、テオの衣服を掴むレイチェル。
レイチェルは涙を流し、テオの胸に顔を寄せます。
自分の判断が決して間違っていたわけではないが、今もレイチェルの脳裏には命乞いをする伯爵夫妻の姿が焼き付いているのです。
1人で耐えられないとテオにそばにいてほしいと望むレイチェル。
そんな彼女にテオは、この前の忠告を忘れてしまったのかと囁いて…。
姉には妹をしっかり育てる義務があります53話の感想&次回54話の考察予想
ウィキンス伯爵の慌てふためく顔を拝みたい~なんて気軽なことを言っていた自分を恥じてます。
戦争ってこういうものですよね。
勝ったか負けたかで、罪のない者達が巻き込まれるもの…レイチェルはその残酷さを経験して、心を病んでいるようです。
この時代では当たり前のことかもしれませんが、レイチェルにとっては初めての経験で、彼女がテオに助けを求めるのもとても分かります。
テオもそんなレイチェルが気になってなかったとは言い切れないと思います。
そうでなければ、彼女の近くにやってくることもないでしょうから。
厳しい言葉を投げかける姿は優しくはないですが、それでも以前のテオとは比べ物にならないくらい優しくなっているように思います。
2人の関係は、どうなるのでしょうか…。
53話まとめ
今回は漫画『姉には妹をしっかり育てる義務があります』53話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
53話の内容をサクっとまとめると
- アグナス家の完全勝利で幕を閉じた戦争で、レイチェルはウィキンス伯爵一家を処刑した
- ウィキンス伯爵が皇帝の庇護を受けてきた事実をレイチェルは目の当たりにした
- レイチェルは処刑したことに心を暗くしていて、テオにそばにいてほしいと願った