
原作BADA-C先生、漫画JJAEI JJAEI先生の作品・漫画「悪役の娘は家出を計画する」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪役の娘は家出を計画する」23話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
己を反省したヴィリシアを見たアガサは…!?
悪役の娘は家出を計画する23話の注目ポイント&展開予想
ヴィリシアの自己嫌悪
計画が頓挫したことに落ち込むヴィリシア。
しかしやがてアガサがワガママな子供である自分に対しても大人な対応をしてくれていることに気付き、自己嫌悪の気持ちに変わっていきます。
寛容なアガサの態度に触れて、自分の狭量さを思い知らされたのでした。
そんなヴィリシアに対し、アガサはある勘違いをして…!?
悪役の娘は家出を計画する23話のネタバレ
大人の対応
アガサに資料を取り上げられたヴィリシアは慌てました。
バルアの機密文書を守ったのだから褒められるべきだろうとアガサは笑います。
ヴィリシアは悔しさと無力感から涙を浮かべ、アガサは戸惑いました。
アガサはヴィリシアを椅子に座らせて、こんなことをした理由を尋ねます。
彼が知る限り、ヴィリシアは意味もなくこんなイタズラをするような子ではないからでした。
理由はありますが、人質王子がいずれこの国の皇帝になるなんて言えるはずもなく、ヴィリシアは悶々とします。
黙り込む彼女を見たアガサは紙で遊ぼうかと笑いかけました。
その足元にはさっきヴィリシアがばら撒いた書類がたくさん転がっていて、ヴィリシアはハッとします。
しかしアガサは怒ることなく新しい紙を出して、お絵描きをしようと誘いました。
そんな彼の対応を見たヴィリシアはアガサが大人だと改めて実感し、自分の幼稚さを思い知らされます。
これも違ったのかとアガサは苦笑して、例の書類をヴィリシアの前に出し、これのどこが気に入らなかったのかと尋ねました。
全部気に入りませんが、ヴィリシアはその書類の一文、補助金の打ち切りの文言を指差してアガサを驚かせます。
5歳児がこんなことをすれば当然の反応だろうとヴィリシアは思いました。
言ってくれればよかったのにとアガサは呟き、ヴィリシアは驚いて聞き返します。
会議は止められませんが、直系公女が反対していることは伝わるはずで、直系であるヴィリシアには会議に参加する資格がありました。
自分を恥じるヴィリシア
会議で補助金を継続すべき理由を聞かれるだろうとアガサは伝え、ヴィリシアは何も言えなくなります。
自分の幼さ、稚拙さを嫌というほど実感したのでした。
いつも成人前に死んだので、自分の悪い癖を幼い年齢や「悪女」という役割のせいにして正当化してきたことを悟ったのです。
落ち込むヴィリシアを覗き込んだアガサは、反省中なのかとからかいます。
ヴィリシアはぐうの音も出ず、言い返せません。
こんな気分では寝られないとぼやくヴィリシアに、アガサは今夜は自分とじっくり話そうと笑いかけました。
そして当然の疑問ですが、補助金を打ち切ることを知っている理由を訊かれます。
回帰のことを言えないので、ヴィリシアはとりあえずすっとぼけました。
しかしアガサに笑顔で全否定されて言葉に詰まります。
アガサは自分が機密文書を持っていることをヴィリシアが知っていたことをリサから聞いていました。
もしやヴィリシアはロールスの予言者なのかとアガサは真剣に尋ねます。
一瞬困惑したヴィリシア。
しかしヴィリシアはその勘違いに便乗し、図太くも自ら予言者を名乗って…!?
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悪役の娘は家出を計画する23話の感想&次回24話の考察予想
アガサの懐の広さがすごいです。
夜中に執務室をめちゃくちゃにされても怒るどころか笑顔で接するとは…。
ヴィリシアが反省した様子は心打たれました。
言えばよかったのに…とはこちらも思いましたが、確かに5歳児が何を言っても普通なら相手にされないでしょう。
補助金を打ち切る理由どころか、普通の5歳児は補助金が何なのかも分からないはずです。
真面目に話を聞いてヴィリシアの真意を考えるアガサは柔軟な考えで素敵でした。
アガサの大人な対応に彼を見直し、反省したはずのヴィリシアが、後半も彼を坊や呼びしていて面白いです。
こうして互いを尊重した上で減らず口を叩き合う仲の方がいいのかもしれませんね。
23話まとめ
今回は漫画『悪役の娘は家出を計画する』23話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
23話の内容をサクっとまとめると
- ヴィリシアは計画失敗に落ち込み、アガサはヴィリシアを座らせて理由を尋ねましたが、ヴィリシアは答えられませんでした。
- 一切怒らずに笑顔で接するアガサを見たヴィリシアは彼の大人の対応と対照的な自分の幼さに気付き、自己嫌悪と反省の気持ちに襲われてさらに落ち込みます。
- アガサはヴィリシアをなだめつつ、機密文書を自分が持っているとヴィリシアが知っていたこと、補助金の打ち切りの話を知っていたことを質問しました。