兄を探しています ネタバレ23話｜漫画｜センシの幼少期と魔塔主との関係

兄を探しています23話の注目ポイント＆展開予想

ドラレのために街に出たジェリコは、センシと遭遇！

成り行きでお腹を空かせたセンシと一緒に食事をすることになりました。

センシは他者に対して警戒している様子。

その理由というのが、かなり変わっていて…。

兄を探しています23話のネタバレ

魔女と呼ぶ理由

「魔女」の手から逃げまどっているというセンシ。

聞けば、その魔女は、魔塔主…つまりはセンシの実の母親のことのようなのです。

魔塔主はセンシに子供を作って欲しい、センシは好きな人とひっそりと暮らしたい、と両者は真っ向から対立。

そもそも、妖精とのハーフであるセンシは、魔塔主の貴重な実験台として扱われてきたそうで…。

幼いころから散々血を摂取されて嫌気がさしているセンシに、今度はその子供に目をつけられたとのこと。

センシとの子供を産んだら魔塔主として褒賞を与えると言ったため、センシは褒賞が目当ての女性から狙われてばかりいるのでした。

その褒賞というのが「魔法の特許」であり、魔塔主自身も「親子鑑定」の魔法の特許で財を築いたと言われています。

「鑑定」と聞いて、食いつくジェリコ。

もしや、兄妹かどうかも見分けわれるのではないかと可能性を見出しますが…。

今のところ、そのような魔法は作り出されていないとのこと。

理論としては、鑑定の「親子」という設定を「兄妹」の変えるだけなので、難しくはないとセンシは言いますが…。

魔塔主の持つ「親子鑑定」とあまりに似ている魔法であることから、盗作で訴えられては敵わないと、誰も着手しないだろうといいます。

魔塔主の執着

センシは、何度もジェリコに「自分を好きにならないで」と念を押してきます。

センシの今までの経験上、魔塔主にセンシと交流があると知られた同年代の女性は、漏れなく魔塔主から「センシとの子供を産まないか？」と圧力をかけられてきていました。

好意の有無にかかわらず、魔塔主がセンシの周囲に目を光らせるため、センシは同年代の子たちとまともに交流ができなかったそうです。

その影響で、屈折した恋愛観を持つように…。

現実の女性は諦めて、架空の女性との恋愛をすることにしたとセンシは話します。

センシの父親は誰？

魔法での「兄妹」鑑定が無理そうだと分かって残念がるジェリコ。

すると、センシが突然、自分とジェリコが兄妹かもしれないと言い出しました。

なんでも、魔塔主が自分専用の精子バンクを作っていて、その中にエラフのものも残されていたと言います。

ただ、魔塔主は他にも、珍しい特徴や才能がある男性には声をかけては自分の趣味の採集に協力を要請していたため、兄妹は可能性の話で、確証はありません。

どうしてセンシが魔塔主の「コレクション」のことを知っているかというと…。

幼い頃に、センシが父親のことが気になって尋ねたところ、魔塔主が数々のコレクションの見せながら、この中のどれかだと教えてくれたのだそうです。

兄を探しています23話の感想＆次回24話の考察予想

センシは魔塔主のせいで、同級生の間で浮いた存在になってしまったようです。

女の子はみんなセンシの跡継ぎを生む候補、そして、男の子の中で何かに秀でたものがある子は「コレクション」の候補として声をかけられて…。

そんななかでセンシが友達を作れる訳がないですよね。

魔法使いというと、タレント性があるとイメージされますが、この世界では研究職のような意味合いが強い感じがしました。

魔塔主はその最たるもので、息子をも研究材料にしてしまうマッドサイエンティストと言えるでしょう。

前回はセンシとの兄妹関係を否定していたジェリコも、センシからの情報でさらに判断が難しくなりました。

23話まとめ

今回は漫画『兄を探しています』23話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

23話の内容をサクっとまとめると

≫≫次回「兄を探しています」24話はこちら