
原作senri先生、文C.J Diana先生、漫画onnul先生の作品・漫画「主人公の執着でヒロインになってしまいました」はピッコマで絶賛配信中です。
「主人公の執着でヒロインになってしまいました」34話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~ティティの力は簡単に使うものではないと理解を示すアメリアに、ティティは前世とは違うアメリアを知ります~
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主人公の執着でヒロインになってしまいました34話の注目ポイント&展開予想
ティティはアメリアと少し親密になります
ブラント侯爵子息の容体は思ったよりも悪いようです。
息子を助けてと駆け込んできたブラント夫人の代わりに、母の失態を謝罪に来たアメリアに、ティティは助けることができなくてと謝ります。
しかしアメリアはティティの力を理解しているようで、むしろ断ってくれてよかったのだと言ったのです。
ティティは前世で冷たかったアメリアは、もしかしたら弟のことで苦労していたのかもしれないと、今のアメリアとの違いを思います。
主人公の執着でヒロインになってしまいました34話のネタバレ
全ての人を救うことはできないと知っていても…
息子を助けてくれと駆けこんできたブラント夫人を追いかけて、アーノルドが入ってきます。
ティティは2人の様子に、子息の容体はとても悪いことを察しました。
全ての人を救うことはできないと分かっていますが、ティティはぎゅっと拳を握りしめます。
そんなティティに気付いて、レクシオンはそっとその拳に自分の手を重ねたのです。
黙って首を横に振るレクシオンを見て、ティティは顔を俯かせたのでした。
イソールの力を理解するアメリア
翌日、ティティの元にアメリアが昨日のことで謝罪に訪れました。
頭を下げるアメリアをとりなして、夫人の様子を聞くティティ。
だいぶ落ち着いたと話すアメリアに、ティティは力になれないことを謝ります。
アメリアは事情を分かっていて、ティティがむしろ断ってくれてよかったと言うのです。
人は頼ることを覚えたら次も期待してしまうからと。
アメリアの心遣いに、前世で冷たかったのは弟のことで苦労していたからかもしれないとティティは思いました。
あまり長い時間家を空けてられないのだとアメリアは席を立ちます。
彼女たちは互いに名前を呼び合うことを許し、2人の仲は少し深まったようでした。
首都では暗黒竜の襲撃に悩まされています
皇宮では、暗黒竜の襲撃が頻発していることに皇帝は頭を悩ませています。
頼みのレクシオンにはなかなか連絡がつかないと伝えるブリトニー侯爵。
険しい表情をする皇帝の元に、セイリーンがやってきました。
皇帝はブリトニー侯爵に返信がないようなら伝令を送るように言いますが、バエロへの道は今全て魔物ではびこっており伝令を向かわせるのも難しいようです。
ハクーンを経由するのが一番安全ですが、今までハクーンからの支援要請を無視してきた手前、快諾されないのは目に見えています。
そんな内情を知らないのか、皇帝は困った顔をしているブリトニー侯爵にどうかしたかと声を掛けました。
ブリトニー侯爵は慌てて返事をし、皇帝の言う通りバエロに伝令を送るようです。
セイリーンは一部始終を聞き、レクシオンが本当に抗議をしているのなら伝令を送っても無駄だと言い、更なる提案をしたのでした。
主人公の執着でヒロインになってしまいました34話の感想&次回35話の考察予想
イソールの力を使えば、ブラント侯爵子息は助かるでしょう。
しかし、その力を使えばティティの命を削ることになります。
全ての人を救うことはできないと分かっているので、レクシオンもティティを止めたのでしょう。
救えると分かっているのに何もできないのは、とても辛いですよね。
でもアメリアの言う通り、人は次も期待してしまうもので、もしブラント侯爵子息がティティの力で助かれば、ティティの力を頼る人が増えることは間違いないです。
そんなことにティティを巻き込まないためにも、今回はイソールの力を使わないで正解なのかもしれません。
ハクーンの時と同様に、イソールの力を知る者が皆善人とは限らないのですから。
首都では暗黒竜の襲撃が頻発しているようですね。
全てレクシオンの予測通りに進んでいるようです。
果たして、皇室との関係はどうなるのでしょうか。
34話まとめ
今回は漫画『主人公の執着でヒロインになってしまいました』34話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
34話の内容をサクっとまとめると
- ティティはアメリアに弟を救えないことを謝るが、アメリアはティティの力について理解しているようだ
- ティティとアメリアは互いに名で呼び合い、少し親密になった
- 首都では暗黒竜の襲撃が頻発しており、頼みのレクシオンと連絡がつかなくて頭を悩ませていた
- 皇帝は連絡がつかないのであれば伝令を送るように命じたが、それを聞いていたセイリーンはある提案をした