
原作humpback whale先生、漫画nani先生の作品・漫画「偽物公女の逆転劇」はピッコマで絶賛配信中です。
「偽物公女の逆転劇」33話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
皇后の誘いを断ることなどできるはずもなく…!?
偽物公女の逆転劇33話の注目ポイント&展開予想
皇后のお誘い
皇后からのお茶の誘いは、実質強制のようなものでした。
一貴族が皇族からの誘いを、大した理由もなく断れるはずがないのです。
二人でお茶をすることになり、皇后の言葉にオデットは驚きました。
皇后のお願いが予想外だったこともありますが、皇太子についてシャイタンから聞いていた話とまるで違っていたからです。
偽物公女の逆転劇33話のネタバレ
皇女を心配する皇后
忠告されたばかりの皇后からのお茶の誘いを受け、オデットも皇太子も動揺しました。
オデットの体調を理由に皇太子が止めに入ろうとしますが、皇后はオデットに聞いているからと皇太子を諫めます。
強制ではないと皇后は笑顔でオデットに伝えますが、返事は一つしかありません。
皇太子の忠告を聞き入れるならもちろん断るべきですが、公爵家と皇室の関係性を思えば皇后の誘いを断ることなどできるはずがないのです。
授与式の開催を反対したことで皇帝と公爵の間には摩擦が起きていたため、オデットと皇后にまで亀裂が入れば公爵家に大きなダメージを与えてしまいます。
オデットはすぐに準備して向かうと告げ、皇太子は目を見張りました。
皇后とお茶をしていたオデットは耳を疑い、聞き返します。
皇后はオデットに皇女についてある頼みごとをしていました。
幼い頃に服毒事件に巻き込まれた皇女は、一命を取り留めたものの失語症と後遺症に苦しみ、犯人が身近な乳母だと分かると心も閉ざしてしまっています。
不可能を可能にする奇跡の魔法使いに希望を見たのだと皇后は話し、大きな変化が得られなくてもいいので皇女の話し相手になってほしいとオデットに頼んだのでした。
皇后は皇女の実の母親ではありませんが皇女を可愛がっていて、本来なら社交界に出る年頃なのに引きこもっていることに胸を痛めているそうです。
皇女は使用人の出入りさえ拒み、兄である皇太子だけが出入りを許されていました。
母としての頼み
皇太子が来ない日は一日中一人で過ごし、皇太子が遊びほうけているのでそんな日が多いのだと皇后は話します。
オデットの魔法とその性格ならあの子の心を少しでも開けると思うからと皇后はオデットの手を握って頼み込みました。
皇后としてではなく、一人の母親としてのお願いだと感じたオデット。
切実に思えたこと、何より引きこもる皇女が昔の自分と重なって見えたことで、オデットは承諾します。
体調が回復次第挨拶に行くというオデットの言葉に皇后は嬉しそうに笑いました。
皇宮の廊下を歩くオデットは皇后の言葉を思い出し、モヤモヤしていました。
シャイタンは皇太子が皇帝の業務を肩代わりしていて多忙だと話していましたが、皇后が彼を遊び人のように話したことです。
シャイタンがオデットに嘘をつく必要はありません。
廊下の先でオデットを待っていたのは皇太子でした。
皇太子は忠告を無視した形のオデットに怒っているようでしたが、それよりも無関係のオデットを巻き込んだことに罪悪感を抱いていたようで…!?
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偽物公女の逆転劇33話の感想&次回34話の考察予想
皇太子の忠告はありがたいですが、皇后に気を付けろと言われても結構難しいのでは…。
立場上、断るという選択肢はないようなものです。
皇后の笑顔はなんだか胡散臭く感じます。
シャイタンが皇太子と親しい以上、皇后は敵だと考えて良さそうです。
この分では血が繋がっていない皇女をどう思っているのかも分かったものではありません。
オデットがいいように利用されそうで心配です。
皇太子が何とかしてくれそうな気もしますが、とにかく忙しそうなので彼も彼で心配です…。
33話まとめ
今回は漫画『偽物公女の逆転劇』33話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
33話の内容をサクっとまとめると
- オデットは躊躇いましたが、家門的にも皇后の誘いを断ることなどできないので承諾し、後に皇后のもとを訪れました。
- 皇后はオデットに皇女の話し相手になってほしいと頼み、その切実さと気の毒な皇女が昔の自分に重なったため、オデットは承諾します。
- 皇太子のことについて皇后とシャイタンで全く違う話だったことに困惑しながら廊下を歩くオデットを、皇太子が待っていました。