原作ALIC先生、漫画ALIC先生の作品・漫画「求愛〜狐を惑わせる〜」はピッコマで絶賛配信中です。
「求愛〜狐を惑わせる〜」52話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
～どれだけこの兄弟が自分のことを思いやってくれていたのか知ったイエファは、もう目の前のソロに不快感はありません。どうにかして過去を変えて、ソロの怒りを鎮めたいと思っているようです～
求愛〜狐を惑わせる〜52話の注目ポイント＆展開予想
いつもならいなくなっているソロが隣で眠っているのに驚くイエファ。
彼女は彼の寝顔を見つめ、過去を思い出します。
どれだけ自分を思いやってくれていたかを知ったイエファは、もう目の前の彼に不快感はありません。
ただ、どうにかして過去を変えて彼の怒りを鎮めたいと考えるのです。
過去のイエファは病気に苦しんでいて…
過去のイエファは苦しんでいました。
父はイエファの死期が近いと聞き、絶望します。
そんなイエファの父の肩を掴み、シホは絶対に助かると言うのです。
求愛〜狐を惑わせる〜52話のネタバレ
白狐族の末路を想像しほくそ笑むスラ
黒狐族のスラの元に討伐の報告がやってきました。
白狐族が占拠していた領土を奪ったとあり、不思議に思います。
潜入していた間者によると人間の女のせいだということです。
人間の女が危篤になったためすぐに撤収をしたと聞き、スラは血は争えないと報告書を握りつぶします。
人間に熱をあげて大義さえも投げ出すなど、父親と同じ末路を辿ることになりそうだと思ったようです。
ソロの怒りをどうにか鎮めたいと思うイエファ
長い間の行為で力尽きたイエファはうとうととし出します。
ソロは彼女の瞳を覆い、寝ろとこれ以上我慢しなくていいと囁いたのです。
イエファは大人しく目を閉じました。
翌朝目を覚ましたイエファは、すぐ横で自分を抱きかかえるようにして眠っているソロに気付きます。
いつもならすぐにどこかいなくなる彼が目の前で眠っている姿を見て、幼い頃の彼を思い出しました。
シホと同じ顔、同じ匂い、兄弟でここまで似るのかとイエファは不思議に思います。
過去に戻りどれほどこの兄弟がイエファを思いやってくれていたのか知った今、イエファの心には不快さはなくむしろ切なく感じるのです。
イエファは過去を変えてソロの怒りを鎮めたいと願います。
自分と同じように心を開いて本当に望むことを教えてくれたら…と思ったイエファの耳にある囁きが残っていたのでした。
イエファを失いたくない父親は…
イエファの子ども時代…、父は苦しむイエファの手を取り呼びかけます。
ついこの間まで走り回っていた彼女の体調がこれほどまでに悪化してしまった原因を医師に尋ねますが、はっきりと分からないのです。
もともと飲んでいた煎薬も効かなくなってくると、いよいよイエファの死期が近いと言われ、父は失意に沈みます。
その時、肩をガシッとシホが掴んできました。
イエファは絶対に助かると言うシホに、父は何かを察します。
イエファが突然薬の担当を乳母に変えたこと。
そして、同僚から聞いた狐の心臓にはすごい効能があるという話を思い出し、父は目の前のシホを見つめたのでした。
求愛〜狐を惑わせる〜52話の感想＆次回53話の考察予想
イエファのために領地を捨てていたのですね。
そこまでイエファの命を繋ごうとしているのは一体何故なのでしょうか。
父親と同じ末路を辿るとスラは想像していますが、そんな単純なことではなさそうです。
どうにかイエファに心を開いてくれて、何を願っているのか教えてくれたらいいのですが…。
そう簡単にはいきませんよね。
イエファの知らないところで、ソロとの絆は拗れてしまっているようですから、まずはそこを知らないとどうにもできません。
そして、過去のイエファは大層苦しんでいるようです。
未来のイエファが生きているということは、シホがどうにかして助けてくれたのではと考えられますが…。
イエファの父も噂話くらいで捉えていた狐の効能を疑い始めていますし、ここで何かあったのではと想像してしまいますね。
52話まとめ
今回は漫画『求愛〜狐を惑わせる〜』52話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
52話の内容をサクっとまとめると
- 白狐族の領地を得られた黒狐族はその理由が人間の女にあるということを知った
- スラは白狐族の末路を想像してほくそ笑んだ
- イエファはいつもならいなくなっているソロが隣で眠っているのを見て、驚いた
- 過去を変えて、ソロの怒りを鎮めたいとイエファは考えていた
- 過去のイエファは命の火が消えかけていた
