
原作Hong Chang ju先生、漫画KIM SUYOUNG先生の作品・漫画「回帰して世界を変える大魔法使い」はピッコマで絶賛配信中です。
「回帰して世界を変える大魔法使い」92話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
皇帝と謁見するため首都に向かったミハイルは、謁見より先に以前悪魔を討伐した関係で支持してくれるようになった大主教のもとへと訪れます。一方、ヴァルプルギス家に敵対するキャリヴォス侯爵がミハイルの活躍を良く思っておらず……。
回帰して世界を変える大魔法使い92話の注目ポイント&展開予想
首都で父親のヴァルプルギス侯爵と再会したミハイルは、胸ぐら捕まれ吊し上げられます。
怒る父親をなんとか宥め、場所を変えて話し合いをしました。
キャリヴォス家を制するため、ヴァルプルギスの力が必要なのです。
父親との話し合いが終わったあと、ミハイルは首都の通りに出ました。
通りは平和に賑わっており、回帰前の凄惨な光景が嘘のようです。
ミハイルはふと、自分が尾行されていることに気づきました。
回帰して世界を変える大魔法使い92話のネタバレ
吊し上げられる勇者ミハイル
大主教と会ったあと、首都の観光をしようとしていたミハイル。
その背中に声をかける者がいました。
ドス黒いオーラを背負った、ミハイルの父ヴァルプルギス侯爵です。
ヴァルプルギス侯爵は左手に魔法使いのスタッフを持ち、右手で息子を吊し上げました。
思い切り胸ぐらを掴まれ吊し上げられたミハイルは、両足を宙に浮かせながら父親を宥めます。
魔法使いのスタッフは棍棒のように太く、さらに釘が刺さっており、明らかに魔法以外の用途を窺わせました。
父ヴァルプルギス侯爵との対話
なんとか父親を宥めたミハイルは、場所を変えて話をすることにします。
ミハイルは、悪魔が人類の敵として現れたにも関わらず、いまだ人間同士でいがみ合っていることを懸念していました。
皇帝については問題ありませんが、その下の帝国四家が気がかりなのです。
帝国四家のうちリンデル家は、現時点で信用に足ると判断しました。
他の二家、特にキャリヴォス家は一筋縄ではいきそうにありません。
そのキャリヴォス家を制するため、ミハイルは父に力を貸して欲しいと申し出ます。
ミハイルの記憶に焼きついた首都の風景
父親との話が終わったあと、ミハイルは城下町を歩いていました。
通りには人がたくさんいて、平穏な賑わいを見せています。
ミハイルはその光景を、懐かしいと感じました。
なぜなら回帰前の首都の様子の方が、ミハイルにとって強く印象に残っているからです。
首都は燃え盛り、炎が凄まじい音を立てていました。
その中に、確かにミハイルはいたのです。
回帰前に見た炎が、今もミハイルの瞳を照らしているようでした。
ミハイルはその光景を、今でも鮮明に思い出すことができるのです。
不意に、ミハイルは誰かに尾行されていることに気づきました。
回帰して世界を変える大魔法使い92話の感想&次回93話の考察予想
ミハイルの性格はだいぶ悪どいですが、今回はちょっとミハイルの不憫さに泣きました。
人々の平和な営みを目の前にしているにも関わらず、ミハイルの瞳には回帰前の炎が映し出されたのです。
首都が燃え盛る光景は、よほどミハイルに衝撃と絶望を与えたのでしょう。
回帰してから何ヶ月が経っても、ミハイルは回帰前の凄惨な光景を忘れることができないのだと気付かされました。
回帰前、勇者は魔神を倒せないまま命を落とし、ほかにも多くの人が犠牲になり、不幸になりました。
ミハイルはそのときの痛みを消せないまま、いまだ足掻いているのです。
1人だけ回帰をして、回帰前のしんどい記憶を抱えながら未来を変えようとしているのだと思いました。
そうしなければならない事態に追い詰められたことに、とても不憫さを感じます。
回帰したあとの人生で、魔神を倒したらミハイルはどうするつもりなのでしょうか?
時折垣間見せる回帰前の痛みの記憶を見ていると、ミハイルの危うさを感じます。
さて、そんな勇者ミハイルを尾行する者が現れました。
次回は尾行してくる者の正体を暴き、制裁を下すことになるのでしょうか!
92話まとめ
今回は漫画『回帰して世界を変える大魔法使い』92話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
92話の内容をサクっとまとめると
- ミハイルは父親のヴァルプルギス侯爵にしばかれました。
- キャリヴォス家を制するため、父親の協力を得ます。
- 首都の通りで回帰前の記憶を思い出していると、尾行をしてくる者がいることに気づきました。