原作Lemon Frog先生、漫画Rada先生の作品・漫画「真紅のカルマ」はピッコマで絶賛配信中です。
「真紅のカルマ」93話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
アーリスタス公爵に呼び出されると、そこには公爵のもとで働く公爵の息子たちがいて、エルノンを乱暴に扱うのですが…？
真紅のカルマ93話の注目ポイント＆展開予想
公爵たちの話によると、エルノンは皇宮の皇帝のもとに送られるようです。
その見返りとして、ケイレン軍は追加の兵と金を送るよう伝えて、城の護衛を強化する予定です。
よりエルノン救出と公爵城陥落が難しくなりそうな状態で…？！
真紅のカルマ93話のネタバレ
早速公爵からのお呼び出し
横になり、傷ついた体を癒すエルノンのもとに薬を届けに来た診察兵。
エルノンは起きたばかりですが、すぐに公爵からのお呼び出しがかかります。
そろそろ来るかと思っていたが、ついに来たかと重い気持ちで公爵の元へ向かうのでした。
憎たらしい公爵とその息子たち
公爵のもとに到着するとすぐに殴りかかりエルノンを踏み潰したのは、公爵の次男のアインです。
アインは、公爵に皇宮からの報告をする長男カーベルには従いますが、エルノンのことは憂さ晴らしのおもちゃのように扱うのでした。
エルノンは皇帝に捧げなければならないので顔ではなく体を殴れと、冷酷な表情でアインに命令するカーベルです。
カーベルからの報告によると、エルノンを皇宮に送る代わりに公爵城に追加の兵を送ること、皇宮にエルノンが到着したのち約束の金を送るとの話だったのだが、こちらからエルノンを出発させたら金を送ってほしいと伝えたとのことでした。
皇帝からは、エルノンの魔力が残っていてもかまわないので早く送るよう要望があったので、二日後にエルノンを送ることになったようです。
今までエルノンにひどい仕打ちをして都合のいいように利用してきた、この三人だけは苦しめたいと思い、必ず自分で手を下したいと考えるエルノンでした。
身体を休めろと言ったのに
一方ターセル陣営では、ターセルにちゃんと体を休めなさいと言われていたにもかかわらず、カシヤはいつもと変わらず訓練をしている様子です。
訓練をすることにより、自分の身体の回復を感じるカシヤでした。
しかし知らない間に背後にターセルがいて、隠れて訓練をしていたことがばれてしまうのです。
ターセルの命令に背いたことを怒られてしまいましたが、その際にエルノンから連絡があったことを教えてもらったカシヤ。
報告内容は、公爵がエルノンを皇帝に引き渡すことについてでした。
決してターセル側の計画がばれたわけではなく、公爵と皇帝に何か企みがあるのではないかと考えるターセルです。
現在の作戦だとターセルは兵を引き連れて南下する予定でしたが、公爵城は守備に優れているのですがそのうえ兵力の追加がされてしまうと、ターセルたちが攻め込むことができなくなってうかつに動けなくなるとのことでした。
そして皇宮には公爵城と比較ができないくらい大勢の魔法使いが集まっているので、エルノンが一人で皇宮で攻撃させるにはリスクが大きいのでターセルたちは思うように動けない状態です。
こんな気持ちは初めて
それでもエルノンは怒りが収まらないので、公爵たちを苦しめながら倒してから、皇宮に行って皇帝の企みをあ払いてくると意気込んでいるようで、カシヤは不安で不安で、辛すぎて苦痛を感じるほどの気持ちになりました。
これは今まで感じたことがない感情で、カシヤを任務に送り込む時に同じような気持ちになっていたのかと、初めて人のことを思い胸を痛める感情を知るのでした。
真紅のカルマ93話の感想＆次回94話の考察予想
本当に公爵一家はエルノンに対して人と思っていないような扱いをしていたのですね…。
子供のころからずっとこんな扱いを受けていたかと思うとエルノンが不憫でなりません。
家族そろって本当に冷血な家族で、目的のためなら手段を選ばない人たちなのだとよくわかりました。
カシヤもエルノンがこのような危険な状況に直面して初めて、人のことも思い胸が苦しくなる体験をしたようです。
今まで自分の任務が上手くいくために自分を犠牲にするカシヤでしたが、この気持ちがわかるようになったらもっと自分のことを大切にできそうな予感がします！
どうやらターセルもカシヤに強い思いを抱いているような様子なので、こちらの二人の感情にも注目していきたいと思います。
93話まとめ
今回は漫画『真紅のカルマ』93話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
93話の内容をサクっとまとめると
- 公爵に呼び出され、公爵の息子からも無下に扱われるエルノン。
- どうやら皇宮にあと二日ほどでエルノンを送るようで、見返りに追加の兵と金を要求している公爵たちです。
- エルノンを心配するカシヤ、人のことを思いこんなに苦しい思いをするのは初めての体験です。
