黒幕を捨てるのに失敗しました ネタバレ88話【漫画】皇帝がバレッタに望むもの

黒幕を捨てるのに失敗しました88話の注目ポイント＆展開予想

エリーゼの手がかりを持つバレッタを捕まえるためにギリアンに協力したラグリス。

バレッタの手紙を読んだ上でのラグリスの暴挙はまるで皇帝のようでした。

なにも変わってないエリーゼに対して変わってしまったラグリスを会わせるべきではないと情報を教えませんでした。

バレッタを脅してでも情報を吐かせようとしたラグリスの行動を注意したのはバレッタを連れ戻しに行けと命令した諸悪の根源である皇帝。

バレッタがわざわざ皇室に戻ってきたのはバレッタに執心する皇帝の目的を探るためでした。

しかし手の甲に刻まれた錬金陣が発動し…。

黒幕を捨てるのに失敗しました88話のネタバレ

油断していたバレッタ

手紙を読んだ上でエリーゼを助けるために手段を選んでいる暇がなかったと言い訳するラグリス。

バレッタはラグリスがエリーゼの恋人だと聞いて油断しすぎていたことを悔います。

てっきり皇帝に騙されて動いているとばかり思っていたので、まさかレインハルトを制圧するほどの力を持つ魔法使いで、ここまで正気ではないのは誤算でした。

ラグリスに会ったら教えるつもりでしたが、今目の前にいるラグリスは皇帝の同類に見えます。

ずっと色褪せないエリーゼと色褪せた上に真っ黒に染まったラグリスを引き合わせるのが正しいのかわかりません。

皇帝とバレッタの再会

皇帝の命令で発動した錬金陣の効果で勝手に体が勝手に動いて跪いてしまったバレッタ。

ラグリスを下がらせてようやく話をする準備が整います。

皇帝の部屋──エリーゼが監禁されている部屋に入ったことがバレていました。

なぜ人を弄ぶことができるのか質問するバレッタに昔話をするように最初に手に入れたかったのは皇帝の座だったと話す皇帝。

皇帝の座を手に入れるため両親も兄弟も民も害して手に入れたのにまた退屈になってしまった皇帝の前にある日やってきたラグリスとエリーゼが『友達』という新しい定義を教えてくれたのです。

それが欲しくて手に入れることにしました。

一般人である皇帝が錬金術を使えるのは

バレッタの手の甲に刻まれた錬金陣はエリーゼが作った錬金陣を応用して作ったもの。

錬金術師でもない皇帝が錬金術を使うことはできません。

錬金式の描き方と使い方はエリーゼに教わり、使用できるまで根気強く練習し、ギリアンを始めとする数人の者達が実験しました。

皇帝の望み

過去の恐怖をまるごとかき出す言葉が再びバレッタを縛りつけようとするのを払い除け、また皇室に来ると決めた目的を思い出します。

今は皇帝の望みが何なのか把握するのが最優先。

言葉遣いを改めて従順になったフリをして皇帝の望みを聞き出します。

最上級回復薬の上位互換。

皇帝とエリーゼの関係がこじれ始めた原因です。

エリーゼは研究から完全に手を引いて、資料も全て燃やして自分の眼まで抉り取ってしまいました。

その頃にバレッタが生まれ、エリーゼが所持していた本を全部ディライト家に送って勉強させたのです。

黒幕を捨てるのに失敗しました88話の感想＆次回89話の考察予想

こんなサイコパス野郎が国のトップとかヤバすぎます。

皇帝の座が欲しいと思ったから実の両親や兄弟、守るべき民まで害した外道です。

なんの疑いもなく教えた錬金式の描き方や使い方が悪用される未来があると知っていたらエリーゼはきっと皇帝に教えなかったはずです。

人の命を皇帝はなんとも思っていないのでしょう。

だから人を弄ぶことに罪悪感も悲しみもありません。

ラグリスに至っては弁明の余地もないですね。

エリーゼのためを思い、行動を起こしたバレッタを逆手に取り、捕らえて錬金式を刻み込む手伝いをしたことをエリーゼが知ればラグリスを失望するはずです。

88話まとめ

今回は漫画『黒幕を捨てるのに失敗しました』88話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。

88話の内容をサクっとまとめると

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