
原作旭まあさ先生、漫画絢原慕々先生の作品・漫画「鉄壁の乙女」はピッコマで絶賛配信中です。
「鉄壁の乙女」75話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
ユリウスの姿勢に皇帝の器を見出すパール侯爵。
鉄壁の乙女75話の注目ポイント&展開予想
宮殿で起こった不幸な事故──と見せかけたカデリアのお遊び。
カデリア付きの執事をおもしろ半分で◯に追いやろうとするカデリアは、恐怖に歪んだ自身の執事の顔を見て素敵だと大はしゃぎ。
ノアの様子を見にオーウェンの家にいたミリアーナにも窓から落ちた執事の事故の噂が耳に入ってきました。
それと同時に多く知られていなかったカデリアの情報も入ってきます。
ユリウスは協力者となったパール侯爵に情報の共有と今後の方針を伝えていました。
鉄壁の乙女75話のネタバレ
宮殿で起きた事故
オーウェンの友人らが教えてくれた宮殿で起きたカデリア付きの執事が窓から落ちた事故。
窓から落ちた執事は本当はカデリアに想いを寄せていて、報われないことを嘆いて自決したと噂になっていました。
カデリアの経歴
近衛兵のオーウェンはカデリアと会う機会は多くなく、身の周りは専属の人間だけに任されていると教えられます。
カデリアは地方貴族の家柄で、ローズ家の養子になって都に来ています。
家柄のことで城での風当たりは強かったようですが、逆に国民には人気がありました。
ローズ家に養女として入ったカデリアは元は遠縁の娘。
都の社交界に出るようになってすぐ前皇后が若くして亡くなり、美しいカデリアを皇帝が見初めました。
パール侯爵との情報共有
ユリウスは前皇后の不審◯にカデリアの関与を疑っています。
横領の件だけでなくユリウスの母、前皇后の件まで関与している疑いがあると聞かされたパール侯爵は、今亡きブリジットの傍にもカデリアがいたと思い出し、さすがに偶然だと言い聞かせます。
ここ数日で横領の証拠と責任者のリストを作成していたユリウス。
国からの横領だけでは飽き足らず貴族の青年らを取り込んで貴族の財産も集めています。
彼らのターゲットリストの中にリリアンがいることにパール侯爵は身を強張らせました。
ターゲットは家督を継がない貴族の次男次女。
寄付の額によってサロンでの地位を与え、サロンへ依存させていました。
この程度の資料ではまたもみ消されること、軍も信用できないとユリウスは告げました。
方法は1つ、大衆に公表すること。
国家の問題として周知し、民衆の批判によって続けられない状況を作るしか解決の道はありません。
国や属する軍の不正を取り繕ったりしないただ正義のために真っ直ぐ立つユリウスに皇帝とはまた違う、頼もしい皇帝の器をパール侯爵は見出しました。
鉄壁の乙女75話の感想&次回76話の考察予想
カデリアの悪趣味な遊びは正直見ていられません。
命を軽く見すぎです。
カデリアがここまで狂った凶行に走らせる原因が全く見えないのでただただ人の命を弄ぶ悪女にしか見えません。
事実悪女なのでしょうね。
前皇后が亡くなったことにも関与している疑いがあることから、カデリアはちょうどリリアンと同じ年齢くらいからこのような凶行を繰り返していたことになります。
ブリジットが亡くなったのもカデリアの仕業で間違いないはずです。
一体カデリアがなぜこのようなことを繰り返すのか、国を滅ぼすようなことをしているのか、今後のカデリアの行動にも注目です。
75話まとめ
今回は漫画『鉄壁の乙女』75話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
75話の内容をサクっとまとめると
- カデリア付きの執事が窓から落ちた事故が噂となってミリアーナの耳に入ります。
- 地方貴族の家柄でローズ家の養女となったカデリアは城では風当たりが強く、逆に国民から人気がありました。
- 前皇后の不審◯にもカデリアの関与を疑っているユリウス。
- パール侯爵はユリウスに皇帝とは違う、皇帝の器としての姿を見出します。