原作Songiba先生、漫画Hwang bino先生の作品・漫画「大公家に転がり込んできた聖女様」はピッコマで絶賛配信中です。
「大公家に転がり込んできた聖女様」19話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
次期聖女候補ラヴィエンヌはひそかに聖女を手にかけようとしていて…!?
大公家に転がり込んできた聖女様19話の注目ポイント&展開予想
ラヴィエンヌの二面性
ラヴィエンヌは次期聖女候補として指名され、人々から称賛と尊敬の視線を集めていました。
謙虚で、そして優しく聖女らしいラヴィエンヌは皆の憧れです。
しかしその実、ラヴィエンヌは老婆である現聖女セスフィアに毒を盛っていました。
大公家に転がり込んできた聖女様19話のネタバレ
聖女を手にかける次期聖女候補
神殿の仲を歩くラヴィエンヌは、注目の的でした。
皆、次期聖女候補として指名されたラヴィエンヌに尊敬と憧れの視線を向けます。
ラヴィエンヌは聖女候補らしく微笑みながら、聖女セスフィアにあげるための薬を持って聖女の部屋を訪れました。
扉の前にいた神官はラヴィエンヌの善行と心の美しさを褒め、ラヴィエンヌは照れくさそうに謙遜します。
そして神官は思い出したかのように「例のもの」をラヴィエンヌに渡しました。
今日もよろしくと笑いかける神官に、ラヴィエンヌも笑みを浮かべて頷きます。
部屋の中に横たわるのは、老い先短い聖女セスフィアでした。
今にも天に召されそうなセスフィアは自分の死期が近いことを悟っています。
ラヴィエンヌはセスフィアがいなくなるなんて嫌だと涙ぐみ、縋りました。
セスフィアは微笑んでラヴィエンヌにお礼を伝え、ラヴィエンヌは悲しそうにしながら薬の準備をすると伝えます。
与える薬にこっそり混ぜるもの…それはさっき神官から受け取った毒でした。
名目上、聖女を楽にしてあげるための薬として、ブラオンス公爵が神殿と娘であるラヴィエンヌのために取り寄せてくれたものです。
ラヴィエンヌは無表情で薬にその液体を混ぜ、笑顔でセスフィアに薬の準備ができたと声をかけました。
セスフィアは笑顔でお礼を伝えます。
今日も全部、一滴も残さずに飲み干してくれと告げ、ラヴィエンヌは黒い笑みを浮かべました。
ヒヤシンスの急成長
一方エスターは、ドロシー経由でヒヤシンスの種をたくさんほしいと庭師にお願いしました。
まだ聖女の力が完全に覚醒したわけではありません。
これまでの経験上、完全に覚醒するのは早くて半年後でしょう。
しかし一株のヒヤシンスは爆速的に成長しました。
聖力は芽を生やそうとする生き物に最も大きな影響力を与え、ヒヤシンスは聖力に一番敏感な花です。
そのため、覚醒の進み具合を確かめるためにはヒヤシンスを裂かせるのが手っ取り早いとエスターは知っていました。
覚醒前は一度もヒヤシンスを咲かすことができなかったほど聖力が弱かったのです。
まだそんなに覚醒していないだろうというエスターの淡い期待を裏切るように、庭ではたくさんのヒヤシンスが満開を迎えてしまいました。
突然大量のヒヤシンスが現れたことに使用人たちは驚愕し、理由について話し合います。
その様子を木陰から見ていたエスターは真っ青になって焦っていて…!?
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大公家に転がり込んできた聖女様19話の感想&次回20話の考察予想
初っ端からラヴィエンヌがヤバい奴だというのは分かっていましたが、思っていたよりもヤバい奴のようです。
聖女を〇そうとしているのは、言うまでもなく自分がその座に座るためでしょう。
言葉は悪いですが、正直セスフィアの老衰具合を見る限りわざわざ毒を盛らなくても時間の問題だったと思います。
危険を侵してまでよくやるな…というのが正直なところです。
これが聖女候補だというのですから笑ってしまいますね。
本来の聖女であるエスターが、聖女の力の覚醒が早いことに焦っているというのがまた皮肉です。
このままではすぐに覚醒しそうで、これもまた過去の展開とは違ってきているようです。
19話まとめ
今回は漫画『大公家に転がり込んできた聖女様』19話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
19話の内容をサクっとまとめると
- ラヴィエンヌは周囲から次期聖女候補として注目を集めていて、寝たきりの老婆である聖女セスフィアの元へお見舞いに来ていました。
- 神官を通じてラヴィエンヌは父親であるブラオンス公爵から毒をもらい、セスフィアの薬に毒を混ぜて飲ませます。
- エスターは聖女としての力の覚醒が早いことに焦り、ヒヤシンスの成長具合から覚醒の進行度を確かめようとしたところ、大量のヒヤシンスが一気に開花してしまいました。