
原作鄭霧尼先生、漫画PPARIPPO(SOYMEDIA)先生の作品・漫画「悪女、最強の錬金術師になります」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪女、最強の錬金術師になります」63話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
裁判から3日…皇室の評判は悪化し続けていて…!?
悪女、最強の錬金術師になります63話の注目ポイント&展開予想
堕ちた皇室
皇室の悪評は高まるばかりでした。
偽の聖女を騙って国民を騙し、あろうことかその嘘を信じさせるために子供まで〇し、さらには他国の王女を〇害しようとしたのです。
その上その犯人を引き渡すよう要求したトリベリア側に対し、金を要求するという腐りっぷりでした。
そんな皇室の在り方に胸を痛めたシエナは、ある決意を固めます。
悪女、最強の錬金術師になります63話のネタバレ
アンドレアの帰国が迫り…
裁判が終わり、早3日が経ちました。
その間に罪人イジョルデを引き渡す対価として皇帝が金を要求したという噂が広まり、皇室の醜悪さを糾弾する国民の声が日増しに大きくなっていたのです。
当の皇帝は気にも留めず、大陸銀行の完済証明書を持ってきたら罪人の引き渡し、かつそれまでイジョルデを皇城監獄に収監するという条件を付けてきました。
送金には3日ほど時間がかかり、完済証明書が届くまでにさらに3日ほどかかるため、皇帝には約1週間の猶予があります。
結局フィテガー城にはラシェラだけが収監されました。
お金さえもらえれば死刑でも何でもいいのかと腹を立てて固いお菓子を貪るエバンジェリンにアンドレアは苦笑します。
もうそろそろアンドレアも国に帰らなければいけない時期でしたが、エバンジェリンと離れがたいアンドレアはいっそ国王なんか辞めてしまおうかとぼやきました。
苦笑して止めるエバンジェリンに、アンドレアは一緒にトリベリアに行く気はないかと尋ねます。
国民は心から彼女を歓迎するだろうし、全てをあげるから自分たちが生まれ育ったトリベリアへ帰らないかと手を握ったのでした。
きっとずっと彼が聞きたかったことですが、気を遣ってこれまで聞かなかったのでしょう。
しかしエバンジェリンは謝りました。
エバンジェリンの人生を選んだ時から、彼女の人生はここシャミユにあるからです。
アンドレアは寂しそうでしたがすぐに理解を示し、プレッシャーをかけてしまったことを謝りました。
今日の話はなかったことにしてほしいと頼むアンドレアに、エバンジェリンも頷きます。
毎日手紙を書くと約束するエバンジェリンに、アンドレアは嬉しそうに微笑みました。
シエナの頼み
一方カイデルの元には皇后から内密の書信が届きます。
手紙の内容に驚愕したカイデルは、すぐに皇后宮へ向かいました。
皇后シエナは過去を懐かしみますが、いつまでも過去に縛られているわけにはいかないとカイデルに伝えます。
シエナは不安げではありましたが、悲壮な決意を秘めた表情を浮かべ、帝国全域に真実を知らしめると宣言しました。
ソリマンダー皇室をこの手で終わらせるつもりなので、カイデルに手伝ってほしいと頼んだのです。
カイデルは目を見張ります。
皇妃と皇女を死刑台に上がらせる以上、腐敗した貴族を追い出して皇権を交代すれば全て正せるとカイデルは伝えました。
しかしシエナは正統な後継者であるクリスチャンが皇位に就くことは止めるべきだと答えて…!?
続きはピッコマで!
悪女、最強の錬金術師になります63話の感想&次回64話の考察予想
皇帝があんな態度ならそりゃ悪評も広がる一方でしょう。
クリスチャンが聖君だと大衆に思われているのがちょっと癪ですね。
謝罪として帝国側からトリベリアに金を積んでも良い事態だと思いますが…。
こんな人格破綻者が皇帝として君臨していたことに驚かされます。
そしてアンドレアの寂しそうな様子も胸が痛みました。
一回トリベリアに帰って王女の凱旋パレード的なものをやってから改めて王女としてカイデルとの婚約を結ぶという流れでも良かったと思うので残念です。
ただそうしたら逆にアンドレアがもっと寂しくなってしまっていたかもしれません。
シエナの決意にも芯の強さを感じさせられます。
ただ、さらなる急展開で終わったため、続きがますます気になります!
63話まとめ
今回は漫画『悪女、最強の錬金術師になります』63話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
63話の内容をサクっとまとめると
- 裁判から3日が経ち、皇帝がトリベリアに金を要求したことで帝国民から皇室は大バッシングを食らっていました。
- エバンジェリンはアンドレアからトリベリアに一緒に帰らないかと誘われましたが、帝国に残ることを選びます。
- カイデルは皇后シエナから内密の書信を受け取って皇后宮へ急ぎ、カイデルを前にしたシエナはソリマンダー皇室を終わらせたいと告げました。