
原作鄭霧尼先生、漫画PPARIPPO(SOYMEDIA)先生の作品・漫画「悪女、最強の錬金術師になります」はピッコマで絶賛配信中です。
「悪女、最強の錬金術師になります」61話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
クリスチャンに利用されてきたイジョルデの末路は…!?
悪女、最強の錬金術師になります61話の注目ポイント&展開予想
イジョルデの過ち
幼い頃から、イジョルデはクリスチャンの野望のままに利用されてきました。
イジョルデにとっては彼に従う他なかったのです。
しかしクリスチャンを盲信していたイジョルデは大きな過ちを見過ごしていました。
クリスチャンにとって、妹である彼女ですら駒にしか過ぎないということを…。
悪女、最強の錬金術師になります61話のネタバレ
イジョルデの地獄の日々
過去、クリスチャンは皇帝に、イジョルデの外見を整えてフィテガーに嫁がせるのはどうかと提案しました。
辺境のサスガ国王の後妻にしても良いと伝えます。
同盟の結束を強め、皇室の財政を潤すためでした。
クリスチャンの一言で、イジョルデの地獄の門は再び開かれます。
血生臭い地下牢に連れてこられたイジョルデは、皇女の美徳として自身の内面を磨くようクリスチャンに命じられました。
拷問器具や赤く光るポーションに耐えられず、イジョルデは戻してしまいます。
クリスチャンは彼女が吐かなくなるまで悪魔のポーションを飲ませ続けるよう部下に命じました。
拒否したら投獄しても良いと告げ、皇女宮は閉鎖されることとなります。
その後イジョルデは地獄のような日々を送りました。
それから三年してようやく皇女宮の門が開かれます。
それはイジョルデが社交界にデビューした日のことでした。
兄が自分を生かしておいた理由を、イジョルデはすぐに理解します。
帝国一美しい女性となってフィテガーに嫁ぎ、将来兄の皇権強化に協力することでした。
そのためにはまず社交界を手中に収めなければとイジョルデは決意したのです。
裁判
今、イジョルデは地下牢でブツブツと文句を呟きながら爪を噛んでいました。
そこへクリスチャンが現れてイジョルデに声をかけ、イジョルデは必死で彼に許しを請います。
クリスチャンは微笑み、ちょうど彼女の使い道を決めたところだと答えました。
それから間もなくして裁判が開かれます。
フィテガーとトリベリア王国は公開裁判を要求し、皇室にそれを拒否する口実はありませんでした。
罪人としてラシェラと並んで座ることになったイジョルデは屈辱に唇を噛みしめつつ、兄が助けてくれるはずだと自分に言い聞かせます。
自分は言われたことをやればいいのだとイジョルデは確信していました。
裁判が始まり、ラシェラは大人しく聖女詐称と王族〇人未遂の罪を認めます。
続いて裁判官からイジョルデに、ラシェラへの指示をした首謀者としての質問がありましたが、イジョルデは認めませんでした。
全てラシェラの独断であり、彼女を信じたことへの罪だけだとイジョルデはうそぶきます。
それを聞いていたラシェラは小さく笑いました。
その笑みを不気味に思いながら、イジョルデは否定を続けます。
そこへ証人としてクリスチャンが登場しました。
自分の無罪を証言してくれるはずだと信じていたイジョルデでしたが、その思いは裏切られ…!?
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悪女、最強の錬金術師になります61話の感想&次回62話の考察予想
普通に考えたら皇女と皇妃が揃って罪人として出廷している裁判なんて前代未聞だと思います。
その時点で皇室の権威が地に落ちたも同然というか、革命が起きてもおかしくないと思うのですが…。
イジョルデの過去を知ると、少し彼女への同情の気持ちも湧きました。
傍にいるのが人の心を持たないような兄であったことが彼女の不運でしたね。
でも、いざ社交界デビューを果たした際に自分がそれまでされて嫌だったことや内面を磨くという意味をしっかりと自分の中で理解できていれば傲慢な態度になることは決してないと思います。
むしろずっと閉じ込められて地獄のような日々を送っていたにもかかわらず、すぐに他人に対して傲慢に振る舞えるあたり、だいぶ頭がおかしい気がします。
ラシェラはもう自分が切り捨てられたと自覚しているからか大人しくしていましたね。
潔いようには見えますが、まだこの後何が起きるか分からないので心配です。
61話まとめ
今回は漫画『悪女、最強の錬金術師になります』61話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
61話の内容をサクっとまとめると
- 過去、イジョルデはクリスチャンによって悪魔のポーションを無理やり飲まされ、地獄のような日々を送っていました。
- 昔と同じように地下牢に閉じ込められていたイジョルデは、クリスチャンに許しを請いますが、彼から使い道を決めたと告げられます。
- その後開かれた公開裁判で、ラシェラは罪を認めましたが、イジョルデは罪を認めず、クリスチャンが証人として現れました。