原作Ellianyang先生、漫画CARROTOON先生の作品・漫画「走れ、メイル」はピッコマで絶賛配信中です。
「走れ、メイル」7話~8話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
メイルを面白がる皇帝…さらに皇帝にとっては楽しい出来事が続いて…!?
走れ、メイル7話~8話の注目ポイント&展開予想
メイルの恥
もしも皇帝がこの庭園に頻繁に来るというのなら…と、口を滑らせたメイル。
仮面をつけた男が皇帝本人とは知らず、メイルは無茶な約束をしてしまい、そして皇帝直々に庭園で声をかけられてしまったのです。
そして仮面の男と再会し、前転やら回転やら絶叫やらの責任を取らされることになったのでした。
皇帝にとっては面白くてたまりませんが、メイルにとっては生き地獄です…。
走れ、メイル7話~8話のネタバレ
借りを清算するメイル
メイルは昨日の自分の発言を恨みながら庭園に向かいました。
もちろん、謝罪の意味を込めて前転を3回、さらにその場で10回回転、そして真実の神様にお目にかかりますと大声で3回唱えるなんて訳の分からない約束のことです。
だいぶ恥ずかしいけれど国が滅びるわけじゃないし…とメイルは開き直って庭園に足を踏み入れます。
今日はいないだろうと思いきや、今日も仮面の男性は先に来ていました。
ギクッとして引き返そうとするメイルを男性は止めます。
メイルは債務者で自分は債権者だと告げたのでした。
借りを返せという言葉にメイルはヤケクソになります。
無表情で準備運動をして髪を束ねるメイアを、男性はニヤニヤしながら眺めて今の心境を尋ねました。
黙っていてくれと答えるメイルに、前転1回取り消しを餌に男性は答えを求めます。
メイルは渋々、以前ある請負業者から聞いた話を伝えました。
依頼の3割は過去の自分を〇してほしいというものだそうで、自分は今まさにそういう心境なのだと告げたのです。
それを聞いた男性は爆笑しました。
メイルは憮然として、見逃しても知らないと伝えて助走を始めます。
これからは軽はずみにありえない約束をするのはやめようと心に誓いながら…。
メイルは食堂へ
バンテルは皇帝が爽やかな笑顔を浮かべていることに困惑していました。
笑うことは大事だと微笑む上官を見て、正気ではなさそうなので煎じ薬を持ってこなければと内心思うバンテル。
しかしバンテルのおかげで面白いものを見れたという理由で、バンテルは突如褒美に有給休暇を与えられました。
バンテルは感激し、煎じ薬を保留することにします。
一方メイルは恥ずかしさに頭を抱えながら廊下を歩いていました。
自分か彼の記憶を消してほしいと願いつつ、曲がり角で誰かとぶつかってしまいます。
転んだ相手は銀髪の令嬢で、真っ青になってメイルに謝りました。
メイルは急いで怪我を心配しますが、まるで硝子細工のように華奢な姿に驚きます。
互いに謝り、平和的に別れました。
妃選びの候補かもしれませんが、ローズに腕を掴まれただけでも折れてしまいそうです。
食堂にやって来たメイルは、大勢の人で賑わっている様子に戸惑いました。
しかしあちこちに女性たちが集まっているので、派閥ができたことを察します。
食事は口実に過ぎません。
共通の敵を決めて同盟を結んだり、有望な候補者の取り巻きになったりしていて、小さな政界のようでした。
妃選びがどのようにして行われるのか知らなかったため、あの皇帝が直々に決めるのだろうかとメイルは疑問に思います。
これだけの予算を割いて妃選びをする意味も分かりませんが、メイルはひとまず祖国の安泰だけを考え、目の前の美味しい食事に集中することにしたのでした。
狼狽えるイジェリン
一方その頃、皇帝も庭園で昼食を取っていました。
向かいに座っているのは、朝メイルとぶつかった令嬢です。
彼女が皇帝を昼食に誘うのが珍しいことでしたが、もうしばらく会っていなかったからと令嬢は控えめに理由を伝えました。
令嬢は躊躇いがちに、妃選びに忙しそうだと皇帝に伝えます。
皇帝は頷きながらメイルの姿を思い出し、小さく笑みを浮かべました。
柔らかいその表情を見た令嬢は凍り付きます。
彼女…イジェリンは母を亡くした直後に父が借金を残して逃亡してしまい、親戚も誰も引き取ろうとしない中で路頭に迷っていたところを皇帝に迎え入れられたのです。
優しく親切な彼の態度を、イジェリンは愛情だと信じていました。
ところがそんな中で妃選びの話を聞き、イジェリンは愕然としたのです。
もしも皇帝が他の誰かに心を許すとしたら、自分が受け取った全てのものがどうなってしまうのか不安でたまりませんでした。
イジェリンは皇帝に、近々外出したいと願い出ます。
皇帝は頷き、念のため自分の護衛騎士を連れて行くよう答えました。
心配そうな声だとイジェリンは感じ、きっとこれからも今までと変わらないはずだと自分を励まします。
ツルツルの意味
その後皇帝は仮面をつけて庭園へ向かいました。
木の根元に座っているメイルの姿を見つけ、前転の恥ずかしさは克服したのかと内心微笑みながら近付きます。
メイルは木に羨ましいと話しかけていて、皇帝は思わず木の裏に隠れました。
花は綺麗ならそれでいいけれど、人は脳みそがツルツルならそうもいかないとぼやきます。
皇帝は必死に笑いをこらえました。
しかしぼやき続けるメイルの言葉から、あの時メイルが話していた「ツルツル」が肌のことではなく脳みそのことだったのかと気付き、笑いをこらえきれず爆笑します。
慌てて振り返るメイルの前で皇帝は腹を抱えて笑い転げて…!?
続きはピッコマで!
走れ、メイル7話~8話の感想&次回9話の考察予想
自分の発言は自分で責任を取らなければいけませんが…ちょっと笑ってしまいました。
本当に無茶なことを言ったものです。
ちゃんとその通りやるあたりはさすがですが、皇帝本人としては面白かったでしょうね。
他に類を見ない令嬢だと思います。
というか公爵令嬢でこんなに面白い人は他の作品でも見たことがありません。
そして皇帝がツルツルの意味を理解したのも面白いです。
ただイジェリンや他の妃候補たちの派閥など、妃選びについて周囲の状況も変わりつつあるようですね。
リエラとメイルの間にも絆が芽生えてきたようなので、今後どんな変化があるのか楽しみです!
7話~8話まとめ
今回は漫画『走れ、メイル』7話~8話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
7話~8話の内容をサクっとまとめると
- メイルは庭園で、渋々仮面の男の前で自分の発言通りの行動をとって恥をかきました。
- その後食堂へ向かう途中、メイルは見知らぬ華奢な令嬢とぶつかりますが、平謝りされて平和に別れます。
- 食堂では妃候補たちの間で派閥ができていましたが、メイルは祖国の安全と美味しい料理に集中しました。
- メイルとぶつかった令嬢イジェリンは候補者ではなく皇帝に置いてもらっている身で、皇帝と昼食をともにしていましたが、メイルを思い出して微笑む皇帝の表情に焦ります。
- 皇帝は仮面をつけて庭園に向かい、木に話しかけるメイルの言葉からツルツルという言葉の真意を悟って爆笑しました。