
原作see-ON先生、漫画iLue先生の作品・漫画「忠実な剣になろうとしただけなのに」はピッコマで絶賛配信中です。
「忠実な剣になろうとしただけなのに」42話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
カシュミルはアレクサンドロのことも過去に助けていたようで…!?
忠実な剣になろうとしただけなのに42話の注目ポイント&展開予想
原作と異なるアレクサンドロ
アレクサンドロは、原作では剣を持ったならず者と言われていました。
15歳でソードエキスパートになった後、兄と姉を亡き者にして17歳で王の座に就いたヤバい奴です。
かなりの暴君という設定だったはずですが、現時点では全く大人しいようで、暴君という記事すら美太ことがありませんでした。
実は、彼ともカシュミルは過去に接触していたのです。
忠実な剣になろうとしただけなのに42話のネタバレ
アレクサンドロはレオ!?
アレクサンドロは小説ではよくいる訳アリの厄介者でした。
第7王子として生まれ、王位継承権とは遠かった彼は日頃から冷遇され、王位継承権上位の兄姉からすれば蚊帳の外の存在だったのです。
しかし彼が12歳の時、第二王子が彼に刺客を仕向けました。
唯一の味方だった乳母の犠牲によってアレクサンドロは辛うじて難を逃れましたが、深手を負ってソラティネ帝国の路地裏に辿り着きます。
そして土砂降りの中アリアに出会い、アリアが彼の手当をするという伏線がある…べきでした。
しかしアリアはこれまで動物すら拾ってきたことがなく、ケガ人を放っておけずに助けていたのはむしろカシュミルの方です。
その時カシュミルは、13歳の時にレオという名の少年を土砂降りの中助けたことを思い出します。
当時12歳のレオは生意気で、カシュミルもややムキになったのでした。
カシュミルはこれまでのパターン…彼女が助けた子たちがみんなアリアのお相手候補だったという事実を思い出して青ざめます。
それならレオがアレクサンドロでもおかしくありません。
新聞でアレクサンドロの顔を確認したカシュミルは、やや姿が似ていて、レオーネというミドルネームからも、考えれば考えるほどアレクサンドロとレオが同一人物であるという結論に辿り着いてしまい、魂が抜けていきました。
酒場での出会い
カシュミルはその夜、ミールの扮装をして酒場で酒を煽っていました。
周囲ではミールじゃないかとヒソヒソ噂されていますが、気分転換にはちょうどよかったのです。
強い酒を煽りながら、アレクサンドロがレオだったと仮定してカシュミルは今後のことを考えました。
彼が昔のことを覚えていたら恨みを晴らそうとするかもしれません。
命の恩人ではありますが、彼をからかったり無理やり薬を飲ませたり、決していい思い出とは言えないはずでした。
別れる頃には仲良くなったと思っていましたが、それさえも油断させる作戦だったのかもしれません。
酒を飲んで忘れたい気分なのに、ソードマスターの身体ではいくら飲んでも酔えず、カシュミルは嘆きます。
しかしそこへ酒場に凶暴な気配が近付き、カシュミルはハッとします。
おそらくライナーと同じくらいの手練れでしょう。
入り口から入ってきたのはフードを被った男でした。
顔は分かりませんが、カシュミルの姿を見て口元に笑みを浮かべると、男はわざわざカシュミルの隣に座ります。
罠かナンパかと気を引き締めるカシュミルでしたが…!?
続きはピッコマで!
忠実な剣になろうとしただけなのに42話の感想&次回43話の考察予想
まさかエルやディディ、ライナーだけにとどまらず、アレクサンドロまでも過去に助けていたとは衝撃的です。
アレクサンドロはカシュミルの一個下のようなので、他の面々もカシュミルより年下なのでしょうね。
彼が原作と違うキャラなのは、原作と違う展開だったからでしょう。
原作でアリアに助けられたことをきっかけにアリアへの執着が始まったのなら、当然助けられたカシュミルに執着すると思います。
カシュミルはそれに気付いていなさそうですね…。
むしろアレクサンドロが自分を恨んでいると思っているようですが、少し手荒に助けてくれただけというだけで命の恩人をそんなに長期間恨む恩知らずな奴がいるでしょうか?
さらにだいぶ濃いキャラが出てくる予感です。
ここでシーズン1終了となったので、シーズン2の再開が今から待ち遠しいですね♪
42話まとめ
今回は漫画『忠実な剣になろうとしただけなのに』42話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
42話の内容をサクっとまとめると
- カシュミルは過去に助けたレオという少年がアレクサンドロと同一人物の可能性が高いことに気付きました。
- アレクサンドロの命の恩人ではありますが、彼に恨まれている可能性を考えてミールの姿で酒場で酒を煽ります。
- そこへ強い気配の男がミールに近付き、隣に腰かけました。