
原作macherie先生、漫画Cierra先生の作品・漫画「ベアトリーチェ」はピッコマで絶賛配信中です。
「ベアトリーチェ」54話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
質問ゲームでアレクが最後にクロエの核心をつくような発言をして…。
ベアトリーチェ54話の注目ポイント&展開予想
クロエの正体を知りながらも、それについて言及しないアレク。
彼は、クロエに申し訳ないと思いながらも、クロエの解放を先延ばしにし、今の関係性を維持したい気持ちが強いようです。
クロエは、「質問」と聞いて何を尋ねられるのかと強張っていたのですが、最初の2問が軽い内容だったので完全に油断。
そして最後の最後にクロエが恐れていた質問が来たのです。
ベアトリーチェ54話のネタバレ
願い事は未来に取っておいて
アレクは自分に「秘密」は無いかとクロエに尋ねました…!
自分はたくさんクロエに秘密を打ち明けていて、クロエにどんな隠し事があっても驚かないから教えて欲しいというのです。
クロエは、確かにアレクが他人に知られたくないようなことを知り得てしまったと感じています。
具体的には、不眠症の症状や恋愛的指向に関する事です。
優しくしてくれているアレクに、自分の正体を隠していることを申し訳なく思いながらも…。
今はまだ時期尚早だと思い、口を噤みます。
そして、クロエは質問に答えられなかった自分の負けを認め、アレクの願い事を聞き入れると話します。
アレクは、先に返答に詰まったのは自分だからと、クロエが先に願い事を言う番だと言いました。
そこでクロエは、今後、アレクを怒らせてしまうようなことがあれば、その時には許して欲しいと、未来の約束を提案。
いつか自分の秘密を打ち明ける時に、この約束を使う気なのでしょう。
アレクはそれでは取引にならないと言って…。
クロエが何をしても、自分が怒るようなことはないと断言したのです。
クロエはアレクの真剣な表情に、主としての責任感以上の何かを感じます。
対するアレクのお願いはというと、彼もまたクロエと同様に、何かあった時に「許し」を得ることでした。
クロエは、アレクを恨むことなどないと即答し、願い事は無効なので別のものを思いついたら言って欲しいと話します。
友人のよそよそしい態度
その後、次の領地を目指して山道を進む一行。
アレクは道中もクロエのことを気に掛けてくれて、クロエは会話の機会が以前よりも増えているのを実感します。
今夜の野営地が決まり、テントの準備に奔走する使用人たち。
クロエは、久しぶりにハイディーの姿を見かけて話しかけますが…。
ハイディーからは手を払いのけられてしまいました。
彼女は一人になりたいと言って何の説明もないまま、クロエと距離を取ったのです。
一風変わった誘い方
クロエがアレクのテントに夕食を運ぶと、アレクはクロエも一緒に食事を取るように言ってきます。
身分差によって気が引けてしまうクロエ。
すると、アレクはクロエは馬小屋に閉じ込められた時のことをまだ怒っているのかとションボリとした顔を浮かべて…。
許してくれるまで食事もいらないと言い出したので、クロエは仕方なく自分の分の食事も持ってくることに。
アレクはそれに味をしめて、同じ手法で朝食も一緒にするという約束を取り付けたのでした。
夜の用事とは?
夕食の後、アレクはクリスとの剣の稽古に行く支度を始めます。
すると、クロエは自分も外に出る用事があると言って、アレクに許可を求めました。
アレクが詳細を聞こうとすると、もじもじと恥ずかしそうにするクロエ。
薬草のことではなさそうだと察したアレクは、クロエが逢引きしようとしているのではないかと勘繰ります。
そして、高級そうな布を惜しげもなくクロエに渡し、通った道の木の枝に布を巻いて帰り道に迷わないようにしろとだけ言って…。
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ベアトリーチェ54話の感想&次回55話の考察予想
前回から続いていた質問ゲームについては、結果は引き分け。
しかも、両者とも同じような願い事を相手にして、お互いに無効だと言われています。
クロエの正体の秘密はアレクにバレていますし、アレクの罪悪感についてクロエが知ったとしてもアレクを責めるようなことはないと思いますが…。
2人とも相手の反応を気にして、言い出せずにいるのがもどかしいです。
クロエが夜に出掛けたいと言ったのはアレクの想像とは別のことなのですが、アレクはクロエが男と会うものと疑っている様子。
クロエに何があっても「怒らない」と言っていた割には、クロエに男性の影を見て余裕の無さそうな態度でした。
アレクは、クロエのことが気になって、後をつける可能性があるのでは…?
54話まとめ
今回は漫画『ベアトリーチェ』54話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
54話の内容をサクっとまとめると
- アレクに秘密を打ち明けて欲しいと言われるも、クロエは答えることができない。
- ゲームはお互いにペナルティを受けることになって、2人とも将来的な不安について相手に「許し」を得ようと考えた。
- ハイディーの様子がおかしく、気になってしまうクロエ。
- 夜に出掛けたいと話すクロエに、アレクはあることを疑って…。