
原作J00先生、漫画flangby先生の作品・漫画「黒幕の首輪を外したら」はピッコマで絶賛配信中です。
「黒幕の首輪を外したら」53話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
シリエナはイゲルツォを連れて気分転換。
バレエの演目は、黒魔術師と対立の物語で…。
黒幕の首輪を外したら53話の注目ポイント&展開予想
イゲルツォは、悪夢で何度も姉の身に起きた悲劇を見て、苦しんでいます。
シリエナは顔色が優れないイゲルツォのことを心配して、一緒にバレエを観ることに。
しかし、あるアクシデントによって、イゲルツォは姉の事件をより濃く思い出してしまったのです…!
黒幕の首輪を外したら53話のネタバレ
火事で放心状態になるイゲルツォ
バレエの有名な演目を観ている時に居眠りしてしまったシリエナ。
目を覚ました時には、驚きの光景が…。
客席で火事が起きて、バレエ劇団も観客もパニック状態だったのです。
イゲルツォはずっと起きていたのですが、彼は炎を見て固まっていました。
さらに、「まさか…」とうわ言のように呟きながら火の方へ向かって行こうとします。
シリエナはイゲルツォの目を覚まさせようと、彼の身体にしがみついて…。
2人ともその場に倒れこみます。
イゲルツォはシリエナと一緒だったことをやっと思い出し、脱出を急ぐのでした。
エルフの技術
イゲルツォは、シリエナとともに避難しながら、突然昔話を始めます。
自分の姉がエルフ族につたわる「禁書」を持ち出す大罪を犯したこと。
それを誘導したのが、現在の皇帝であること。
一連の騒動によって、皇室とエルフの間に大きな確執が生まれたことです。
今までは決して自分からエルフのことを話してこなかったイゲルツォ。
そんな彼が今回、シリエナに伝えようとしているのは、最近よく見る悪夢とも関係していました。
実はイゲルツォは好奇心で「禁書」の中身を見てしまった過去があるのです。
禁忌を犯したとして、記憶を消すために特殊な火を使った術を施されました。
そして、長らく忘れていた記憶が、今になって蘇り…。
禁書に、洗脳に関する記述があったことを思い出したのです。
原作では、アジェスターの洗脳の術は、メルフォルト公爵だけが知っていたとされていました。
しかし、イゲルツォの記憶が正しいとしたならば、皇帝は「洗脳」について知るためにイゲルツォの姉を騙したことになり、禁書を入手した皇帝がその内容をメルフォルト公爵に教えたという流れが導き出されます。
実際、メルフォルト公爵が洗脳のために使っているロウソクは、エルフしか知らない材料がふんだんに使われていました。
シリエナは、皇室とエルフの問題に自分の母親が関わっている可能性を突きつけられ、衝撃を受けます。
メルフォルト公爵の駆け引き
メルフォルト公爵は、「セバスチャン」宛てに手紙を出しました。
しかし、あえて皇帝から知りえた情報は伝えず…。
黒魔術師たちの勢力が弱まったところを、掌握するのが目的でした。
そして、マリナにはミハエルの動向を探らせています。
ミハエルが闇市場に行ったところまでは把握しているメルフォルト公爵。
シリエナについては、すぐにでも公爵家に連れ戻そうと考えていて…。
黒幕の首輪を外したら53話の感想&次回54話の考察予想
現・皇帝がエルフをたぶらかして手に入れた「禁書」の内容が明らかに。
皇帝とメルフォルト公爵が“特別な仲”であることも分かっています。
つまりは、エルフとの仲違いの原因を作ったのは、メルフォルト公爵かもしれないのです。
メルフォルト公爵は、皇帝がファシウスの一掃を図っている情報を「セバスチャン」には教えず、黒魔術師たちを弱らせようと企んでいます。
ミハエルが何かに気付いたことも察しているようで…。
ただ、ミハエルが行った闇市場で、シリエナがエルフを逃がして味方にしたことはまだ知られていない様子。
メルフォルト公爵によってシリエナの身動きが取れなくなる前に、イゲルツォの存在を隠し通しておくための策が必要でしょう。
53話まとめ
今回は漫画『黒幕の首輪を外したら』53話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
53話の内容をサクっとまとめると
- バレエの劇場で火災が発生。
- イゲルツォは燃え盛る火を見て、封印されていた過去を思い出した。
- エルフの「禁書」には、メルフォルト公爵が使う洗脳の術について書かれていて…。
- メルフォルト公爵は、ミハエルとシリエナの動きをチェックし、目の届くところに置こうと考える。