
原作Eunsoro先生、作画Team Happy gery先生、文DODOM先生の作品・漫画「主人公を救う運命です」はピッコマで絶賛配信中です。
「主人公を救う運命です」32話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
19歳になったアクセル。
アリアドネは、まだ正体を明かさずに彼のパトロンをしています。
主人公を救う運命です32話の注目ポイント&展開予想
アクセルはチェス協会でルークに昇進。
19歳となった今も、教会のコマとして働かされています。
しかし、アクセルは自分のマスターである「アドリアン・ブラック」に対して、ある考えを抱くようになっていました。
主人公を救う運命です32話のネタバレ
任務の意図
マスターの指示を受けてとある迷宮の跡地へと赴いているアクセル。
指示では、閉じた迷宮から遺物を取ってくるだけの簡単な任務だと思っていたのですが…。
実際には、目的地に近づくにつれてモンスターの数も増え、同行者たちが次々と命を落とす過酷な状況に。
今では、生存者はアクセルを含めた2人だけになっていました。
そんな2人の前にモンスターが現れて…。
アクセルはもう一人の騎士を下がらせると、「却火」をコントロールして一気に片をつけました。
これまでは他の人を巻き込む恐れがあったため、火を使ってこなかったアクセル。
騎士は、今回の任務の異常性を指摘し、簡単な任務だと嘘をついて自分たち“コマ”を捨てる気だとの見解を示します。
しかしアクセルは、マスターの意図が他にあると確信していました。
憎しみから感謝へ?
アクセルは、マスターであるアドリアン・ブラックに、憎悪を抱いていました。
“コマ”に過酷な任務を課し、処分をされるのも早かったからです。
アドリアンのコマの入れ替わりは激しく、長く滞在するのはアクセルだけでした。
ところが、昇格試験である事実が発覚します。
アドリアンはコマに自由を与えるために、与える任務を選んでいたと知ったのです。
難しい任務が与えられていたのもコマが解放されるための働きかけで、おかげでアクセル以外の騎士は自由の身となっていました。
他のマスターを持つ者たちからは、アクセルは自由が約束されているとして羨まれる存在だったのです。
それからは、今まで自分が受けていた待遇をあらためて考えるようになったアクセル。
そして、教育を受けていることや、貴重な贈り物までもらっていることが、ただの親切を越えていると感じるようになります。
極めつけは、任務の際に送られてくる手紙です。
手紙には困難を克服するためのヒントが書かれていて、いつもアクセルの成功を後押ししてくれています。
アクセルは、アドリアン・ブラックが他のマスターと違い、自分に多額の投資をしていると思うようになりました。
誰かから何かをもらったら、それが例え恩でも仇でも、きっちりとお返しをするよう父親から言いつけられて育ったアクセル。
アドリアン・ブラックによって生かされている命に感謝はしているものの、彼の目的が分からずに困惑しています。
一番、奇妙だと思っているのは、アドリアン・ブラックが一度も自分の前に姿を現さないことです。
任務はまだ途中
もう一人の騎士が、任務を降りたいと言ってきました。
このまま先に進めば命が危ないと判断したのです。
一緒に引き返そうと、彼に説得されるアクセルですが…。
主人公を救う運命です32話の感想&次回33話の考察予想
アドリアン・ブラックの正体はアリアドネであり、アクセルのパトロンとして名乗っている偽名です。
かつては、自分の命を弄ぶかのようなマスターの意向に怒っていたアクセルですが、別視点で自分の置かれた状況を見てみると、恵まれていることに気付きました。
しかし、本当の目的については隠されたままで、信用しきれずにいます。
ただ、アドリアン・ブラックによって課される任務が、自分を生かすためだというのは確信しているアクセル。
今回も危機回避のヒントの手紙を持っているでしょうし、例え1人になっても挑戦すると予測します。
32話まとめ
今回は漫画『主人公を救う運命です』32話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
32話の内容をサクっとまとめると
- 19歳になったアクセルは、チェス協会のルークとして任務にあたっている最中。
- 迷宮の跡地のわりにはモンスターが多発し、同行者は次々と命を落とす。
- これまでの経験から、マスターのアドリアン・ブラックは、自分を生かそうとしていると感じているアクセル。
- これ以上、先に進むのは止めておけと騎士に言われるが…。