原作先生Wheedrian先生、漫画先生のJONADAN先生の作品・漫画「暴れん坊のお姉様」はピッコマで絶賛配信中です。
「暴れん坊のお姉様」1話〜4話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります！
皇帝に従順で、弟に慈しみ深かったレジーナが暴れん坊宣言⁈
暴れん坊のお姉様1話〜4話の注目ポイント＆展開予想
エリアス帝国の皇女、レジーナ・B・アルペアはアルペアの最後の皇族。
婚約者だったヘルマンに反逆を起こされ、その隣に立つのは呪術師でした。
皇帝が亡くなったのも、一夜にして暴れん坊から騙されやすい『カモ』へと変わった弟の変化も全て呪術師の仕業です。
帝国の行く末を見届けさせるために生かそうとするヘルマン達に抵抗するレジーナが最後に賭けたのは初代皇帝の遺品。
15歳の頃まで回帰してきたレジーナはテオールよりも酷い暴れん坊になるため、恋に狂った暴れん坊になろうと決意します。
暴れん坊のお姉様1話〜4話のネタバレ
向けられる感情の違い
体が弱かった母はテオールを産んで亡くなります。
帝国法で産室に入れなかった皇帝は愛する妻の最期を看取れなかった罪悪感に耐えられず、産室にいたレジーナを恨む卑怯な方法を選びました。
テオールを恨まなかった皇帝の愛情はテオールの全てを黙認すること。
出来上がったのは立派な暴れん坊です。
婚約相手
レジーナ12歳、初めて皇帝の執務室に呼ばれました。
顔も見ずに一方的に婚約を命じられます。
お父様と呼ぶレジーナに「皇帝と皇女であって父と娘ではない」と突き放します。
婚約相手は帝国に存在する2つの公爵家のうちの1つ、スルヴェイグ公爵家のヘルマン。
皇帝と対立する家柄でもありました。
事の始まり
事の始まりはテオールの誕生日パーティーで起きた皇帝暗〇事件。
当時暗〇失敗と思われた企ては勘違いでした。
古代の呪術で作られた毒、『魔女の涙』が付着した刀で皇帝はかすり傷を負います。
すでに呪術と魔女は遠い昔にこの世から消えてしまった時代で、呪術に気づく方法もなく、確認する術もない毒を活性化できるのは作った呪術師が望んだ時だけ。
健康体だった皇帝はテオールが17歳になった夜亡くなりました。
初代皇帝の遺品で回帰してきたレジーナが絶対阻止すべきことは皇帝暗〇と反逆です。
暴れん坊の観察
弟よりも強力な暴れん坊になるためレジーナはテオールの観察を始めました。
観察した条件を書き出し、真似したくても真似できない暴れん坊ぶりに頭を抱えます
テオールの性格が変わったきっかけになった馬車転倒事故も呪術師が関係しているはずです。
事故も阻止して呪術師についての手がかりも探さないといけません。
レジーナのことを見下しているテオールは無遠慮に部屋に入ってきて傍若無人に振る舞い始めます。
ここ数日おかしい様子だったレジーナにもう1度自分の立場をわからせるためです。
観察を続けていたレジーナは新たに追加された暴れん坊になるための条件なら自分にもできると早速行動に移ります。
開き直るレジーナ
徹底してレジーナに無関心を貫き通してきた皇帝は、問題を起こしたレジーナと半べそかいているテオールと向き合っていました。
開き直った態度で平然と事実だけを言うレジーナに暴れん坊のテオールさえ呆気にとられます。
さすがの皇帝も頭を抱えました。
1人ではなく2人
回帰してみたら皇帝による不遇はただイラ立ちを募らせるものでしかないと気づきました。
母が亡くなったのも誰の過ちでもありません。
テオールが間違った道を歩んでいるのに気づきながら皇帝は沈黙を貫いています。
母を亡くした『可哀想』な子なのはテオールだけではなく、レジーナもまた同じ。
罪悪感に苛まれる結果になるのなら帝国法を破ればよかったのです。
帝国法を重んじている皇帝はその発言を咎めました。
父親を見限る娘
娘扱いしてくれないのならレジーナも父親扱いする必要はありません。
皇帝が皇帝である限りそれ相応の接し方はします。
すでに暴れん坊になると決めたレジーナは人道に反することは怖くないです。
レジーナには暴れん坊になると決めたのと同時に立てた目標があります。
テオールがカモになることと反逆まで止めたら首都を離れ、皇族の名も捨てるという覚悟。
レジーナを引き止めようとする皇帝に、一方的に婚約を言い渡されたときに言われた発言と同じことを言って突き放します。
暴れん坊のお姉様1話〜4話の感想＆次回5話の考察予想
過酷な経験しているレジーナは以前までの弱々しい皇女ではありません。
反逆に対抗するため自ら剣を握っていたので腕も立ちます。
テオールの暴れん坊ぶりが思ったより酷くてびっくりしました。
甘やかされて善悪が完全についていない暴君です。
テオールの暴れん坊ぶりをどこまで矯正していくのか、レジーナの暴れん坊ぶりもどこまで行くのか今から楽しみです。
皇帝は完全に毒親。
テオールをただ放置しているだけで愛情とはとても言えません。
結局皇帝は我が身だけがかわいいんです。
レジーナが一生懸命繋いでくれていたから残っていた父と娘の縁も、レジーナの手によって完全に切られてから自分が仕出かしたことに気づきました。
1話〜4話まとめ
今回は漫画『暴れん坊のお姉様』1話〜4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
1話〜4話の内容をサクっとまとめると
- 婚約者だったヘルマンと呪術師によって反逆を起こされました。
- 初代皇帝の遺品を使ってレジーナは15歳まで回帰してきます。
- 帝国法を重んじる皇帝は妻を看取れなかった罪悪感から逃れるため産室にいたレジーナを恨むようになり、代わりにテオールの行いは全て黙認するように。
- レジーナの婚約者、ヘルマンは皇帝と対立する公爵家でした。
- 事の始まりはテオールの誕生日パーティーに企てられた皇帝暗〇事件。
- テオールよりも強力な暴れん坊になるため観察を始めます。
- 娘扱いしない皇帝を父親扱いする必要はないと見限るレジーナ。
