
漫画KIM RAMU先生の作品・漫画「王冠のない女王」はピッコマで絶賛配信中です。
「王冠のない女王」1話~4話を読んだので、ネタバレ込みあらすじと次回の考察予想や読んだ感想を書き綴ります!
~定年を迎えた歴史学の教授西野一希は、娘の月那が書いたスマホのファンタジー小説の主人公デリアに転生してしまいました。突然若返って、読んだこともない娘の小説の中で生きていくことになった一希は・・・。
王冠のない女王1話~4話の注目ポイント&展開予想
定年退職を迎えた歴史学教授の西野一希、娘の月那からスマホのファンタジー長編小説を見せられました。
娘の月那の書いた小説「王冠のない女王」が漫画化され、今日からスマホで連載が始まったのです。
ヒロインは金髪で天涯孤独の美貌の少女デリア。
デリアがイケメン達と出会って・・・、と月那がベラベラと説明しだしますが、一希は興味がないので話を遮りました。
今日の一希の大学教授の退任式に娘の月那に来るようにブランド服を渡した一希。
月那は趣味じゃないと嫌がりながらもブランド服を着て退任式を見に来ました。
バス停でバスを待っている一希と月那。
月那のスマホに編集から連絡が着て、月那はなんと小説の中の貴族の階級を間違えて、最下位の男爵を最高位にしてしまったのです。
一希が教えてくれなかったからだと怒る月那。
一希は、そんなアホなミスをした自分の娘月那を笑い飛ばしました。
パニックになって泣き出した月那は、怒って走り出し、そこへバスがやってきたのです。
娘の月那を守るために自分も走り出てバスにはねられた一希は・・・。
王冠のない女王1話~4話のネタバレ
バスにはねられて亡くなった一希が目を覚ましたら・・・
娘の月那をかばって自分がバスにはねられた一希。
薄れゆく意識の中、目が覚めた時は道端で寝ていて、周りには奇妙な服を着た人達がじろじろ見ています。
すると、中世の騎士の鎧を身に着けた男が、賤民のくせにと怒鳴りつけてきました。
今の民主主義の時代に賤民って?と訳がわからない一希。
一希は、これはドラマか映画の撮影で、自分が邪魔してしまったのだと勘違いしました。
一希は若い金髪の少女になっていて
月那はどこかと探す一希ですが、騎士の鎧に映った自分の姿は、ウェーブの金髪の若い女性でした。
一希は、公爵の若い男性のマントを踏んだようです。
公爵だから許されるけれど、男爵様だったら処刑されていたと脅す騎士。
貴族の階級制度がおかしい世界?
一希は、公爵の方が男爵よりはるかに位が上なのに娘の月那と同じ間違いをしていると大笑いしました。
公爵を侮辱したと袋叩きにされる一希。
一希は、若い公爵の男に堂々と言い返し、一目散に逃げだしました。
一希は天涯孤独のトラブルメーカーのデリア
蹴られた体が痛む一希。
これは夢だと信じたいのですが、そこへ子どもの天使が現れて、一希は天涯孤独でトラブルメーカーのデリアだと教えてくれ、赤い目の男に気を付けるように伝えてきました。
まさかこれは娘の月那が書いたファンタジー小説の中?と気づいた一希。
大きな袋を背負って顔を隠した男が、デリアを追ってから助けてくれます。
あっさり開き直った一希
一希は、定年後は家で暇だと思っていたし、この世界で何とかやっていくしかないかと開き直りました。
体は若い少女なので、体力はあるし気力もみなぎっています。
この世界の言葉は日本語で大丈夫で、中世、近世のヨーロッパ時代っぽい設定。
間違えているけれど身分制度もあり、デリアは何も持ってない天涯孤独。
デリアが首のあたりを触ると、木のペンダントがありました。
これはお金にもならないし、まずこの世界の年代や地理、政治を知ろうとするデリア。
お金を稼ぐ手段を考えるデリア
デリアは生きていくためにお金を稼がないといけないと考えました。
街では、花を売っている少女たちが大勢います。
親切な少女ベルーチ
デリアは花を売っている少女に声をかけて自分も花を摘もうとしましたが、ここは自分達の場所だと追い払われてしまいます。
その時、ベルーチという少女が声をかけてきて、花を摘める別の場所を教えてくれました。
花売りの少女たちが多いので、手当たり次第に声をかけても無視されてしまいます。
デリアは、言葉巧みに話しかけて洋服に合わせた花を売ろうとして成功しました。
花の価格もこの世界の貨幣もわからないデリア
しかし、デリアは花の価格の相場も貨幣の種類も何も知らなかったのです。
結局花も売れず、今晩眠るところもないデリアは・・・。
王冠のない女王1話~4話の感想&次回5話~6話の考察予想
娘の月那が書いた長編ファンタジー小説の世界に転生してしまった一希。
さすが定年を迎える年のせいか、しっかりしていますよね!
小説やゲームの世界に転生してしまった場合、その小説やゲームのストーリーを主人公がよく知っているので、それを活かして有利に生きていく設定が多いのですが、一希(デリア)は、娘月那の書いた小説を全く読んでないので、ストーリーどころか、世界観も登場人物も何もわかりません。
しかし、娘と最後にケンカ別れした事を後悔して、娘が頑張って書いた小説の世界をこれから少しずつ理解していこうかとあっさり割り切る一希(デリア)がグジグジしてなくて面白いですよね(笑)
これからデリアがどうやってこの世界で生きていくのか、中身は大人(60歳)なので、豊富な人生経験と歴史学者の知識をうまく使って世渡りするのか、展開が楽しみです!
1話~4話まとめ
今回は漫画『王冠のない女王』1話~4話の注目ポイントやネタバレ、感想をご紹介しました。
1話~4話の内容をサクっとまとめると
- 定年を迎えた歴史学者の一希は、交通事故で亡くなり、娘月那の書いたスマホのファンタジー小説の中に転生してしまいました。
- 一希は、娘の書いた小説を読んだこともないので、この世界のことは何もわかりません。
- デリア(一希)として、何とかお金を稼ぐ手段を見つけてたくましく生きていこうとするデリア。